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筆者の前世は油揚げだったのかもしれない。
キツネ顔をした人がとにかく苦手なのだ。生理的に拒絶してしまい、テレビにキツネ顔の芸能人が映ると反射的に目を背けてしまう。
きっかけは、今から30年以上も前のグリコ・森永事件だったような気がする。日本人離れしたキツネ目の男の似顔絵を初めて見た際、自分とは全く異なる種類の生物のように思えて仕方がなかった。
それまでの人生でキツネ顔の人に何か嫌なことをされた記憶はない。それなのに、ここまで恐怖してしまったのはきっと前世で何かあったのだろう。
しかし、同じキツネ顔でも美人の女性となると話は別だ。クールビューティーな雰囲気にメロメロとなってしまい、内なるM心がキュンキュンしてしまう。女優の菜々緒なんてその最たる存在で、彼女にならゴミ屑のようにボロクソに扱われても構わないと思っている。
なんだかんだ言っても、色気のある綺麗な女性は筆者にとって崇拝すべき存在なのだ。
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これから池袋でお会いしたいです(ハート)
こういうサイトを使うの初めてなので緊張してます(汗)
顔写真は公開してないけど、募集してもいいのかな?
よく大人っぽいと言われるので、実年齢よりいつも上に見られます。
地味な顔なのかもしれませんね。
エッチの経験はそれなりにあって、嫌いじゃありません(笑)
楽しく会ってくれる方、メールくださいね♪
カテゴリー:
スグ会いたい
投稿時間:
2020-03-1* 17:41:29
モモカ
地域 東京都
年齢 19歳
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いつものように複数の出会える系サイトを巡回していると、筆者愛用の【PC★MAX】でこんな書き込みを発見した。
出会える系サイト初心者の19歳が、すぐに会える男性を探していたのだ。
サイトを利用している男性ユーザーにとって、こういう女性は恰好の獲物だろう。ぐずぐずしていると彼女が設定しているメールの上限を超えてしまいそうだ。
この時の時間は17時48分。彼女が募集を開始してから既に7分が経過していた。即断即決が当たり前の世界なので、7分という遅れは非常に大きい。
しかし、こうやって目に留まったのも何かの縁だ。出遅れているのは百も承知でアプローチすることにした。
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初めまして、モモカさん。
都内の会社員ショーイチ、39歳です。
さきほど、サイトでモモカさんの書き込みを見ました。
優しいくらいしか取り柄のない私ですが、モモカさんと楽しい時間を過ごしたいです。
今日はヒマしてるので、5分後でも数時間後でも待ち合わせ可能です。
あ!
お返事いただけたら私の写メを送りますね。
それを見てもらってからで構わないので、検討してもらえたら嬉しいです。
では!
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いつも筆者が使っているファーストメールの一部を改変して送信。
ドキドキしながらモモカちゃんからの返信を待つが、5分経っても30分経っても返信がこない。
やはり7分の出遅れは痛かったのだろう。
気を取り直して他の獲物を物色したがピンと来る募集を見つけられず、その日は外出することなく深夜までテレビゲームに興じるのだった。
翌日の昼すぎ。チンポロリーンと携帯がメール着信の音を出した。
まだ布団のなかでゴロゴロしていた筆者は、寝ぼけ眼で画面を確認する。
シャキーんッ!!
そのメールは、昨夜のモモカちゃんからのものだった。途端に目がバキバキに覚め、全身に血液が行きわたる。
フガーフガーと鼻息を荒くしながら、内容を確認する。
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昨日はメールありがとうございます。
もし良かったら今日の夕方とかどうですか?
池袋から新宿あたりなら向かえます。
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わずか3行ほどのものだった。
どうして昨日返信をくれなかったのか? 夕べは他の男とハメたのか? 半日以上経過してから連絡してきたのはなぜなのか?
聞きたいことは山ほどあったが、メールであれこれと問い詰めるのはお馬鹿さんのすること。
一度アプローチしたからには、最後まで優しい年上男性を演じてあげるのが筋というものだ。
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メールどうもありがとう。連絡もらえて凄く嬉しいです。
もちろん今日でも大丈夫ですよ。
約束通り私の写メも送りますね。
こんな感じで大丈夫でしたら、よろしくお願いします。
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大急ぎでこちらの写メを添付して返信を行う。すると、数分もしないうちにモモカちゃんから返信が届いた。
それから数回のメール交換を行い、その日の夕方に池袋で待ち合わせすることとなった。
待ち合わせ場所は、池袋駅地下構内のイケフクロウの像の前。
約束の10分前に到着した筆者は、胸とキンタマをドキドキさせながら彼女の到着を待っていた。
そして、ほぼ時間通りにモモカちゃんらしき女性が近づいてくるのに気が付いた。
ぐ、ぐぬぬぬぬッ!
先ほどまでの高揚感が瞬時に消し飛んでしまった。
モモカちゃんの身長は165センチくらいだろうか? スレンダー体型でモデルっぽくも見える。
しかし、問題はその顔だった。10代のころの歌手・家入レオのような顔。まさにキツネ顔といった具合で、目つきが鋭く、綺麗でも可愛くもない感じ。
個性的すぎるその顔立ちにひるんでしまい、思わず目を逸らしてしまった。
しっかりしろ、ショーイチ!! 相手は19歳の未成年だぜ? このチャンスを棒に振ってもいいのか?
コンマ数秒ほどの一瞬で己を鼓舞する。
あとどれくらい現役でいられるかは分からないが、現在51歳の筆者が未成年のコとヤれる機会をみすみす逃すわけにはいかない。
気を取り直し、モモカちゃんに向き合う。向こうもこちらに気づいていたようで、目と目が合った。
ふんっ!
丹田に意識を集中し、深く呼吸する。
このコは可愛い、このコは可愛い、このコは可愛いんだ!!
自己催眠を施すため、意識の中で何度も繰り返す。
いつもならこれでコロっと騙されてくれるのだが、この時は違った。やはり生理的に受け付けないタイプなので、どうしてもノリきれない。
逡巡している間にモモカちゃんが距離を詰め、先手を取ってきた。
「お待たせしました。ショーイチさんですよね?」
「あ、う、うん」
「昨日は本当にごめんなさい」
ペコっと頭を下げるモモカちゃん。
おろっ? 案外可愛いところがあるなぁ♪
愛嬌のある笑顔と、最初に昨夜のことを謝ってきたので好感を持ってしまった。
「昨日のこと? 全然気にしてないから大丈夫だよ」
「本当ですか? ああ、良かったぁ」
胸に手を当ててホッとしたような表情を浮かべるモモカちゃん。キツネ顔には違いないのだが、愛嬌もありそうだ。
これならなんとかヤれるはず。そう思いなおした筆者は、ここでようやくエンジンがかかってきた。
「まずお礼を言わせてくれるかな?」
「え?」
「この俺にわざわざメールしてくれてありがとう。本当に嬉しかったんだ」
「そ、そんなぁ。わ、私のほうこそありがとうございます」
「と、とりあえずここじゃあアレだから、話しながら歩こうか?」
「はい」
イケフクロウ像の前を離れ、北口に向かって歩き始める。
「あ! そうだ。実物の俺って写メの何百倍もエロそうでしょ? こんなので平気かな?」
「ど、どういうことですか?」
「もしキモいとか無理そうとか思ってるんだったら、ここでごめんなさいしてもいいからね」
「そ、そんなことしませんよ。写メ通りで優しそうですよ」
「う、うん。優しいのには間違いないけど、モモカちゃんが想像しているよりずっとずっとエロいんだよ、俺って」
「はい。エロい人は大歓迎です」
「おっ、言ったね。後で後悔してもしらないよ」
「え?」
「あ、誤解しないでね。神に誓ってモモカちゃんの嫌がることはしないから安心して」
「は、はい」
「モモカちゃんはエロい人が好きなの?」
「はい。だって、そういう事をするんですから、そのほうが楽しいじゃないですか?」
「うわっ、俺と同じ考え方だよ。俺たちって気が合うのかもね」
「フフフ、そうかもしれませんね」
「昨日の書き込みで、エッチは嫌いじゃないって書いてたけど、モモカちゃんはエロいんだね」
「は、はい。正直に言うとそうです」
「それでいいんだって。じゃあ今日はふたりとも正直になって楽しもうよ」
「そ、それいいですね」
「よし、決まり! 俺も正直になるから、お互い遠慮しないで気持ち良くなろうね」
「はい。楽しみです」
会話のノリも良く、相性も良さそうな感じだ。
彼女のキツネ顔に対する嫌悪感は完全に消え、股間がギンギンに固くなっていた。
そして、徒歩5分ほどのところにあるラブホテルにチェックイン。室内でふたりきりとなったところで、さらに突っ込んだ質問をしてみる。
「誤解しないでね。怒ってないのは分かってもらえるよね?」
「は、はい」
「じゃあ、昨日返事をくれなかったのはどうしてなのか教えてほしいな」
「は、はい。実はあの書き込みをした途端、たくさんの男の人からメールが来て、怖くなっちゃったんです」
「そんなにたくさん来たんだ?」
「はい。すぐに10通近く来て、なんか怖くなっちゃったんです」
「なるほどね。いきなりだとビックリしちゃうよね」
「ああいうサイトではそれが普通なんですか?」
「うーん、どうだろう。でも、あの書き込み方は男心をくすぐってたからじゃないかな?」
「お、男心ですか?」
「うん。モモカちゃんみたいに若いコが、“エッチは嫌いじゃない”なんて書いてたら、男はメロメロになっちゃうからね」
「え? それだけの事でですか?」
「うん! 俺みたいにスケベな男は、そういうのに弱いんだよ。でも、そんなたくさんのメール貰ったのに、会おうとは思わなかったの?」
「はい。本当にビックリしちゃって、誰にもお返事出せなかったんです」
「そうだったんだぁ。そんな中から俺に返事くれたのはどうしてなの?」
「一番優しそうだったからです。それに写メを送るって書いてたじゃないですか?」
「うん」
「なんかそれが安心できそうで、この人になら連絡してもいいかなって思ったんです」
「なるほどね」
「でも、たくさんの男性を無視したままでいいのかなって不安なんです」
「それは大丈夫! 安心して。それくらいで怒る男の人なんていないよ。それがああいうサイトでは当たり前なんだから」
「そ、そうなんですか?」
「だから、わざわざ断りの連絡なんてしちゃ駄目だよ。かえってややこしくなるだけだからさ」
「はい。安心しました」
なかなか珍しいタイプの女性だ。出会える系サイト初心者のモモカちゃんなので、本当に不安に思っていたのだろう。
彼女の不安を取り除いてあげたおかげで、ふたりの距離がぐっと縮まったような感じだ。
「モモカちゃんは、具体的にどんなエッチが好きなのかな?」
「え?」
「ほら、さっき約束したでしょ? 今日はお互い正直になるって。だから、恥ずかしがらずに教えてよ」
「そ、そうでしたね。え、えっと、たくさん舐められるのが好きです」
「それってオマンコのこと?」
「は、はい」
「性感帯はクリトリスなのかな?」
「そ、そうです。優しく舐められたいです」
「うん。正直に教えてくれてありがとう。じゃあ、たくさんペロペロしちゃうね」
「はい♪」
「そういえば、モモカちゃんはイッたことあるの?」
「はい。あります」
「それってクンニでってこと?」
「そうですね。指やおチンチンの挿入でイッたことはないんです」
「あぁ、外ではイケるけど、中ではイケないってことだね」
「そ、それって変なことですか?」
「ううん。それが普通だよ。それにモモカちゃんは10代なんだから、中イキを知らないのが当然だと思うよ」
「そ、そうなんですか?」
「中でイケる女性って本当に少ないってよく聞くよ。40代になって初めて中イキできたってケースも多いらしいから」
「へぇ、物知りなんですね」
「最初から言ってるでしょ? 俺はエロいって」
「フフ、そうでしたね。それじゃあ今日は色々教えてほしいです」
「うん! ああ、ますます楽しくなってきたよ」
「はい。私もです♪」
この頃には彼女のキツネ顔にもだいぶ慣れてきていた。
真正面から正視するのはちょっとキツいが、視界に入っても嫌悪感を覚えることがなくなっていた。
同時にある思いが湧いてきた。
このコを初めて「中イキ」させた男になりたい!!
今日のテーマは決まった。ここに至るまで紆余曲折あったが、こうなったからにはもうブレない。後は目的に向かって進むだけだ。
会話を切り上げ、モモカちゃんにシャワーへ行くよう促す。
その後、入れ替わりで筆者もシャワーを浴びて準備を終える。
「じゃあ、少しだけ部屋を暗くするね」
率先して室内の照明を落とし、ベッドインすることなった。
キス、オッパイ愛撫と順序良く進めていくと、小さなアヘ声を漏らし始めるモモカちゃん。
エッチが嫌いじゃないどころか、かなり好きそうな反応だ。
オッパイのサイズはAカップ程度だったものの、スレンダー体型に相応しかったのでこちらのテンションも上がったままだ。
マンコにシャブりつきたい気持ちを抑えながら全力愛撫を叩き込んでいく。
もぞもぞ、クネクネ…
ついに彼女の腰が動き始めた! 間違いなく、早くイジってくれという合図だろう。
もう少し焦らしたかったが、そろそろ頃合いだろう。体勢を入れ替えクンニの準備を整える。
ジュプ、ねちゅッピュ!
モモカちゃんの両脚を開いた途端、マン汁の音が響いた。
いつチンポを入れても大丈夫なくらい濡れに濡れていたのだ。
これだけ濡れていたら、舌先を唾液でコーティングする必要もないだろう。
チロロロりょん!
固く尖らせた舌先でクリトリスを弾いてみる。
「い、いひぃッ!」
モモカちゃんが急に野太いアヘ声をあげた。やはりクリトリスが敏感なのだろう。
しばらく舌先で弾いてから次のステップに進む。
ムチュウウウウウウっ!
唇を蛸の口のようにしてすぼめクリトリスに吸い付く。痛みを与えないよう様子を見ながらだ。
そしてクリトリスを吸引した状態で、舐めまわしてみる。
「あ、あひッ、ひ、ヒィっ!」
なんて分かりやすい反応なのだろう。アヘ声の強弱によって、彼女が確実に昇り始めていることが理解できた。
はっ! 待てよ。
このままモモカちゃんがイクまでクンニを続けるのは簡単なことだ。だが、あえて寸止めすることによって中イキしやすくなるのでは?
ここでクンニをストップ。
そしてすぐに中指を膣口に挿入する。マンコ内部へ刺激を与えた場合、どんな反応をするのか見ておかなければならないからだ。
いつもなら、手マンとクリ舐めを同時に行うのが筆者の流儀だ。
しかし、愛撫でモモカちゃんをイカせたくなかったので、手マンだけを行うことにした。
ホジホジ、ねろねろ、ずんずん、ネロップじゅ…
中指の角度と動きをアレコレ変えながら内部を触診する。すぐにGスポットの位置を特定することに成功した。
一口にGスポットと言っても、女性によってその位置は様々だ。それを特定する作業はとても楽しい。手がかりの少ない宝の地図から座標を推測するようなノリだ。
その敏感ポイントを集中して攻めてみる。モモカちゃんのアヘ声がどんどん大きくなる。
ピタっ!
突然手マンの動きを止める。このまま続けていたら、手マンで昇天させていたかもしれない。
そして、内部を刺激しないよう静かに中指を引き抜く。
モモカちゃんは愛撫が急に止まったことでキョトンとしていた。何か言いたそうだったが、こちらが先手を取った。
「も、もう限界だよ。お願いだから入れさせて」
「え? あ、はい」
ピコン!
ここで閃いてしまった。
キツネ顔の彼女と正常位でハメるのは少しばかり難易度が高い。そこで後ろから入れようと思ったのだが、あえて立ちバックを提案してみることにした。
「ね、後ろから入れたいな」
「は、はい。いいですよ」
「どうせなら立ったままバックで入れてみない?」
「え?」
「もしかしてしたことない?」
「はい。ありません」
「じゃあ、試してみようよ。ベッドから降りて壁に向かって立ってごらん」
こちらの指示に素直に従うモモカちゃん。
「そう、上半身を前に倒して壁に手をついて」
「こ、こうですか?」
「うん。その状態で肩幅くらいに足を開いてみて」
「は、はい」
「うん。それでOK。ちゃんとコンドームを着けたから、入れるね」
モモカちゃんの背後からチンポを挿入する。モモカちゃんの身長は165センチ前後だったので、こちらはほぼ屈まずに入れることができた。
ふっ、思った通りだ!!
肩幅に足を開かせたので、マンコの締まりがそこまでキツくない。これなら早漏を避けられそうだ。
根元まで挿入してから動きを停止。マンコ内部がチンコの固さに慣れるのを待つ。
そして頃合いを見計らってからモモカちゃんに伝える。
「最初はモモカちゃんの好きなように動いてごらん」
「ど、どうすればいいんですか?」
初めての体位なので勝手が分からないのだろう。
「チンチンが外れない程度に前や後ろに腰を動かしてごらん」
「わ、分かりました」
恐る恐るといった感じで腰を動かし始めるモモカちゃん。
「そう、その調子だよ。次は円を描くように腰を動かしてみて」
「は、はい」
「うん。とっても上手だよ。今度は好きなように動いてみて。モモカちゃんが一番気持ち良くなる角度を探してよ」
彼女が動いている間、筆者も肩幅程度に足を開き、腕組みをしていた。まさに“仁王立ち”だ。挿入してから一度も腰を振っていないので、体力は有り余っている。
腕組したまま彼女の様子を上から眺める。普段はMっ気の強い筆者だが、このシチュエーションだとMっ気が鳴りを潜め、Sっ気が疼いてくる。
5分近く経過しても射精の前兆が訪れない。まだまだ楽しめそうだったが、これ以上この体位を続けていたらモモカちゃんの体力が持たないだろう。
「じゃ、今度は俺が動くね」
「は、はい」
「チンチンが外れないよう、お尻を俺のほうに向かって突き出しておいてね」
そう声をかけてから上半身を前に倒す。
ドン!
両手を壁について、バランスを取る。
その状態で挿入角度を調整して、まだチンポが当たっていない部分を攻撃できるようにする。
狙いは手マンで特定しておいたGスポットだ。
わずかに腰を引いてから、亀頭をGスポットに擦りつけるように押し出す。
その流れで最奥部までインサートして、引き抜く際にもGスポットを刺激する。
狙いを外さないため、速度より精度を重視したピストン運動だ。
この動きを数分ほど続けていると、急激にマンコが締まりだしてきた。彼女の足は肩幅に開いたままなので、純粋なマン圧の高まりによるものだ。
モモカちゃんのアヘ声がますます大きくなり、腰がピクピクと震え始めていた。
エクスタシーに向かっている最中なのだろう。ここで射精してしまっては目的を果たせない。
顔を見られていないのを幸いに、奥歯を噛みしめ顔面をクシャクシャにして耐える。
だが、マン圧の高まりにより、射精まで待ったなしの状態に追い詰められてしまった。
こうなったら奥の手を出すしかない。
左手は壁につけたままにしておき、右手だけを放す。
そして自由になった右手を回し、モモカちゃんのクリトリスをイジり始める。
ピストンでの“Gスポット刺激”と、指先での“クリ刺激”というダブル攻撃だ。
「え? ヤ、ヤバイです! あ、アソコがキュンキュンするぅぅぅぅ」
下唇を思いっきり噛み、射精するのをこらえながら腰と手を動かす筆者。
「い、イッちゃうッ!」
頂点に達するモモカちゃん。そのコンマ数秒後、ドピュっと射精してしまった。
ふぅ。
射精後も、腰と手の動きを止めず彼女に余韻を味わってもらう。
数分後、チンポを引き抜き後処理を開始。「少しベッドで休もうか?」と提案し、ベッドの上で寝転ぶ。
息も絶え絶えといった具合のモモカちゃんにかけ布団をかけてから話しかける。
「どう? 疲れちゃったかな?」
「ぜ、全然平気です」
「無事にイケたってことでいいのかな?」
「はい! まだアソコがジンジンして気持ちいいです」
満足そうに答えるモモカちゃん。
しかし、真相は不明だ。
もしかしたらクリへの刺激で外イキしただけかもしれない。しかし、そこを追求しても不毛だ。彼女が無事にイケたことに感謝するべきだろう。
「またシたくなったら連絡してね」
「え?」
「もしモモカちゃんさえ良ければ連絡先を交換しておかない?」
「いいんですか?」
「もちろんだよ。あ! でも無理強いはしたくないから、後でサイト経由で交換する?」
「い、いえ。今で大丈夫です」
モモカちゃんがガバっと身を起こし、自分のカバンからスマホを取り出してきた。筆者も慌ててスマホを取り出す。
こうして裸のままスマホを操作するふたり。そして無事に連絡先を交換することができた。
正直、顔はタイプではなかったものの。タダマン相手としては上出来だろう。久しく10代の女性とセフレ関係になっていなかったので、あわよくばという気持ちもあった。
その後駅の改札口まで送って行きデート終了。
今回のデートは大きい収穫を得られた。肩幅に足を開いた仁王立ち状態での立ちバックなら早漏を避けやすいという発見だ。
本当にセックスというのは奥が深い。50歳を過ぎてもまだまだ知らないことばかり。これからもこの道を究めるため、もっともっとたくさんの女性と実践を積んでいきたいものである。
(文=所沢ショーイチ)