A姉ちゃんが出かけない日中に、ふたりきりになることがあった。
ソファに座ってワイドショー見ていると、なぜか肩こりの話になり、私は肩揉みをしてあげた。
夏休みだったのでTシャツに短パンという格好。A姉ちゃんの肩をもんだとき、ブラジャーの肩紐が目に入った。
うすい水色。あの下着だ。
私の股間はすぐに硬くなった。
「ねぇ、これ(肩紐)外さないの?」
「外さないよ」
Tシャツ越しに背中のホックにも目がいく。私は無謀にもTシャツの上からホックを外そうとした。
「ダメだって」
A姉ちゃんが冗談と捉えてくれたのか、気まずいギクシャクとした雰囲気にはならなかった。
夜になり、両親が寝ると、再びA姉ちゃんとふたりきりになった。
私は昼間の続きとばかりにA姉ちゃんの後ろに座り肩揉みをした。A姉ちゃんは首周りが少し緩くなったTシャツを着ていた。上から胸を見ると、薄いピンク色のブラジャーと、少し胸の膨らみが見えた。股間がすぐに硬くなった。
肩紐に沿って肩から背中へ手を移動させる。ホックの上を何回かなぞる。そしてホックの左右をつまんでみる。ホックは簡単に外れた。
「こら!」
A姉ちゃんが顔を振り向けて怒る。
「ごめんなさい」
手を離すと、A姉ちゃんはもぞもぞとホックを留めなおした。
私はおやすみなさいと言って、自室に戻り、上からみた胸の膨らみ、A姉ちゃんの怒ったような恥ずかしいような顔を想像し自慰をした。また、すぐに射精した。
別の日。またふたりきりとなり、ソファに並んでTVを見る。私は肩に手を回すようにして、片手でA姉ちゃんの肩を揉み始める。
A姉ちゃんは何も言わない。
そのまま背中へと手をずらす。Tシャツの上から片手でホックを外そうと試みるが、うまく外れない。
「外れないな」
「こら!」
私の股間は既に硬くなっているが、ソファに座っているのでぱっと見は分かりにくい。今度はTシャツの下に手を入れてみる。
「ちょっと!」
手をどかされそうになるが、私も抵抗する。そうして何とかホックに手が届いた。
エロ本で見た片手ホック外しを試す。「人指し指をホックの下にいれ、親指と中指でホックをつまむと外れる」と書いてあったのに、簡単には外れなかった。
何度か試してみると、ようやく外れた。
「ちょっとー。もうー」
A姉ちゃんはもぞもぞホックを直す。
私は一歩踏み込んでみた。
「こんなになっちゃった」
ドキドキしながら硬くなった股間を指差す。
「こら」
思ったより怒られなかった。