――今後はネット配信を含めこのライブハウスが生き残る手段は考えていますか?
吉永:何もできない、お手上げだっていうスタンスではなくて、いまある機材を使ってひとつでもいいからやれることを探し続けないといけないです。一回、止まったらレフカダ新宿も終わってしまうじゃないですか、とにかくいまやれることを探し続けています!
もちろん失敗もあると思いますし、やらなければよかったと思うこともあるかと思います。でも、とにかく前向きにトライし続けること! そうするしか生き残れないと思います。
――生のイベントが再開されたら、その経験も活かされそうですね。
吉永:YouTubeを使った配信の経験を活かして、企画に取り入れたり、ライブ後に打ち上げの様子を配信できたり、地方の視聴者にも見せられたりします。いまは配信の勉強をしている時期なのかなと思っています(笑)。
――前向きな姿勢ですばらしいです。その勢いだとアフターコロナの先に見えるものもあるのではないですか?
吉永:生でライブができる光景が当たり前だと思っていたんですが、それが当たり前ではなくて、そのこと自体が貴重だと感じました。だから、ライブができる、お客さんが来てくれる、応援してくれることをゼロから大切にしたい。出演者、お客さんひとりひとりを大切にしたいです。
新型コロナが収束したら、会場に来て下さるお客さんを本当に大切にしなきゃっていう思いだけです。ビジネス的には配信ができるようになったので、その仕組みも入れていくとは思います。あとはギンギン♂ガールズのメンバーがすごく団結して、自主的に自宅でPVみたいな映像を作ってみたり(動画はコチラ)、#メイキットの新垣智江ちゃんがパラパラ漫画でオリジナル曲のダンスを表現したりと、各グループが頑張っています。
――今回の危機的状況を経験して女優も成長していますか?
吉永:そうです。先日、夢乃美咲ちゃんがソロライブを5時間6分7秒やりきったことはすごくて、マラソンを一緒に走っている感じです。他の出演者も生配信に自宅から出演してくれたり、ライブ配信アプリで配信したりと、みんなから何かできないかなあという思いを感じました。だから、早くライブをしたいです。
――明るい未来が見えますね。
吉永:私たち、裏方が止まったら終わりだと思っています。新型コロナが収束した後は、新型コロナ以前にも増してすごく楽しみなライブやイベントができるのではないかと思っています。やるしかないです!
■レフカダ新宿がこれまで配信した主な番組は↓↓↓
(写真・インタビュー=神楽坂文人/公式Twitterはコチラ)