無言の挨拶はエレベータープレイ
それにしても憎らしいのはコロナの野郎だ。様々な対策は施されつつあるが、現実はまだ先が見えない状況にある。不安で眠れない夜、楽しいひとときを妄想して現実逃避するというのも、解決法のひとつだ。
ニッポン全国にあるソープの中で、「名店」と呼ばれる店は数あるが、「名人」と呼ばれる風俗嬢は少ない。その数少ない「名人」のひとりが、吉原にいる。「巨匠」と呼ばれるS嬢だ。
平日だったせいか、予約は意外と簡単に取れ、15分前に店に到着。受付で入浴料を支払って待合室に案内された。風俗遊びは40年ほどになるが、何歳になっても待合室ではドキドキが止まらないものだ。
美女の並ぶアルバムを眺めても心ここに在らず。お茶をすすりながらドキドキを抑えていると、ボーイ氏が横に来て、「おまたせいたしました。お部屋の準備が整いました」と囁くのだった。
「おっ」
平静を装ってはいるが、胸のときめきは初体験の少女のよう。待合室を出るとエレベーターの前に立っていたのは、黒いドレス姿の小柄な女性だった。
(彼女が伝説の巨匠か…)
決して美魔女タイプではないが、妖艶な雰囲気を持つ人妻系だ。巨匠の案内でエレベータに乗り、ドアが閉まると、早速彼女の右手が筆者の股間に伸びてきた。
もぞもぞと股間を撫で回したと思ったら、しゃがみこんでスルッとズボンのファスナーをおろし、アッという間に半勃ちのチ●ポを引っ張り出すとしゃぶり始めた。
彼女が以前いた店では、エレベーターではなく階段の踊り場で即尺をすることから、「踊り場プレイ」なんて呼ばれていたが、今は「エレベータープレイ」、または「エレガプレイ 3階、ソープランドでございま~す」という感じだろうか。
「ジュルジュル、ちゅばちゅば」と音を立ててしゃぶりあげられ、チ●ポはビンビン。
「うっ、ハァ~」
狭いエレベーターにため息が響く。
3階に着くと、ファスナーからチ●ポを出したまま廊下を歩いて部屋へ。もし、他の女のコとすれ違ったら…それはそれで反応が楽しいのだが…。