撮影とはいえ、犯される側の心が強くないと、最後まで耐えられないんじゃないかな…。私はこうされるってわかって役を作りこまないと多分できないです。
だから、由菜さんのタフさも伝わってくる作品なんですよね。大体の陵辱ものを観ていると、大抵の女優さんは疲れてしまってラストのほうはへばってしまっているんですよ。でも、由菜さんはむしろテンションが上がっていくタイプ。長時間ハメられ続けているんですが、最後まで体力が落ちないんですよね。かつ、迫真の演技を続けられるから本当にすごい。
女主導のレイプ、という新しい作品なんですが、由菜さんを犯し続ける男優さんがモブに徹しているところも良くて。そこは真咲監督もこだわったところらしいです。男が「犯したい」と思って犯しているんじゃなくて、あくまでれなさんの指示で「犯させられている」んです。「アンタだって由菜とヤりたいんでしょ? じゃあちゃんとヤってよ」って。本当、チンポ呼んで犯させたってレベル。
男が責める作品にはない、女が責めるからこそ生まれる怖さが漂っているんです。1回目のレイプの後、れなさんが由菜さんと一緒にジャグジーに入って「女子会なう~」って、無理やり仲良し風の写真を撮るんですよ。女性の監督だからこその発想ですよね…。
衝撃だったのが、まんぐり返しにさせられた由菜さんのアソコにシャンパンの瓶をぶっさして、抜き差しするシーン。一気に引き抜いたらアソコからシャンパンが「びちゃ~!」って噴き出すんですよ!
とことん犯されまくる由菜さんなんですが、途中から反撃をするんです。理不尽に犯されていることに対して、「それってアンタが悔しがっているだけだよね」「羨ましいだけなんでしょ。わたしのことが」って煽るんですよ。多分アドリブなんですが、突然の反撃にれなさんが言い返せなくて、言葉が詰まっちゃうんですよ。まさか反論されると思っていないから。
それで強気になった由菜さんは、じゃあ見せてやんよって感じで淫乱女になっていくんですよ。「もっと私のことめちゃくちゃにして!」って。お尻が真っ赤になるくらいスパンキングされたり、首絞めされたりして。最後のほうはメイクが崩れるほど、ぐっちゃぐちゃになっているんだけど、笑顔で犯されているんですよ…。
そして、最後は衝撃の結末を迎えます。ぜひ本編を観てほしいんですが、「女!」って言葉に尽きるラストです。女の因縁ではじまり、女の因縁で終わるという。女性監督だから撮れた作品だなって。
これ観た時、あまりのインパクトにオナニーの手が止まって、「どうなるんだ、これ…?」って次の展開が気になって画面に釘付けになってしまいました(笑)。観終わったときは思わずTwitterでつぶやいてしまったほど衝撃でした。
ツイートにも「みんな凄かった…」とあるように、由菜さんもすごいし、最後まで主張してこない男優さんもすごいし、れなさんも真咲監督もすごい。リスペクトが詰まった作品です。普段、陵辱AVは観ないという人にもぜひ観てほしい!
【美谷朱里】
生年月日:1997年4月15日
サイズ:T166・B83(E)・W58・W86(cm)
公式Twitter(@akari_mitani17)