攻守交代をし、エミさんの旦那にマンコを舐めまわされ、ミクの体は震え始める。
「じゃぁ入れるよ」
「それは禁止だ」
「そうだね、でもミクちゃんのマンコはそう言ってる?」
「……」
「ふたりの秘密だ」
「でも」
「俺は我慢できないよ、ミクちゃんは我慢できる?」
顔が見えてもミクは何も言わない。接吻を交わすと、ミクは自ら舌を動かさなければならなかった。それは受け入れる合図のようだ。
大きな肉棒はゆっくりとミクの中に飲み込まれていく。声を出さないように喘ぎ声を抑えながら、スローピストンでねっとりと交わり進んでいくふたり。
そして、シーンはリビングへ。
アキラの肉棒をねっとりとしゃぶるエミさん。アキラもミクと同様に、ずっと戸惑った顔をしている。
「一緒に舐めあいましょう」
ふたりはシックスナインの体勢で、お互いの性器を舐め合う。
「優しい舐め方…うちの主人とは全然違う」
「い、いきそうです」
「ダメ。こんなとこに出しちゃダメ」
すると、エミさんが上に跨った。
「だったらここでしょ。主人には秘密にしてね」
エミさんの中には肉棒はゆっくりと飲み込まれていく。優しくゆっくりと、お互いの性器を味わいながら交わるふたり。バックの体勢になると、エミさんのお尻が卑猥に揺れる。
「こんなにいいのに、ミクちゃん抱きたくないなんてもったいないわよ」
アキラは険しい表情を浮かべている。何かを成し遂げているようだ。
「今度は前から入れて」
ソファの上で正常位で絡み合い、アキラはエミさんのお腹の上に精子を放った。
満足そうな表情を浮かべるエミさん。それに対して、アキラは険しく切ない表情を浮かべるのだった。
そして、シーンは寝室に戻ります。
対面座位になると、自らエミさんの旦那を抱きしめるミク。リビングのセックスとは対照的に、寝室のふたりは頻繁に交わっている。
「次は後ろからつくよ」
ミクは声を殺し、歪んだ表情を見せながら、後ろから突き刺さることを許可する。その激しさに体を震わせてしまっていたのだった。
そしてエミさんの旦那も頻繁に腰を振り、ミクのお尻に精子を放った。
満足そうな表情を浮かべるエミさんの旦那。それに対し、ミクはぐったりしたままベッドから動かない。
おさん夫婦のスワッピングが終わった夜、ベッドで横に並ぶミクとアキラ。
「ミク、どうだった?」
「恥ずかしかったです」
「飾る?」
「興奮は、したかもしれません」
「僕もだ。ミクの恥ずかしそうな顔を見て興奮した」
「でも、もういいです。アキラさんだけでいいです」
「ミクを抱いてもいいかな?」
「はい、私もアキラさんに抱かれたいです」
ミクは嬉しそうな表情を浮かべて、アキラにそう伝える。ふたりは笑顔で強く抱きしめ合う。
しかし、抱きしめられながら、ミクの目線はアキラとは逆の方向へ。嬉しそうな表情は一転、再び不安そうで切ない顔を見せるのだった。
そして、後日。
チャイムがなって、玄関に行くミク。そしてドアを開けると、中に入ったのは…エミさんの旦那さんだった。
不安そうに俯いていたミクは、ゆっくりと顔を上げる。
そして、ほんの少しだけ、微笑むのだった。
スワッピングによる背徳感や嫉妬をスパイスに、マンネリ味だった夫婦のセックスが解消する。しかし、何も心が離れてしまう可能性も同時に存在する。
愛情に重きを置くか、それとも快楽を優先するか。セックスを捉えるべきか、そんなことを考えさせられる深い作品だ。
■FAプロ『令和 ザ・スワップ 夫婦交換』