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筆者の打率は非常に低い。
今まで、出会える系サイトで1000人以上の女性とセックスしてきたが、セフレ関係に発展できたケースは20人程度だ。たったの2パーセントでしかない。
まあ、無理もないだろう。
貧乏で不細工で早漏で短小という大きなハンデを背負っていて、人望の欠片もないからだ。
清潔感を心がけ、太り過ぎないよう自己管理しているものの、努力だけでは補いきれないのである。
しかし、打率が低いことによるメリットも存在している。
限られた女性に時間をかける必要がないので、浅くて広い出会いのチャンスがあると言える。
うん。これでいいのかもしれない。というか、これしかないのだ。
これからも「セフレを作るぞ!」と気負うことなく、一期一会のセックスを楽しみたいと思う。
今回はコロナ騒動が過熱する前のお話をさせていただく。
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新宿あたりで会えませんか?
生理が近いのでムラムラがヤバいです(汗)
今からさくっと新宿あたりで楽しめる方いませんか?
ちょいポチャ体型なので、スリム好きやギャル好きの人はごめんなさい。
とりあえずメッセージ待ってます(ハート)
2月0*日20時48分
受付メール数:0/5
♀サヤカ
24歳
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いつものようにアチコチの出会える系サイトを巡回していると、筆者愛用の【イククル】でこんな書き込みを見つけた。
このサヤカちゃんという女性が書き込んでから既に10分以上経っていたが、まだ誰からも反応はないようだった。
スルーされている理由はふたつ。まず時間帯の問題だ。平日だろうが祭日だろうが、18時から21時の3時間は最も女性の書き込みが集中する時間だと言える。それゆえ、見過ごされていた可能性が高い。
そしてもう一つの問題は、自称「ちょいポチャ」であること。
多くの男性は既に学習済みなのである。自称「ちょいポチャ」がとても危険だということを。
我々男性が考える「ちょいポチャ」と、女性が自称する「ちょいポチャ」には決して越えられない大きな隔たりが存在している。
多くの男性は、デビュー当時の河合奈保子チャンや10代のころのフカキョンのような体型を「ちょいポチャ」だと思っているのだ。
しかし、いざそういう女性と待ち合わせした際、ゆりやんレトリィバァのような体型のコが現れて絶望を味わってしまうのだ。
そんな経験を持つ男性は少なくない。それゆえ、自称「ちょいポチャ」は敬遠されがちなのである。
だが、筆者はそんな地雷原に飛び込むのを恐れたりはしない。
もしかしたら、正真正銘の「ちょいポチャ」かもしれない。若い頃のフカキョンみたいにムッチムチでエロいボディの持ち主の可能性だって微粒子レベルで存在しているはずだ。
そんなワケで、このサヤカちゃんにアタックすることを決意したのだった。
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初めまして、サヤカさん。
都内の会社員、39歳のショーイチです。
さきほどサヤカさんの書き込みを見ました。
私もサヤカさんと同じでちょうどムラムラしていたところなんです。
新宿なら10分後でも数時間後でも待ち合わせ可能です。
優しいくらいしか取り柄のない私ですが、ふたりで楽しい時間を過ごしたいです。
あ!
お返事を貰えたら、私の写メを送りますね。
それを見て貰ってからで構わないので、検討してもらえたら嬉しいです。
では!
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こんなファーストメールをポチっと送信。すると数分もしないうちにサヤカちゃんから返信が届いた。
きっと今か今かとスマホを握りしめながら男性からの反応を待っていたのだろう。
すぐに写メを送信し、あっさりと約束が成立したのだった。
待ち合わせ場所は、新宿アルタ前。約束の5分くらい前に筆者が到着すると、既にサヤカちゃんらしき女性が立っているのを発見した。
彼女が視界に入った途端、足が止まってしまった。
身長は150センチちょっとくらいだろうか? シルエットは真ん丸といった感じで、チビタンクを彷彿とさせる。
いわゆるデブだ。
お前のどこが「ちょいポチャ」なんだ? と小一時間くらい説教したくなるような体型だった。
パっと見た感じ、体重は70キロを超えているかもしれない。
ぐぬぬぬッ!
怒りで体温が上昇したような感じだ。
自称ポチャ体型の女性に騙されるのはこれで何度目だろうか? 少なくとも100回は越えているだろう。この怒りは彼女に向けてのものではなく、間抜けな自分自身に対してのものだ。
この時の時刻は21時30分だった。まだまだ出会える系サイトは過熱している時間帯なので、ここでごめんなさいしてもすぐに次の相手を見つけることができるだろう。
問題はどうやって断るかだ。このままスルーしても良かったのだが、できるだけそんな真似はしたくない。正々堂々と胸を張りながらごめんなさいするべきだ。
そんな事を考えていたら、サヤカちゃんらしき肉塊と目が合ってしまった。
スタスタスタ。
真っすぐこちらに向かってくる肉塊。否、スタスタなんて可愛いものじゃない。ドスンドスンと逞しい足音だった。
「あ、あのぉ。ショーイチさんですよね?」
「あ、え、う、うん」
先手を取られてしまい、思わずキョドってしまった。
綺麗な女性や可愛いコ相手ならいくらでもアドリブで対応できるのだが、残念な女性の場合は咄嗟に言葉が浮かんでこないのだ。
「わ、私みたいなので大丈夫ですか?」
いきなり本質を突いてきたサヤカちゃん。こうも下手に出てくるということは、しょっちゅう顔パスされているのかもしれない。
全ての女性に無償の愛を捧げている筆者だが、自分がいい女だと勘違いしている肉塊は対象外である。
その点、目の前のサヤカちゃんは己をわきまえているようだった。
なんて返答しようかと頭をフル回転させながら、彼女の顔を観察する。
オロっ? よく見たら、元SDN48の野呂佳代に似てるんじゃネ?
幸か不幸か、サヤカちゃんの顔は筆者の大好物であるタヌキ系だった。顔の周囲はそこまでデブといった感じではなく、ぎりぎり許容範囲と言えそうだ。
ま、今日は寒いし、肉布団として見ればなんとかイケそうかも?
回れ右して逃げ出したい気持ちを抑え込み、応じることにした。
「それは俺のセリフだよ。俺みたいなスケベそうな男で大丈夫?」
「えぇっ、そんな風に見えないです。優しそうで、す、素敵です」
キュン♪
我ながらなんてチョロい男なのだろう。褒められ慣れていない筆者は、社交辞令の褒め言葉であっても真に受けてしまう。そして、褒めてくれた相手に恋心を抱いてしまうのだ。
うん、うん。性格も良さそうだし、これならアリよりのアリだよな?
ますますその気になってしまった。
「と、とりあえず歩きながら話そうか?」
「はい」
「このままホテルに向かうってことでいいかな?」
「もちろんです。ショーイチさんにお任せします」
こうしてホテル街に向かって歩き始めることに。
「この辺にはよく来るのかな?」
「新宿にはたまに買い物で来ます。でも、こっちの方は初めてです」
歌舞伎町に足を踏み入れるのは初めてだというサヤカちゃん。心細いのか筆者にピタっと身体を寄せてくる。
近寄るな! とは言えないのでそのまま歩き続ける。
自意識過剰なのは百も承知だが、道行く人々がこちらに好奇の目を向けているような気がした。
デブと不細工のお似合いカップルだな…
そんな心の声が聞こえたような気もする。
そしてお目当ての激安ラブホに到着。しかし、週末の夜ということもあって満室だった。
すぐにホテルを出て、隣接している同系列のラブホに向かう。だが、そこも空き室状況を伝えるパネルが全て消えていた。
フトコロが寂しかったので、中級以上のラブホには入りたくない。かといって、レンタルスペースのような貧乏臭いところも使いたくない。
次に向かったのは100分という時間制限のある中級ラブホ。100分を越えると割高になってしまうが、時間内で終わらせればコスパがいいところだ。
辛うじて1部屋空いていたので、チェックインすることに成功した。
100分という限られた時間なので、部屋に入るなりサヤカちゃんにシャワーへ行くよう指示する。
その後、入れ替わりで筆者もシャワーを浴び、準備が整った。
「それじゃあ、俺のほうから攻めさせてもらうね」
「は、はい」
「もし痛かったり、嫌なことがあったらすぐに教えてね」
「わ、分かりました」
軽めのキスを終えてから、彼女が体に巻いていたバスタオルをはぎ取る。
くっそぉぉぉ、ヤられたぜっ!
再び怒りの感情が沸き起こった。薄暗い室内だったが、すぐにサヤカちゃんの貧乳具合が分かったのだ。
だらしなく膨らんだそのオッパイは、Cカップ程度か? いわゆるデブ貧乳というやつだ。
デブなのにオッパイが小さいというのは、どれだけ男性をガッカリさせるのか分かっていないのか? どうしてお前は痩せる努力をしないのか? 鏡を見るたびに反省することはないのか?
彼女をベッドの上に正座させ、叱責したくなってしまった。
だが、今更どうこうできるわけもない。一刻も早く事を終わらせて帰宅するのが正解だろう。さっさとマンコを舐めてチンポを入れて射精するしかない。
ちゃちゃっとオッパイ愛撫を終え、クンニの体勢に移行する。
逞し過ぎる太い足を開き、マンコとご対面。
ほっ。
太ってる女性のマンコは異臭を放ちがち。しかし、サヤカちゃんのマンコは無臭だった。
一安心してクンニを開始。
幸いにも無味無臭で舐めやすいマンコだった。いつものように全力クンニを叩き込む。
「え? うそッ!? も、もうイキそうですぅぅぅ!」
クンニを開始してわずか数分でイッてしまうサヤカちゃん。まだクリトリスしか舐めていないというのに、驚きの速さだ。
ウヒっ! もっと舐めたらどうなるんだろう?
感度の良さに感動し、ご機嫌になる筆者。
そこから、クリトリス吸引舐め、手マン、乳首同時攻めと徹底的に攻めまくる。
わずか10分程度のクンニだったが、5回以上もイッてしまうサヤカちゃん。
もしかしたら、その見た目のせいであまりクンニされたことがないのかもしれない。物理的な気持ち良さだけではなく、精神的なものが大きかったのかも?
そのイキっぷりを目の当たりにしてチンコがギンギンとなる。
ここで攻守交替するよりも、さっさと挿入するべきだ!
長年の経験により、筆者は知っていた。ここで下手にフェラチオしてもらったりしたら、冷めてしまう可能性が高い。
そうなると挿入に手間取ったり、射精まで時間がかかってしまう。
そうした事態を避けるためには、勢いに任せて挿入するしかないのだ。
「も、もう入れたくなっちゃった。ゴムを着けるからちょっと待っててね」
そう彼女に告げ、ササっとコンドームを装着。
「じゃあ、入れるね」
正常位の体勢でインサートを開始する。
ありゃ?
筆者のチンコがコンパクトなせいだろうか? それとも、彼女がユルマンなのか?
チンコにかかる圧があまり感じられなかった。
あれこれと体位を変えて気持ちいい角度を探しても良かったのだが、デブ貧乳相手にあまり労力を使いたくなかった。
このままでは入れている最中に萎えてしまうかも?
そこで、サヤカちゃんに指示を出すことにした。
「ね、俺の乳首をペロペロ舐めて」
身長の低いサヤカちゃんだったので、こちらが上半身を倒せば彼女の頭部とこちらの胸部が近づく。
それゆえ、ピストンの最中に乳首舐めをさせても大丈夫だろうと判断したのだ。
「は、はいっ!」
躊躇することなく指示に従うサヤカちゃん。
おろっ? これまた素直だなぁ。
己をわきまえているサヤカちゃんなので、男性に尽くすことに何の抵抗もないのだろう。
もしかしたら、アナル舐めや足指舐めを命じても応じていてくれたかもしれない。
お、おふぅ!!
ねっとりとした舌使いで乳首を舐められ、声が出そうになる。
フェラチオしてもらっていなかったが、きっとフェラも上手なんだろうなぁ。
上体をひねり、左右の乳首を交互に舐めてもらう。
ギンっ!
乳首を舐めてもらったおかげで、硬度が増したような感じだ。
「す、凄い!! しょ、ショーイチさんの熱くて固いです!!」
乳首を舐めながら喜びの声をあげるサヤカちゃん。
ヤ、ヤバい!!
チンチンを褒められた途端、射精の前兆が全速力で迫ってきた。
早く帰宅したかったが、せめてホテル代分くらいは楽しまなきゃ損だ。
ピタっ!
ピストンを止め、チンピクだけを行う。
ぎゅるんぎゅるん!
臍下丹田に力を込め、海綿体に流れる血液の量を調整する。ギンギンにフル勃起している時だけ可能なチンピク攻めだ。
「な、何コレ? な、中で動いてますぅぅぅ!」
これも彼女にとって初めての感触だったのだろう。
見た目が残念な女性は、本当に可哀そうだ。ただの性欲処理の対象と見られ、ちゃんとした愛撫をされたことがないというケースが多いのである。
だが、筆者は違う。
確かに性欲を処理する肉塊として見ていたが、ちゃんとマンコの中まで濡れていないと気持ち良さが半減してしまう。
どんな見た目であろうとも、己のチンコを咥えてくれるマンコには礼儀を尽くすのが人として当然の在り方だ。
そのチンピクに驚いたのか、サヤカちゃんの乳首舐めが疎かになっていた。
「ほら、もっと舐めて」
チンピクすることを止め、再び指示を出す。
ピク、ピク、ぴくクンっ!
サヤカちゃんが乳首を舐め始めるのと同時に、チンピクを再開する。
「あ、また動きました!」
彼女がしゃべる度に、乳首舐めが止まってしまう。
その都度、こちらもチンピクを停止する。
これを何度も繰り返していると、ようやくサヤカちゃんが学習してくれたようだ。
乳首を舐めている限り、ずっとチンピクが続くということを。
10分以上経過したが、まだまだ継続できそうだった。
マンコがキツい女性だったらチンピクだけで射精してしまうこともあるが、ユルマンのサヤカちゃんなので時間の許す限り挿入していられそうだ。
しかし、今日のデートは100分という限られた時間の中で行われている。
そろそろ、フィニッシュしないと時間をオーバーしてしまうだろう。
「じゃあ、腰を動かすけど、ずっと乳首をペロペロしていてね」
そう声をかけてからピストンを開始。徐々にギアを上げていき、高速ピストンとなる。
動きが激しくなったことにより、サヤカちゃんの舌が乳首からズレてしまう。
ガシっ!
右手を彼女の後頭部にあてがい、こちらの胸部に密着できるようサポートする。
これなら遠慮容赦なく腰を振っても、乳首舐めを続けることができるはず。
ガガガガガガガガガガっ!
クライマックスに向け、ラストスパートを繰り出す。
「ま、ま、またイッちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
乳首舐めを中断してアヘ声をあげるサヤカちゃんに苛立ってしまった。
ガシッ!
彼女の頭部を胸に押し付け、無言で乳首舐めを催促する。
「い、イクよっ!」
「は、はいっ!」
「そのまま乳首を舐めていてね!!」
ふぅ。
勢いよく飛び出たザーメンがコンドームに溜まっていく。
余韻を味わいながら腰を振り続ける筆者。もちろんサヤカちゃんの頭部を抱え込んだまま。
そして数分後。チンコが萎み始めたのを察知して、マンコから引き抜く。
相変わらずの大量ザーメンだ。
よくもまぁ、この肉塊相手にこれだけ出せたもんだと驚いてしまう。
「じゃあ、そろそろ時間だからシャワーを浴びておいで」
彼女を促して帰り支度を始める。
そして、連絡先交換も行わないままホテルを出る。
いつもならここで別れを告げるところだ。しかし、歌舞伎町に不慣れなサヤカちゃんをここで放置するのは流石に忍びない。
渋々ながら駅の近くまで送っていくと告げる。
歌舞伎町を抜け、ドン・キホーテ新宿歌舞伎町店の前に到着する。ここまで来れば迷わず駅に行けるはずだ。
信号待ちをしている際、デートの終了を伝える。
「後はここを真っすぐ行けば駅だから、分かるよね?」
「は、はい」
「それじゃあ俺は西武線で帰るから」
「あ、あのぉ…」
「ん? なぁに?」
「ま、また会ってもらえますか?」
冷たい態度しかとっていなかった筆者に、二度目のデートをおねだりしてくるとは!
驚いたものの、なんとなく理解することもできた。
見た目が不自由なせいで、今までまともな愛撫を受ける機会がほとんどなかったと思われるサヤカちゃん。
それゆえ、またエッチしたいと思ってくれたのだろう。
だが、賢者タイムに突入していた筆者は、心が揺れなかった。
「うん。それじゃあ、またサイト経由で連絡するね」
「え? あ、はい」
二度と会うつもりはなかったので、メールアドレスを教える気もなかったし、LINEを交換する気もなかった。
まだ何か言いたそうなサヤカちゃんだったが、信号が青に切り替わったタイミンで「じゃあ、気をつけてね」と別れの挨拶をして振り向きもせず西武線新宿駅に向かう筆者なのだった。
いくら性欲の権化の筆者であっても、好き嫌いはある。でも、こうした女性にも心底優しくできていたら、セフレの数はもっと増えていたんだろうなぁ。
相手によってコロコロと態度を変えてしまう筆者。どうやらまだまだ修行が足りていないようだ。
(文=所沢ショーイチ)