【ネットナンパ】久しぶりの美形20代に大喜びも…アレが漂う股間に南無三!!

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Illustrate by ながおか

 舐めさせていただきたい。

 イイ女を見かけると、まず最初に思い浮かぶのがその女性のバター犬になっている己の姿なのである。

 次に想像するのは、その味と匂いだ。味と匂いに想いを馳せると、股間がギンギンになってしまう。

 そう、筆者にとってセックスとはクンニのことなのだ。

 チンポを舐めてもらったり、射精するというのはあくまでもついでのものでしかない。

 朝から晩まで舐めて暮らしたい…。これは比喩でもなんでもなく、文字通りの願いなのである。

 緊急事態宣言が行われる前の3月のこと。いつものように理想のアソコを求めてアチコチの出会える系サイトを巡回していると、気になる書き込みを発見した。


———————–
恥ずかしいけど、優しくされたいです…


今の職についてから2年近く経ちますが、正直ちょっと限界かも?

出会いもまったくなくて、エッチも全然してません。

時間もお金も余裕がないので、思い切ってサイトに登録してみました。

優しさに飢えているので、年上の男性に可愛がってほしいです。

今日の夜とか、新宿か池袋あたりで待ち合わせするのはどうでしょう?

カテゴリー:
スグ会いたい

投稿時間:
2020-03-2* 18:29:55

ナヨ

地域 東京都
年齢 24歳
———————–


 筆者が長年愛用している【PC★MAX】の“スグ会いたい”掲示板で見つけたこの書き込み。

 サイトに登録したばかりだというこの女性の誘いに乗ってみることにした。

 

———————–
初めまして、ナヨさん。

都内の会社員、ショーイチ・39歳です。

先ほどナヨさんの書き込みを見ました。

優しいくらいしか取り柄のない私ですが、ナヨさんと楽しい時間を過ごしたいです。

今日の夜はずっとヒマしてるので、待ち合わせは何時になっても大丈夫です。

あ!

お返事もらえたら私の写メを送りますね。

それを見てもらってからで構わないので検討してもらえたら嬉しいです。

では!
———————–


 こんなファーストメールをポチっと送信。

 すると、数分もしないうちにナヨちゃんから返信が届いた。

 出会える系サイトを使い始めた当初は、こうも簡単に返信をもらうことができなかった。何度も試行錯誤を繰り返し、ようやくたどり着いたのが“こちらの写メを餌にする”という作戦だ。

 こうしたサイトでは、ほとんどの男性ユーザーは顔写真を公開することなく女性を物色している。

 だからこそ、こちらから積極的に写メを公開するのはかなり有効な手段なのだ。

 とは言っても、顔面偏差値Fランクの筆者は世間様に堂々と晒せるような容姿を持ち合わせていない。

 そこで、「返事を貰えたら写メを送る」という条件を提示して、返信率を上げている。

 いささか卑怯な方法だが、このテクニックはとても有効だ。出会える系サイトでなかなか返信を貰えない男性は、騙されたと思って一度試してみることをオススメする。

 ナヨちゃんとはすぐに話がまとまり、新宿で待ち合わせすることとなった。

 約束の5分前に到着した筆者は、いつものルーティンを開始した。

 道行くブスやデブを脳裏に焼き付けるというもので、このコラムの愛読者の方ならご存知だろう。

 こうすることによって脳内に免疫ができ、少々のブスやデブがやって来ても動じないメンタルを手に入れることができるのだ。

 そんな作業をしていると、あらかじめメールで聞いていた通りの服装をした女性を発見した。


おっ! 今日は久しぶりのアタリだッ!!


 ナヨちゃんの体型はスレンダーで、オッパイの大きさには期待できそうになかった。

 しかし、顔が筆者の超タイプだったのだ。

 女優の坂井真紀の若い頃に似た感じで、意志が強そうな性格だと推察できた。

 ちなみに、坂井真紀に似た名前でよく混同してしまいがちな女優として、サカイミキ、ミズノマキ、ミズノミキが挙げられる。

 筆者もよく間違えてしまうのだが、この4人の中ではダントツで坂井真紀がタイプなので彼女だけは間違ったことがない。

 ウキウキ気分でナヨちゃんに近づき、優しそうな声色を意識して挨拶する。


「こんばんは、ナヨちゃんだよね?」

「あ、はい」

「サイトで約束させてもらったショーイチだよ。今日はよろしくね」

「お待たせしちゃってごめんなさい」

「ん? 全然待ってないよ。まだ約束の時間になってないと思うよ」

「それなら良かったです」


 少しばかり感動してしまった。「お待たせしちゃってごめんなさい」なんていうセリフを聞いたのはいつぶりだろうか?

 出会える系サイトの場合、どうしても女性のほうの立場が強い。確かに数多くの女性が登録しているものの、それを遥かに超える男性ユーザーが存在しているからだ。

 だから、控えめな態度で下手に出てきたナヨちゃんに驚かされた。

 まぁ、これも彼女が出会える系サイトの初心者だからかもしれない。まだサイトの仕組みも、女性のほうが有利な立場にあるということも理解していないのだろう。

 

「それよりも俺みたいなので大丈夫かな?」

「え? 何がですか?」

「嫌だと思ってたら、遠慮なく断ってくれていいんだよ」

「え?」

「ほら、実物の俺って写メよりずっとエロそうでしょ? 絶対に怒ったりしないから無理しなくていいんだよ」

「そ、そんなことしません。いただいた写メ通りで優しそうだし…」

「駄目だよ。そんな簡単に相手を信用したりしたら。自分の身を守るために、もっと慎重にならなきゃ」

「そういうものなんですか? でも、ショーイチさんは変なことしませんよね?」

「うん! エッチなことはたくさんするけど、ナヨちゃんが嫌がる事は死んでもしないよ」

「し、死んでもですか?」

「うん。もうなんとなく分かってるでしょ? 俺がMってことが」

「そ、そうですね。Sっぽい感じじゃないのは分かります」

「だから、今日は女王様の気分でいてくれればいいよ」

「じ、女王様ですか?」

「あ! 誤解しないでね。痛いのとか汚いのとか、そういうSMチックなプレイには興味ないからさ」

「フフ、安心しました」

「それじゃあ、このままホテルに向かうってことでいいかな?」

「はい。もちろんです」


 こうしてホテル街に向かうこととなった。その道中、彼女との距離を縮めるべく世間話を行う。


「ナヨちゃんの今の職場って出会いが全然ないの?」

「はい。本当に全く何もないんです」

「不思議だなぁ。もし俺の職場にナヨちゃんみたいに綺麗なコがいたら絶対に放っておかないのに」

「そ、そんなことないですよぉ。アパレルに勤めてるので、職場と家の往復だけで余裕がないんです」

「アパレル系のお仕事なんだ。でも、お客さんに男性もいるでしょ?」

「女性向けのブランドなので、お客様も女性がほとんどなんです」

「なるほどね。それじゃあ確かに出会いは少なそうだね」

「はい。家も遠いので、ゆっくり遊ぶ時間もなくて…」

「実家から通ってるのかな?」

「はい。片道1時間もかかるんですよ」

「大変そうだね。でも、一人暮らしじゃないだけまだマシなのかもね」

「そうですね。あんまりお給料も高くないから、一人暮らししている人はもっと大変そうです」


 出会える系サイトではアパレル勤務の女性と出会う機会が非常に多い。彼氏を作る余裕がないので、手っ取り早く性欲を発散させるための手段として利用しているのだろう。

 過去に何人ものアパレル勤務の女性と遊んでいる筆者だが、当然その事は口に出さない。


「じゃあ、今日は日頃のストレスを発散しちゃっていいからね」

「え?」

「俺の事を奴隷みたいに扱ってもいいんだよ。普段接客で疲れているだろうから、今日は自分の好きなようにしてほしいな」

「そ、そんな風にできないですよぉ」

「ちょっと大げさだったね。でも、今日はナヨちゃんの召使いになる気満々だから、遠慮しないでね」

「フフ、分かりました」


 坂井真紀似のナヨちゃんに虐げられている自分の姿を想像し、股間がギンギンとなってしまった。

 そんな会話をしているうちにお目当てのホテルに到着。無事にチェックインを終え、個室でふたりきりとなる。

 ここからはギアを変え、エッチな話題にシフトしていく。


「ね、ナヨちゃんはどんなエッチが好きなのかな?」

「え? そ、そんな事聞くんですか?」

「うん。だって聞かなきゃ分からないもの。恥ずかしいかもしれないけど、これだけは教えてほしいな」

「そ、そうですねぇ。優しくしてくれればそれで十分です」

「もう少し! もう少しでいいから具体的に教えて」

「もっとですか? は、恥ずかしいですよぉ」

「恥ずかしいことなんてないって。だって、今からふたりで裸になってもっと恥ずかしいことをするんだよ」

「で、でもぉ」

「じゃ、ひとつだけ教えて。どんな愛撫が好きなの?」

「あ、アソコを舐めてもらうのが好きです…」

「ありがとう。これで安心したよ」

「え?」

「俺はアソコをペロペロ舐めるのが大好きなんだ。だから今日は思いっきり舐めさせてもらうね」

「は、はい。でも、強く舐められるのは苦手なんです」

「当たり前だよ! 女の子のアソコは繊細だから優しく優しく舐めるのが当然でしょ」

「あ、ありがとうございます」


 顔を真っ赤にしながらクンニされるのが好きだと教えてくれたナヨちゃん。

 やはり男性慣れしていないのだろう。彼女にしてみればかなり勇気がいる告白だったに違いない。

 その勇気に報いるためにも、全力でクンニしてさしあげなければなるまい。


「何時間でもペロペロするから、ゆっくり楽しもうね」

「そ、そんなに舐められたら変になっちゃいそうですよぉ」

「そ、そうだね。でもそれくらいのつもりでクンニさせてもらうね」

「は、はい」


 その後、別々にシャワーを浴び、ベッドインすることとなった。


「少しだけ部屋を暗くしようか?」

「は、はい。お願いします」

「でも真っ暗にすると何も見えなくなっちゃから、少しだけね」


 先に部屋を暗くすることを提案したのは、主導権を握るためだ。

 本当ならナヨちゃんの可愛い顔を見ながらエッチしたかったが、ある程度は妥協してあげるのが礼儀というものだろう。


「それじゃあ、肩の力を抜いて」

「は、はい」

「さっきも言ったけど、絶対にナヨちゃんの嫌がることはしないから安心してね」

「はい」

「もちろんコンドームで避妊もするから、何も心配しなくていいからね」

「フフフ」

「ん? 何かおかしいこと言ったかな?」

「い、いえ。こんなに優しくされたことなかったから、ちょっと不思議な感じです」

「え? まだ何もしてないのに?」

「だって、会ってからずっと私を安心させようとしてくれてるじゃないですか? すごく嬉しいです」

「それはね、俺がスケベだからだよ。緊張している女の子とエッチしても楽しくないからさ」

「そういう風に考えられるのがいいんですよ。おかげさまで今は緊張してないですよ」

「じゃあ、ゆっくりとリラックスしながら楽しもうね」

「はい♪」


 軽めのキスから徐々に舌を使いだす。すかさずナヨちゃんも舌を絡めてきて、あっという間に濃厚なディープキスとなった。

 

ムチュ、くちゅ、じゅるる…


 唾液を交換しあう淫らな音が響く。


バッチン、バチチン!!


 愚息が暴れ始め、ナヨちゃんの下腹部を叩き始めた。


「し、ショーイチさんって元気なんですね」

「当たり前だよ。ナヨちゃんみたいに可愛いコとキスしてるんだから、興奮しなきゃ逆に変だよ」

「や、やだ。か、可愛くなんかないです」

「お世辞じゃないよ。本当にそう思ってるからチンチンがこんなに暴れてるんだよ」


 お次はオッパイ愛撫だ。

 ナヨちゃんのスレンダー体型に相応しいBカップの小振りサイズだ。乳房と乳輪をそっと舐めてから、乳首に吸い付いてみる。


「あぁぁ、そ、それ、気持ちいいです!」


 返事をする代わりに吸い付く力を強めてみる。


「あ、あぁ、そ、そう、それ好きですぅぅぅぅ!!」


 どうやら完全にスイッチが入ったようだ。ここまで辛抱強く彼女の緊張をほぐしていたおかげだろう。

 片方の乳房を優しく揉みしだきながら、黙々と乳首を舐めまわす。

 終電まではまだかなり時間があるので、焦らずにゆっくり愛撫するつもりだった。

 しかし、ここでナヨちゃんの下半身が反応してきた。


チュプクチュちゅん…


 彼女が太ももをモジモジさせる度に、ワレメ辺りからエッチな音が漏れてきたのだ。


うーん、悩みどころだ…


 初対面の女性のマンコへのファーストタッチは“舌”でするというのが筆者のこだわりだ。

 どの程度濡れているのか手マンで確認したかったが、グっと我慢。

 その後、たっぷりとオッパイを愛撫し終えてからいよいよクンニの体勢に移行する。


づプぅぅぅんッ!


 彼女の股座に潜り込んだ途端、異臭を感じた。

 空調のせいなのか? トイレのドアでも開いていたのか? それとも…。

 実は既に理由が分かっていた。

 その答えと対峙するのが怖くて、他の理由を探そうとしていたのだ。

 だが、事実は曲げようもない。


その悪臭はマンコから放たれていたのだ!!


 1週間近く掃除をサボっていた浴室の排水溝。それを彷彿とさせる異臭である。

 生理の周期によってマンコが鉄臭くなるのはよくあることだ。

 しかし、ナヨちゃんのマンコが放つ異臭はそれとは全く別物だった。

 少しでも匂いを誤魔化すために鼻呼吸を止め、口呼吸に切り替える。


南無三!


 奇跡が起きることを信じながら、愛液でヌメヌメと光っているクリトリスに舌をつける。

 

に、ニガぁぁぁぁぁッ!!


 ザリガニの背中を舐めたらこんな味がするのかも? そんな苦さだった。

 臭いだけならまだ我慢できただろう。また、苦いだけならなんとか耐えられたはず。

 しかし、ナヨちゃんのマンコは臭くて苦いという二段構えだった。

 どんなマンコでも舐められると豪語している筆者だが、クサマンとニガマンの両方を兼ね備えたマンコだけは駄目だ。

 「何時間でもペロペロするから、ゆっくり楽しもうね」と言ってしまった事を大後悔。しかし事ここに至ったら、舐めるしかない。

 まず顔面をマンコに密着させる。鼻を恥丘に密着させ、口を大きく開く。マンコからの異臭が鼻に届かないようを上唇でブロックする。

 そして、塩分濃度の高い梅干しを思い出し、たくさん唾液を分泌させる。その唾液で舌をコーティングして、可能な限り味を感じないようにする。

 この方法なら、臭くて苦いマンコであってもなんとか舐められる。長年の経験から編み出した筆者の奥の手だ。

 いつもなら相手の反応を探りながらクンニする筆者だが、そんな余裕もなかった。

 ただただ無心でクンニを続けることしかできなかった。

 なんとか10分近くクンニをしたものの、濡れれば濡れるほど匂いと味がキツくなった。


もう限界だ!


 こんな苦行をしていたにもかかわらず、息子がギンギンとなっていた。相変わらず節操がない。

 手マンしようかと一瞬迷ったが、指に匂いが染みつきそうで断念。


こうなったら、あの手しかない!


「もう我慢できないから、入れさせてね」


 クンニが嫌で止めるのではなく、挿入したいから渋々クンニを止めるというスタンスを取ることにしたのだ。

 彼女の返事を待たず、コンドームを装着。そして正常位で挿入を開始する。

 可愛いコが相手だと、ディープキスしながら腰を振りたくなる。

 しかし、ナヨちゃんのマンコを舐めたせいで筆者の口は間違いなく異臭を放っているはず。そこで、上半身を起こして顔をできるだけ彼女から離す。

 マンコの締まりは十分だったので、すぐに発射の前兆がやってきた。

 ピストンしながら「そろそろイキそうだよ」と告げると、「だ、駄目っ! まだイカないで!!」と駄目出しされてしまう。

 さっさと射精したかったが、ピストンの速度を落としてチンピクを開始する。

 5分近くチンピクで誤魔化してから、再び「もう限外だよ」と告げる。


「つ、突いて! 激しく突いて!!」

「う、うん」


 ナヨちゃんの指示に従い高速ピストンを繰り出す。


「あ、アッ、い、イキそうぅぅぅぅぅぅ!!」


ギチチチチチっ!


 雑巾を絞るような感じでマンコがミリミリとチンコを締め上げてきた。

 もうこれ以上は我慢できない。


ふぅ。


 なんとか無事に射精することができた。

 コンドームを着けていたものの、キンタマに悪臭がこびりつきそうだったのですぐにチンコを引き抜く。


「それじゃあ、帰る準備をしようか?」


 そう彼女に告げ、シャワーに行くよう促す。

 ナヨちゃんと入れ替わりで筆者もシャワーを浴び、念入りに顔とチンコを洗う。


「あ、あのぉ」


 こちらが着替えている最中に、ナヨちゃんがスマホを片手に持ちながら話しかけてきた。


「ん? どうかした?」

「よ、良かったらまた会ってくれますか?」


 射精と同時にこちらの態度が冷たくなったことに気づいていないのか?

 臭くてニガいマンコなので、今までちゃんとクンニしてもらったことがないのだろう。それゆえ、筆者のクンニを気に入ってくれたのかもしれない。

 だが、賢者モードに突入している筆者の答えはNOだ。


「じゃあ、またヒマになったらサイト経由でメールするね」


 そう返答するのが精いっぱいだった。

 今でもあの匂いと味を思い出すだけで不愉快な気持ちになってしまう。ナヨちゃんに罪がないのは百も承知だが、こちらから彼女に連絡することは絶対にないだろう。

 顔がタイプだっただけに実に残念だ。

(文=所沢ショーイチ)

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