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新型コロナウイルス騒動で、濃厚接触10割減を継続中の筆者。
もう1カ月近くもセックスをしていないのだが、新しいオナニーの方法を試したり、寸止めを繰り返して早漏体質を改善したりとそれなりに楽しく引きこもり生活を満喫中なのである。
というわけで、今回も過去にデートした女性との“その後”のお話だ。
昨年の5月に出会った人妻のシオリちゃん。旦那とは5年近くもセックスレスで、36歳という女盛りの肉体を持て余していたのだ。
筆者愛用の出会える系サイト【イククル】で彼女に遭遇して、その日の内に即会い・即ハメしていた。
その模様は下記コラムで紹介済みだ。
筆者が出会える系サイトにハマって20年以上経過した。その間に出会った人妻の数は、優に千人は超えているだろう。
デートが終わり、池袋駅北口で彼女と別れてから5分後にLINEでメッセージを貰っていた。
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今日はありがとうございます。
次は発射した後のおちんちんをペロペロさせてください。
本当は今日もしたかったんですが、
気持ち良すぎて忘れちゃいましたm(__)m
———————–
正直、彼女とのエッチは可もなく不可もなしといったところで、積極的に再会をリクエストするつもりはなかった。
しかし、“お掃除フェラ”したいと言われてしまったら話は別だ。
フガーフガーと鼻息を荒くしながらすぐに返信を行った。
———————–
さっきサヨナラしたのに、もう会いたいよ!
今週なら平日は全部OKだし、来週もずっとヒマしてるよ。
次はいつ会えそうかな?
———————–
しかし、なかなか彼女の都合が合わず、再会したのは約1カ月ほど経ってからだった。
待ち合わせ場所は前回と同じ池袋駅北口。
この日の前日に亜鉛のサプリを飲み、ばっちり8時間睡眠をとっていた筆者。体調を万全にしておき、全身全霊でエッチを楽しむ準備が整っていた。
さらに、数日ほど辛い物を食べないようにしていた。
これは、ザーメンが苦くならないようにするためのもの。筆者はカレーや麻婆豆腐などといったスパイシーな物が好きだ。しかし、お掃除フェラの際ににじみ出る残り汁の味でシオリちゃんに不快な思いはさせられない。
そこで、辛い物を断っていたのである。
さらに、さらに! 出会える系サイト遊びを自粛して、この日のために2日分のザーメンを溜め込んでいた。
用意周到にこの日を迎えることができたので、時間さえあれば3回戦以上も余裕でヤレたことだろう。
そして、約束の時刻にシオリちゃんが現れた。
目ざとく彼女を発見した筆者は、ゆっくりと近づき声をかけた。
「久しぶり、シオリちゃん」
「お、お久しぶりです」
「本当にありがとうね。こうやってまた会えて嬉しいよ」
「そ、そんなぁ。ご迷惑じゃありませんでしたか?」
「迷惑なわけないよ。あ! でも、ひとつだけ残念だったかな」
「え?」
「できることならもっと早く会いたかったよ。ずっと会いたいって思ってたからさ」
「そ、そうだったんですか? 色々と忙しくて…。ごめんなさい」
「あ、謝らないで! 俺の言い方が悪かったよ。それくらい楽しみにしていたってことなんだ」
「はい! 私も楽しみでした!」
前回のコラムでも書いたのだが、彼女の見た目は、女子アナ・長野智子の若い頃に似ていて地味な感じだった。
中肉中背の体型でオッパイもCカップほどなので特筆すべき点はない。
それでも、“お掃除フェラ”してもらえることが確定していたので、この時点から筆者の股間はギンギンにいきり立っていた。
ラブホテルに向かいながら会話を再開する。
「今日は何時くらいまで大丈夫なの?」
「だいたい18時くらいまでに帰れれば大丈夫です」
「それじゃあこの間よりもゆっくりできそうだね」
「はい。でも、ショーイチさんはお時間大丈夫ですか?」
「もちろんだよ。何なら明日の朝まで愛し合ったっていいんだよ」
「フフ、それも素敵ですね」
「え? 素敵? そんなこと言われたら本気にしちゃうよ」
「ご、ごめんなさい。でも、いつかそうしたいですね」
「うん。そんな機会が来るといいね」
相手は人妻なので、あまり無茶を言うべきではないということは百も承知だ。
明日の朝まで愛し合いたいというのは言葉による愛撫みたいなものである。
それくらいシオリちゃんとヤリたかったんだと暗に伝え、その反応を探るのが狙いだった。
初回のデートでこんな事を言ったら相手にヒかれるだけだが、シオリちゃんはまんざらでもなさそうだ。
やはり2度目のデートなので、安心しているのだろう。
「ところでこの1カ月はどうだった?」
「え?」
「エッチはしてたの?」
「い、いいえ。他に相手もいませんし、ずっとムラムラしてました」
「おっ、正直だね。じゃあその1カ月分のムラムラを俺に遠慮なくぶつけてね」
「はい♪ 楽しみです」
「俺も本当に楽しみだよ。今日もふたりでたくさん気持ち良くなろうね」
「フフフ、はい」
前回のデートで軽く5、6回はイッていたシオリちゃん。あの時の感触を思い出し悶々としていたのだろう。
数分ほど歩いたところで、前回と同じラブホテルに到着。
チェックインを終え、ようやくふたりきりとなる。
「ね、始める前に聞きたいんだけど、何かリクエストはないかな?」
「え? リクエストですか?」
「うん。どうせならシオリちゃんが望むようなエッチにしたいんだ」
「本当に優しいんですね。そんな事言ってくれるのショーイチさんくらいですよ」
「もう分かってるでしょ? 俺がMってことを」
「は、はい」
「とにかく女性に喜んでもらうのが俺にとっての幸せなんだ。だから、シオリちゃんの望むことならなんでもシてあげたいんだ」
「そ、そうですねぇ」
「あ! でも、痛いのとか汚いのはナシね。ノーマルな範囲で愛し合おうね」
「もちろんです。それじゃあ、この間とは違う体位でシてほしいです」
「え? それだけ? も、もっと他にはないの?」
「他にって言われても…。ショーイチさん上手だから何をされても気持ちいいので…」
「そ、そっかぁ…」
思わず口ごもってしまった。
女性の口から“上手だから何をされても気持ちいい”なんて言われてしまったら、舞い上がってしまうのが当然だろう。
別々にシャワーを浴び、ベッドインする運びとなった。
「それじゃあ、ゆっくり楽しもうね」
「はい」
「もしスピードアップしてほしかったら、すぐに教えてね」
「は、恥ずかしいです」
「恥ずかしいことなんてないよ。シオリちゃんが“もっと早く”とか言ってくれたら、俺は喜ぶだけなんだから」
「わ、分かりました」
軽めのキスから始め、徐々に舌を使い始める。
シオリちゃんもすぐに応じてくれたので、舌を絡めあいながら互いの唾液を交換する。
「あぁっ、本当に気持ちいいよっ」
「え?」
「ずっとシオリちゃんとこうしたいって思ってたんだ。だから、これだけでイッちゃいそうだよ」
「えぇっ? 本当ですか?」
「うん。もう俺のチンチン爆発しちゃいそうなくらいギンギンだもの」
ここでクイっと腰を落とし、勃起した愚息を彼女の下腹部に押し当ててみた。
「わっ、ほ、本当に大きくなってるんですね」
「当たり前だよ。気持ちいいことしてるんだから勃起するのが当然でしょ」
「そ、そうなんですか?」
「うん。それにシオリちゃんがセクシーだから、会った時からずっと勃起してたんだよ」
「そ、そんなこと言われたの初めてです。う、嬉しい…」
旦那とのセックスレス歴が5年になっていたシオリちゃん。女性としての尊厳を失いかけていたのに違いあるまい。
そういう人妻さんには、自信を取り戻せるようちゃんと褒めてあげることが有効なのである。
その後、オッパイ愛撫をスタート。
いきなり乳首には吸い付かず、乳房を丹念に舐め進める。
「い、意地悪しないで」
こちらは焦らしているつもりはなかった。ゆっくりと昇りつめてもらおうと思っていただけだ。
だが、誤解を与えてしまったのはこちらの作戦ミスだろう。
答える代わりに乳首に吸い付く。
レロロロロ、ムチュるれろろちゅっパ!
乳首を吸引しながら舌先で刺激を送り込む。
「あぁぁ、こ、これ! シ、シてほしかったんです!」
ここでも返事をせず、愛撫を加速させる。
右の乳首に吸い付きながら、左の乳首を親指と中指で挟んでコリコリ。そして人差し指を乳首の先端に押し当て、舌の動きとリンクさせてみる。
疑似的ではあるが、両方の乳首を同時に舐められているかのような感覚を与えるのが狙いだ。
シオリちゃんが腰を浮かせてきた。
これは“早くマンコをイジってくれ”という意思表示だ。
こうなったら、応じるしかない。
両方の乳首を攻めながら、フリーだった左手でマンコをまさぐってみることにした。
ピチュ、ぶちゅジュププ…
案の定ズブ濡れだ。
こちらの体重を相手にかけないようバランスを取っていたので、見た目以上に体力を消費するこの同時攻め。
普段ならあまり長時間できないのだが、この日は体力が有り余っていたので問題なかった。
しばらく続けてから、右手と左手を入れ替えることにした。
シオリちゃんの左乳首に吸い付き、こちらの左手で右乳首をイジる。そして右手でマンコをまさぐる。
「お、お願い。また前みたいにペロペロしてください」
右手と左手を入れ替えたばかりだったのに、シオリちゃんがおねだりしてきた。
まぁ、お願いされたら応じるしかない。
すぐにクンニの体勢にチェンジする。
すー、ハー、スー、はー
彼女に気づかれないよう、マンコに鼻を近づけて深呼吸。胸いっぱいにメスの匂いを吸い込む。
前回同様、こちらの脳髄に直接響くような野性味あふれる香りだ。
これだけ濡れていれば、強めのクンニから開始しても問題ないだろう。
むちゅうぅぅぅぅぅ!!
唇をすぼめてクリトリスに吸い付く。そしてゆっくりと吸引してから、舌先で舐めまわす。
「あああぁぁ、い、イッいぃぃぃぃぃぃぃ!! そ、それ、も、もっと!!」
ゆっくりとエクスタシーに導くつもりだったが、どうやら彼女は今すぐにでもイキたいようだ。
シオリちゃんの意志を尊重し、強めに吸引してから舌の動きを速める。
「い、イッく、ックぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
侘びもさびもあったものではない。こうも簡単にイカれてしまうと拍子抜けだ。
しばし間を置き、余韻を味わってもらう。
そして頃合いを見計らってから、中指を膣口に挿入することにした。
「ま、待って!」
「え? どうかした?」
「ゆ、指より、お、オチンチンください」
なんて素直なおねだりなんだろうか。
こうもハッキリ指定されたら、否とは言えない。
素早くコンドームを着用して、正常位の体勢で挿入を試みることにした。
ハッ!
入れる寸前に思い出した。ベッドインの前に彼女が“この間とは違う体位でシてほしいです”と話していたことを。
「じゃ、俺がここに座るから、シオリちゃんは俺の方を向いて座ってごらん」
「えッ、あっ、はい」
どうやらこちらの意図を察してくれたようだ。
起き上がったシオリちゃんがこちらの指示通りに動く。
「そう、そのままゆっくり腰を落としてみて」
「こ、こうですか?」
愚息の角度を調整し、膣口にあてがう。
「今、入口に当たってるの分かるかな?」
「は、はい。固いのが当たってます」
「俺はこのままジっとしてるから、少しずつ入れてみてごらん」
「は、はい」
座位の体勢でゆっくりチンコを飲み込んでいくシオリちゃん。
ズプニュルルルル!!
チンコを半分ほど飲み込んだところで、突然腰をドスンと落としてきた。
一気に根元まで挿入してしまった格好だ。
「あれ? もう全部入っちゃったよ」
「だ、だって…」
「我慢できなかった?」
「は、はい」
「じゃあ、最初はシオリちゃんの好きなように動いてみて」
「い、いいんですか?」
「うん。でもあまり激しいのは駄目だよ。できるだけゆっくりでお願いね」
両手を使ってシオリちゃんの腰と背中を抱える。彼女が上下運動だけに専念できるようサポートするためだ。
ズプ、にゅっぷ、ズシュ、ニュルルン!
あまり慣れていないのだろう。恐る恐るといった感じで腰を上下に動かすシオリちゃん。
この体位だとキンタマが圧迫された状態となるので、すぐに射精してしまうことはない。
こちらの好きなように動けないので気持ち良さが減ってしまうものの、長く楽しみたい時には最適の体位なのだ。
「はぁ、はぁ、はぁ…」
10分ほど彼女の好きなようにさせていたのだが、アヘ声ではなく息苦しさからくる呼吸音が聞こえてきた。
どうやらこの体位はお気に召さなかったようだ。
「ね、このままゆっくり後ろに倒れてみて」
「え?」
「俺が支えてるから大丈夫。チンチン入れたまま正常位にチェンジしようよ」
「あ、はい」
挿入したまま座位から正常位に移行。
「じゃあ、今度は俺が動くね」
そう声をかけてからゆっくりとピストン運動をスタート。
「あ、そ、そう、そこです!」
アレコレと角度を変えながら腰を振っていると、シオリちゃんが告げてきた。
「ここ? ここがいいの?」
「は、はい!」
先ほどまでの座位では感じられなかったのだが、ここで急激にマン圧が高まってきた。
ギッチギチに愚息が締め上げられ、あっという間に追い込まれてしまった。
「ご、ごめん!」
「え?」
「もう無理かも。そろそろイキそうだよ」
「は、はい! わ、私も動いていいですか?」
「う、うん!」
ガガガガガガっががん!
激しく腰を前後に動かす筆者。同時にシオリちゃんも器用に腰を動かし、チンコを締め上げてくる。
ふぅ。
ラストスパートを開始して数秒ほどで果ててしまった。いつもなら余韻を味わうところだ。
しかし、今回はそんな場合ではない。
ニュポン!
すぐにチンポを引き抜き、コンドームを外す。
そして根元を強く握って残り汁を出し切る。
「シオリちゃん、それじゃあ舐めてくれる?」
「はい!」
「あ! どうせならふたりで舐めっこしようよ」
「え?」
「ほら、シックスナインで同時にペロペロしようよ」
「い、いいんですか?」
「もちろんだよ。ふたりで一緒にしたほうが気持ちいいでしょ?」
「はい♪」
こうしてシックスナインの体勢でお掃除フェラとお掃除クンニを始めることとなった。
シオリちゃんのマンコは汗と体液とコンドームの潤滑油が入り混じり、匂いがキツくなっていた。
だが、それがどうした!
先ほどまでチンコを迎え入れてくれていた“オマンコ様”だ。汚いだの臭いだのと言ってられない。
感謝の気持ちを込め、丁寧にお掃除クンニするしかない。
「あ、っく!」
「ん? どうかした?」
「さっき舐めてもらった時よりずっと気持ちいいです」
「それは良かった。俺のチンチンもたくさんペロペロしてね」
「は、はい」
ここから無言で性器を舐めあうこととなった。シオリちゃんのフェラテクは中の上といったところだ。
決して上手とは言えなかったが、射精直後のチンポを舐められるというシチュエーションのおかげで気持ち良かった。
10分ほど経ったころ、またシオリちゃんが語りかけてきた。
「ショーイチさんのオチンチン、全然小さくならないんですね」
「そりゃそうだよ。シオリちゃんが丁寧に舐めてくれているんだもの」
「わ、私のフェラ、気持ちいいですか?」
「もちろんだよ。もうギンギンでいつ入れても大丈夫なくらいでしょ?」
「は、はい。ま、また欲しくなっちゃいました」
「ん? ここに入れてほしいってこと?」
「は、はい!」
シオリちゃんのマンコもこちらのクンニでビッチョビチョに濡れていた。“欲しい”というのはまぎれもなく本心なのだろう。
「じゃ、今度は後ろから入れさせて」
シックスナインを中断してコンドームを装着する。その間にシオリちゃんが四つん這いとなり、こちらにお尻を向けていた。
ズプニュっちじゅぷ!
淫らな音を立てながらチンコが飲み込まれていく。
射精したばかりなので、こちらには余裕があった。ずいずいずっころばしの歌を脳内で再生しながらリズミカルに腰を振る。
「あ、あぁぁ、す、凄くいいですぅッ!」
腰をプルプルさせながら歓喜の声をあげるシオリちゃん。
5分ほど経ったところで、発射の前兆を感じ取ってしまった。
まだまだここでイクわけにはいかない。
「ね、今度はゆっくりうつ伏せになってごらん?」
「は、はい」
「チンチンを入れたままにしておくから、ゆっくりだよ」
挿入したままシオリちゃんがうつ伏せとなった。
「シオリちゃんは動かなくていいから、力を抜いていてね」
「は、はい」
「この体位でエッチしたことある?」
「は、初めてです」
「それじゃあ、もし痛くなったらすぐに教えてね」
「わ、分かりました」
こうしてうつ伏せバックでピストンすることとなった。
チンチンを奥深く挿入し、弧を描くように腰を動かす。チンチンでマンコ内部をかき混ぜるのが狙いだ
「え? な、なにコレ?」
「どうしたの?」
「お、奥が熱くて気持ちいいです」
ピストンの動きを止め、チンコだけをピクピク動かしてみることにした。
「ここ? ここが気持ちいいの?」
「は、はい。ピクピクされて気持ちいいです」
ギチチチチっ!
よほど気持ちいいのか、マンコの締まりが急激にキツくなる。
「だ、駄目だよ。そんなにマンコを締めないで」
「で、でも。か、勝手にキューってなっちゃうんです」
「そ、そんなに締められたらすぐに出ちゃうよ」
「お、お願いショーイチさん。さっきみたいに動いてください!」
「じゃあ、動くけどすぐにイッちゃうよ」
「は、はい!」
ガガガガががんガンっ!
シオリちゃんに覆いかぶさり、彼女の背中やうなじにキスしながら高速ピストンを繰り出す。
「あ、あっ、イキます、イキますぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
シオリちゃんが頂点に達したのを見届けてからこちらも発射。
ふぅ。
身体を密着させたまま余韻を味わう筆者。もちろんこちらの体重がかからないよう、ひじでバランスを取りながらだ。
そして、数分後。
チンコが萎み始めたので、ゆっくりと引き抜く。
コンドームの先端には1発目とほぼ同じくらいのザーメンが溜まっていた。
昨夜に摂取した亜鉛のサプリのおかげだろう。
シオリちゃんはうつ伏せのままピクリともしていない。ここで再びお掃除フェラをリクエストするのはさすがに酷だろう。
後処理を終え、彼女の隣に仰向けで寝転がる。
「大丈夫?」
「え?」
「うつ伏せのままで苦しくない?」
「へ、平気です」
「どんな感じだった? うつ伏せでするのって」
「せ、背中や首筋にキスされながらされるの初めてでした。包み込まれているようで、すっごく幸せでした」
「気に入ってもらえて安心したよ。あ、まだ動かないで。そのまま余韻を味わっていてね」
「は、はい」
その後30分近くまったりしてから帰り支度を始めることとなった。
ホテルを出て、駅まで送っていく。
「それじゃあ、俺は喫煙所で一服していくから」
「は、はい」
「またシたくなったら連絡してね」
「あ、ありがとうございます」
こうして2度目のデートも大成功に終わった。
その日の夜。シオリちゃんからLINEが届いた。
———————–
ショーイチさん。今日は本当にありがとうございました。
今までの経験の中で一番気持ち良かったです。
お世辞じゃないです。まだ気持ちいい感じが残ってるんですから。
また会える日ができたら連絡しますね(ハート)
———————–
しかし、このLINEを貰ってから10カ月以上経つが、それ以降の連絡はない。
これはかなりショックだった。
間違いなく3度目のデートも実現できると確信していたからだ。
こちらからアプローチしようと何度も思った。しかし、相手が人妻の場合は深追いはしない。それが筆者が己に課している自分ルールなのである。
それにしても、いったい何が理由で終わってしまったのだろうか? 未だにフとした瞬間に彼女を思い出しモヤモヤした気持ちになるのだった。
(文=所沢ショーイチ)