名前は”ゆず”。身長やスリーサイズもうろ覚えであるが彼女に近い。ただ、彼女と出会った地方から私の地元は遠く離れている。彼女のはずがない。でも、もしかしたら…というほんの少し期待を持って彼女と会う約束をした。
待ち合わせ場所に行くと、髪の長さなどは違うが、そこにいたのは間違いなくゆずちゃん本人だった。どきどきしながら車に乗せ、近くのホテルへ入った。
ゆずちゃんだよね?
そんな言葉をかけられるほどの度胸がない私。当たり障りのない会話をしながらも、私は目の前にいる女性が間違いなくゆずちゃん本人であると確信を強めていた。
一方、彼女は私を覚えていないのか、はたまた本当に別人であるのか、普通の対応をしている。一緒にお風呂に入ってお互いの体を洗い合い、お風呂から上がってあとはキスをしながらそのままベッドに入った。
ベッドに横になるよう言われ、彼女に全てを預ける私。軽いキスから始まり、耳や首筋などを舐められる。彼女の舌が私の乳首にたどり着くと、
「ここ感じるでしょ」
と彼女はニコッと笑った。
彼女の攻めは的確に私の感じやすい場所を刺激する。とても長い時間、彼女に全身を攻められた。
「じゃあ、交代っ」
私も同じように軽いキスから彼女の全身を攻め始める。首筋や脇、胸などを舐めながら乳首を軽く甘噛みすると、彼女の口から懐かしさを感じる声が漏れた。
当時のことを思い出しながら、女性器を愛撫する。舐めながら指を挿入すると、彼女はのけ反り、大量の潮を吹いた。
やっぱり、ゆずちゃんなのかな
攻めに耐えきれなくなったのか、彼女はそのまま上に乗っかり、無言で私の下半身を自分の女性器にあてがった。そのまま騎乗位の形で合体し、お互いに腰を振り始める。小柄な女性なので、かなり締まりが良く、あっという間に射精の感覚が襲ってきた。
このままでは中で出てしまう。
「まだダメ。我慢して」
正常位、バックなどいくつか体位を変更しながら、再び彼女のお気に入りらしい騎乗位へ。呼吸が激しくなった彼女が私の耳元でささやいた。
「今日はそのまま中で良いよ」
お互いに息も絶え絶えになり、ほぼ同時に絶頂を迎えた。
「中で出しちゃったけど良かったの?」
そう聞くと、彼女は笑顔で答えた。