「入れるぞ」
肉棒が挿入された瞬間、花菜の腰は歓喜したかのように震え、花菜は満足そうな笑みを浮かべた。
「どうだ」
「お義父さん、続けてください」
「息子のぶんまで突くぞ」
義父が激しく腰を振ると、花菜の尻肉が卑猥に揺れる。旦那とのセックスでは見せない、激しい喘ぎ声を花菜は漏らし続ける。
「好きなとこに出してください」
「私の精子はまだ生きてるかもしれんぞ」
「そしたら、性格の悪い子ができちゃいますね」
「どうなっても知らんぞ」
そうしてその日、花菜は義父のタネを自分の中に受け入れたのだった。
そして翌日。
義父の部屋の扉の前で、朝食ができましたと呼びかける花菜。
「なぁ、花菜ちゃん。ちょっと入ってくれるか」
花菜は素直に義父の部屋の中へと入る。
「何でしょうか」
「昨日のことなんだが…」
「まさか謝ったりなんかしないですよね?」
花菜はそう言って、ベッドに座っていた義父の横に座った。
「中にまで出しておいて、一夜明けたら後悔して謝るんですか?」
私は後悔してないですよ、と花菜。そして、昨日が一番幸せだったと、笑顔で義父に伝える。
「違うよ、かなちゃん」
義父は真剣な表情で花菜に告げる。
「息子と離婚するなんてやめてくれ。離婚しないで私の女になってくれ。いや、なるんだ。私の女になってずっとこの家にいてくれ」
義父の告白にかなは微笑む。
「最低ですね」
「似た者同士だろ…違うか?」
「違わないです」
ふたりは見つめ合う。そして深い接吻を交わした。
「ふたりとも地獄に落ちるな」
「死んだ後のことなんて興味ないです」
そうして朝からセックスを始めるふたり。ふたりの表情は幸せに満ちていて、まるで新婚初夜のような情事だ。
「お義父さんのこれ、好き」
「花菜のここも最高だ」
「もうダメです。離れられませんよ、お父さん」
「離さないよ、花菜」
さぁ次はどうしてほしい、と花菜に問いかけた義父。
花菜は四つん這いになり、義父の方を振り向いて、笑顔でこう言うのだった。
「後ろから入れてください」
後ろから突いて欲しいという彼女らの願いは、ただ気持ち良くして欲しいという理由だけでなく、満足いかない現状をぶっ壊して欲しいという想いも含まれている。彼女たちは後ろから突かれるということで、内側に隠し持った本来の自分をさらけ出すことができるのだろう。愛とはまた違ったカタチの濃密な情交を味わえる作品だ。
■FAプロ『後ろから突いて!』