「大丈夫だよ、ありがとう」
俺はお礼を言い内容を上から順に確認する。するととんでもないことに気が付いた。
画面下に彼女の胸の谷間が映りこんでいるのである。
前のめりになってくれているからが、ゆったりとしたシャツの胸元がはだけてしまっているのだ。家だからブラジャーもつけているはずもない。
腕と同じくらい白いおっぱいが二つ、画面の下にバッチリ映っている。
そして肝心の彼女の方はどうやら気づいていないようだ。
言うか、言いまいか迷ったが、どちらも気まずいことになると察した俺は、黙っておくことにした。画面下の二つの白い丘に気を取られつつも、平常心で彼女の質問に答えた。
一つ回答を終えると彼女は、
「ありがとうございます、それで次がこれで…」
と再び同じ体勢で別の資料を画面に見せる。同じ視線なのでもちろん画面下の谷間は丸見えだ。
よくよく考えればパソコンの画面上なので目を反らす必要はない。しか何だかし気まずく、目のやり場に困まってしまう。
こんなことを4～5回繰り返し、俺は彼女の質問に全て答えきった。
結局彼女は最後まで、無防備状態で乳を晒していたことに気が付いていなかった。
窮屈な在宅勤務におけるちょっぴり嬉しいエロ体験に、若干モチベーションが上がった気がした。
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