まずは、脇の間から前へ手を回す。そして手のひらで、胸を包み込む。人差し指で、乳首をくりくりといじる。
「ん、んーっ」
これだけで、F子は身体をよじらせる。何度も接しているので、F子のポイントは熟知しているのだ。
F子の右足を風呂のヘリに乗せ、股を開かせる。下半身のツボもオレは知っている。右手はF子の中心部を攻め、同時に左手で腰や尻に指を立てるようにして、触りまくるのだ。
右手の親指でクリ、同時に中指で穴を攻める。中指で入り口をクルクルしながら、たまにグッと挿入する。クルクルグッ、クルクルグッを何度も繰り返す。
いつもの攻めに満足したのか、F子はK子ちゃんに向かってこう言った。
「触ってもらったら? この人、結構、上手だよ」
「え、え? 私は大丈夫」
オレはすかさずK子ちゃんの腕を掴み、立たせた。まったく拒否されず、すんなりと立ち上がったので、なんだかおかしかった。その気があるじゃん、なんてヤボなことは絶対に口に出さない。
「まあ、まあ、ちょっとだけだから」
そう言って、オレはK子ちゃんに横から密着した。やわらかい肌にくっついて、再び興奮が増す。オレはK子ちゃんのおっぱいを触った。
お、重い
ずっしりと中身が詰まった感じだ。やわらかいのに張りがある理由がわかった。
頂上には、触れるか触れないかのギリギリのところで、右手を回す。左手は、K子ちゃんのくびれラインを、指先でサワサワする。
「んふ、ふふふふふ」
うん、反応は悪くないな。乳首をつまみ、5本の指で回すようにしてみる。
「あ、だめ…」
否定の「だめ」ではないはずだ。続けろという意味にオレは解釈した。
K子ちゃんの背後に回り、抱きしめるようにして、両手で二つの山をもてあそぶ。なんだろう、この楽しさ。「女体を楽しむ」ということが、現実なものとなっているからだろうか。
右手を下半身に伸ばしてみる。下腹部のヘアのあたりをなでた後、中指を割れ目に到達させる。クリに届いたので、トントンと軽く指を押し当てる。
「ぇややや」
K子ちゃんがヘンな声を出して座り込む。オレはすかさず、立て膝にした左足で背を支えた。
クリが感じやすいのか。なら続けてあげよう。幸い、足は閉じられていない。いや、むしろ求めているのだろうか。
お望み通り、クリを中心に攻めたてる。直接触ったり、大陰唇で挟み込んだり、中指でグルグル遊んだりする。K子ちゃんは目を閉じて、身体をムズムズと動かしている。間違いなく感じている。
「はぁい、じゅうぶんでしょ」
F子がまたストップをかけた。
いやいや、まだまだだろう。濡れているのは確認したが、まだ指入れを達成できていない。
しかし、返事をする間もなく引き離され、オレは風呂のヘリに座らされた。F子はオレの間に座り、やや落ち着きを取り戻したモノを口に含んだ。F子流の彼女ヅラだな。まあ、ここは流れに任せよう。
F子もオレのツボを心得ている。先端だけ口に含み舌を動かしたり、かと思えば大きく吸い込んだりと、バリエーション豊富だ。
興奮がだいぶ高まってきたところで、F子に言ってみた。
「疲れただろ。(K子ちゃんと)交代したら?」
「ん、じゃ、K子。なめたげて」
上から目線なF子。
「えー、わたし、上手じゃないけど」
やった。拒否されなかった。正直、もうこれだけでイキそうになった。やっぱり技術だけじゃないんだよな、きっと。オトコには「精神的な充実」ってのが重要なんだ。