他にも、野菜でオナニーをするシーンがありました。キュウリをアソコに入れられ、潮を吹かされます。男はその潮を瓶の中に入れるのです。
その夜、まなさんは先ほどまで自分のアソコに入っていたキュウリを、夜ご飯のサラダとして旦那さんに出すのです。まなさんは、そのことに気づいていません。なぜなら、催眠をかけられた時の記憶はなくなってしまうからです。
旦那さんもそうとは知らず、ドレッシングをかけ、サラダを食べます。そのドレッシングの中には、まなさんの潮が…。「変な味がする」と旦那さんは言いますが、記憶がなくなっているのでまなさんにも原因はわかりません。こうして少しづつ、本人たちが気づかない間にゆっくりと、世界は壊されていきます。
そして最後のシーン。男は旦那さんの前でまなさんとセックスをします。旦那さんは催眠をかけられて動けません。さらには、オナニーを命じられます。奥さんが同僚とセックスしているのに、自分はその目の前でオナニーしているという、旦那さんにとっては屈辱的な展開です。
さらに男はまなさんに催眠をかけます。催眠をかけられたまなさんは旦那が近くにいることを忘れ、セックスしながら夫婦生活の不平不満を吐き出すのです。
これだけでは終わりません。男はセックスしながら、旦那にあるものを読ませます。
「何があっても夫婦2人で生きていきましょう」
それは、まなさんと旦那さんが結婚式の時に書いた手紙でした。
いやらしいほどの生々しさ。まなさん夫婦をどん底に突き落とし、最後まで胸クソを貫く。
この徹底した展開にものすごく引き込まれて、オナニー関係なしに、ストーリーとして楽しむことができました。
まなさんの凄さは、こういった現実ではあり得ない独特な世界観の作品でも、ファンを置いていかない演技力があることだと思います。落ち着いていて芯がある。だからこそ、見る側は安心して見ることができます。どんなに攻めた作品でも、まなさんの安心した演技により、世界観についていくことができるのだと思います。
まなさんがしっかりとした女性だから、催眠系作品にハマるのかもしれません。落ち着いている女性を自分の思い通りにしたいという気持ちは、女の私もなんとなくわかります。