医食同源。食こそ生命の源なり――。ということで、精力みなぎるグルメをご紹介いたします。近頃何だか元気ないんだよな~なんて漏らしている貴方、お試しあれ!
三位一体で股間に襲いかかる4Pグルメ・レバニラ炒め
やっと涼しく眠れる季節になってきたが、朝勃ちしてますか? 酷暑の日々は食欲も失せ、あっさりしたものばかり食べていても、涼しくなると共に食欲も回復。まるで、夏に失ったミネラルを身体が欲しているようだ。
こってりグルメ=勃活グルメという訳ではないが、勃起に効果のある食材を調べてみると、
牡蠣、にんにく、山芋、うなぎ、アボカド、レバー…
って、ほぼこってり系の食材ばかりではないか!
とはいえ、毎日毎週、牡蠣やうなぎが食えるはずもなく、呑むついでに夕食ということも少なくないのが、イマドキサラリーマンのライフスタイル。
そんな時でも勃活食材をつまみながら呑めば精力復活! 酒はうまいしお姉ちゃんはキレイだ、ふぁーっふぁーっふぁふぁ~。
てことで、今回のテーマは、
「レバニラ炒め」
そう、誰でも知ってるアレだ。中華屋はもちろん、居酒屋だってあるところにはある。なんだったら、中華屋で飲めば必ず食べられる。そのレバニラ炒めには、どんな食材が使われているのかというと、豚レバー、ニラ、ニンニク、生姜、ごま油…っておいおい、勃活オールスターズじゃないか!
「えっと、ウーロンハイとニラレバ炒めね!」
いつもは行かないちょい高目の中華屋の円卓で、お姉さんに注文すると、
「レバニラにんにく炒めですね!」
って、訂正されちゃったよ。ニラレバでもレバニラでも、そんなのどっちでもいいっしょ? そういや中学生の頃、「ニラレバ炒め」が言えずに、「ニラベラ炒め」って言ってた同級生がいたな、なんてことを思い出しながらひとりニヤニヤウーロンハイをグビリ。すると、意外に早くやってきたよ、俺の「ニラベラにんにく炒め」。
「おー、そうかそうか、そうきたか!」
思わず見とれてしまうほど美しい緑と茶色。もやしの代わりに入っていたのは、ニンニクの大きなチップだ。なるほど、「レバニラにんにく炒めですねっ!」って、言い直すだけのことはある。
目の前に着皿しただけで漂ってくるにんにくの香りは、いやおうなしに食欲をかき立てる。そして、つやっつやに炒められた緑色のニラと、ジャストサイズに切り分けられた、少し厚めの豚レバー。「三位一体」という言葉は、今使わずしていつ使う!? (イマデショ)
いやいや、まだ目で楽しんだだけでまだ早い。どれどれ、見ちゃったあとは味を堪能させてもらうよとばかりに、薄い羽衣のように片栗粉を纏い、オイスターソースで味付けされた豚レバーを箸でつまみあげる。
ほーら見てごらん。この肉片の中に勃起効果のある亜鉛やタンパク質、鉄分がたっぷりつまってるんだぜ。くっついてきちゃったニラも、なにげにヒゲみたいでイケメンじゃないか。それをひと口で頬張ると…。
教えない。味の感想はまだまだだ。
さらに今度は、ニラをたっぷり添えて…。
「うま…」
まだ教えてあげない。でも、シャキシャキしたニラの食感がたまらんですわっ。そして最後に、豚レバーとニラをおいしいナイスカップルに仕立て上げた立役者、ニンニクチップを!
「ん~、食欲をそそる香ばしい香り。お姉ちゃん、ボクもうガマンできないっス!」
ニンニクチップをたっぷりとからませたニラ&豚レバーを口内に押し込む!
口から鼻にかけて抜けるニンニクの風味、そしてシャキシャキのニラの食感。そのあとに豚レバーのねっとりさっくりした食感と、全く臭みのない肉の風味が入ってくる。
「うままま~~い! お姉ちゃん、おいしいよ~!」
もやしが入っていないので水っぽさがなく、ニンニクの風味も強いので、なんか効きそうな感じがするする!
豚レバーとニラとニンニクとごま油を、ウーロンハイで胃袋の中に洗い流すように食べ進めていると、
「お待たせしました、ハマグリのお粥ですぅー」
お姉ちゃんが運んできたのは主食となるお粥。そう、何を隠そう今はお粥がブーム。チャーハンよりラーメンよりも糖質やカロリーが少なくて、たぶんきっとぜったいヘルシー。しかも、そのトッピングにはちゃんと勃活食材である貝類「ハマグリ」を選んだ。
こってり系レバニラにんにく炒めのあとは、さっぱりハマグリのお粥。濃厚でヘルシー、お腹も満腹。お姉ちゃん、明日は朝勃ちだ!
【レバニラにんにく炒めの主要勃活成分】
・豚レバー
豚レバーは栄養の宝庫で、鉄分、亜鉛、ビタミンB2が牛レバーや鶏レバーより多い。また、疲労回復効果が高いタンパク質も豊富。
・ニラ
ビタミンEや食物繊維などの栄養素が豊富。またビタミンAや葉酸も多く含まれていて赤血球の生産促進に効果ある。
・ニンニク
言わずと知れた勃活食材。アリシンは血管拡張、血行促進、食欲増進、抗菌作用に効果が大きい。皮膚や粘膜の健康維持に。