――どういう官能小説を読みましたか?
永井:『LCスタイル』さんのちょっとエッチな官能小説をひとりずつ読みました。
TOMOKA:どっちもひとりエッチが題材の官能小説です。
永井:「私はいままで騎乗位が苦手だった」みたいな内容です。目隠しをしてお互いの朗読を聴くんです。だいぶエッチな内容でした。
TOMOKA:もうやりたくない。
――どうしてですか?
TOMOKA:恥ずかしかった。
永井:私はすごく楽しかった。
――TOMOKAさんは平気に見えそうですが?
TOMOKA:「そういうキャラじゃないし…」って思って、どうしよう、どうしようってなりました。
――官能小説は初めて読みましたか?
永井:プライベートではめっちゃ読んでいます。『LCスタイル』さんは大好きなんです。
TOMOKA:見たことはあるけど、朗読したことはないです。
――永井さんはどういうきっかけで読み始めたんですか?
永井:『LCスタイル』さんはエッチなマンガもあるので、そういうのも見たりしています。いちばんのお気に入りは、彼氏とエッチするとちょっとアソコが痛くなっちゃってツラいから、ひとりエッチで自分の身体を慣れさせるっていう作品です。初めて大人のオモチャを使おうとした瞬間に江戸時代にタイムスリップする話なんです。
――SF官能小説だ(笑)。AVと官能小説は違うじゃないですか。朗読してどう感じましたか?
永井:ある意味AVよりも生々しい。
TOMOKA:生々しかったり、イヤらしい言い回しが多いです。
永井:でも、品があって好きです。
――独特な漢字もありましたか?
TOMOKA:「布地」を「ぬのじ」って読んだら、「きじだよ」ってエロエロ大王に突っ込まれたんですけど、調べたら「ぬのじ」であっていたんです。「大王、おめえが間違ってるんじゃないか!」って思いました。「ぬのじ」もしくは「きぬじ」って読むらしいんです。
――そっち方面の漢字ですか(笑)。淫靡な漢字もあるじゃないですか?
永井:昔ながらの表現よりも、かわいらしい表現なんです。
TOMOKA:普通に読めました。
――有名な老舗の官能小説ではなくライトな感じだったのかな?
永井:そうです。「濡れた密壺」とかそういうワードは出てこなかったです。
――すぐに出てくるところがさすがですね(笑)。
TOMOKA:日常生活では使わないけど、知っているワードが載っていました。
――お互いの朗読を聴いてどう感じましたか?
TOMOKA:激しかった!
――おお! 永井さんは激しいタイプですか!
永井:きゃまたんはちょっと恥じらいがありました。エッチなことを言っていてかわいかったです。
TOMOKA:すみれちゃんの朗読は聴いていて耳がゾワゾワってしました。めちゃめちゃ喘いでいたんで。
――永井さんはそこまで再現したんですか?
永井:再現しました。
TOMOKA:あと、オモチャのモーター音の「ブ~ン」がガチで、その「ブ~ン」に近づけようとしている姿を見て笑いそうになりました。
永井:ははは(笑)。
――そういう表現ができるのはYouTubeならではでいいですね。ちなみにそのモーター音はどこまで表現したんですか?
永井:「私はディルドの電源をつけた『ヴヴヴヴン』」って感じです。
TOMOKA:いきなり! と思いました(笑)。
永井:ははは(笑)。
――このインタビュー記事で再現するのは難しいくらい迫真の演技ですね。
永井:「ウ」に「〃」です(笑)。
――「ブ」じゃないんですね。
TOMOKA:しかも「ヴ~~~ン」の「~」じゃなくて、「ヴ」が延々と続くんです。
永井:「ヴヴヴヴヴヴン」。
TOMOKA:それそれ!
永井:ははは(大爆笑)。
――細かい! ところでTOMOKAさんは恥ずかしかったみたいですが?
TOMOKA:だって人前で読むものじゃないし。
永井:その恥じらいがすごくかわいかった。
――でも、TOMOKAさんは普通にエッチな話はしますよね?
TOMOKA:エロ話と喘ぎ声は別ですよ。
永井:私はめっちゃガチで喘ぎ声が「あああ!」って感じなんですけど、きゃまたんは恥じらいながら「あっ、あっ」とか言いながら読んでいるのがめちゃくちゃかわいかったんです。
TOMOKA:ははは(笑)。私の官能小説の方が生々しいんです。本当にオナニーしているところを覗きこまれているくらいの声のトーンでしたので。
永井:オナニーの時、あんなにか弱い声を出すんだと思ってかわいかった。