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信じられないことに、世の中にはクンニを嫌がる男が存在しているらしい。
生きとし生ける全ての女性は筆者にとって崇拝すべき対象だ。そんな女性のマンコに口づけすることは至高の喜びと言えよう。
本当に理解しがたい。いったいどこに嫌になる要素があるのだろうか?
そういう男たちは、フェラチオしてもらう資格なんてないだろう。自分だけは一方的にお口で愛してもらうだなんて虫の良すぎる話だ。
そう。自分のできないことを相手に要求するのは人間として最低だと思っている。
筆者は己のザーメンだってグビグビ飲める。だからこそ、女性にザーメンを飲んでもらうことに何のためらいもない。
嗚呼、どこかに筆者みたいな考え方を持つ女性はいないだろうか?
そんな女性と出会えたら、間違いなく出会える系サイト遊びを引退するだろう。
朝から晩まで互いの性器を口に含み、相手の体液をゴクゴクと飲みまくる…。文字通り部屋に引きこもってふたりだけの世界にどっぷりと浸かりたい。
この40年近く、ずっとそんな相手を追い求めているが未だに出会えていないのだ。
50歳をとうに越えてしまったが、筆者はまだ諦めていない。チンコが勃起する限り、理想のパートナー探しの旅を続けることだろう。
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34歳の普通の主婦です
こういうサイトを使うのは初めてなので変だったらごめんなさい。
しばらくレスが続いていておかしくなりそうです。
あまりゆっくりできませんが、少しだけ冒険させていただけますか?
新宿近辺でお会い出来たらと思います。
3月0*日10時47分
受付メール数:0/5
♀セイナ
34歳
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ある平日の午前中のこと。いつものようにあちこちの出会える系サイトを巡回していると、愛用の【イククル】でこんな書き込みに遭遇した。
34歳の人妻が勇気を出して出会える系サイトで応募をしていたのだ。
午前中の家事を終えて一息ついたところで、メスとしての本能を抑えられなくなったのだろうか。
30代半ばの女性にとって、セックスレスの状態で毎日の家事をルーティンワークのようにこなすのは拷問のようなもの。
この書き込みからは、そんな人妻の助けを求める声が聞こえたような気がした。
少しだけ興味をもった筆者は、このセイナちゃんのプロフィール画面を確認してみることにした。
わわっ! こいつ顔を公開してるじゃねぇかっ!!
身バレを心配する人妻は、普通顔写真を公開したりしない。我々男性陣もそれが当たり前だと思っている。
しかし、セイナちゃんのようにサイト初心者だと顔写真を掲載するのが当然だと勘違いしているケースがあるのだ。
これは筆者にとって思いがけない幸運だった。なぜなら、セイナちゃんは…
檀れい似の美女だったのだ!!!!!!!
顔のアップの写真で、太い黒縁の眼鏡をかけていた。
その眼鏡が実によく似合っていて、綺麗で可愛らしい。それでいてどことなくアンニュイな表情がオスの劣情を刺激してくる。
スタイルの良し悪しは分からなかったが、この顔なら何回でも発射できそうだ。
やはり午前中の出会える系サイトというのは、余裕をもって楽しむことができる。
夕方や夜の熱い時間帯だったら、セイナちゃんほどの美形の女性には男性からのメールが殺到していたことだろう。
鼻息を荒くしながら早速アプローチを開始することにした。
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はじめまして、セイナさん。
都内の会社員、ショーイチ・39歳です。
さきほどセイナさんの書き込みを見ました。
優しいくらいしか取り柄のない私ですが、セイナさんと楽しい時間を過ごしたいです。
今日は仕事が休みなので、5分後の待ち合わせでも数時間後の待ち合わせでも大丈夫です。
あ!
お返事をもらえたら私の写メを送りますね。
それを見てもらってからで構わないので、検討してもらえたら嬉しいです。
では!
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こんなファーストメールを送信すると、5分ほどでセイナちゃんから返信が届いた。
ウヒョーっ!! 勝ったも同然!
筆者の場合、ファーストメールに返信があった時点でほぼ勝利が確定している。少なくともここ半年くらいはファーストメールに返信をくれた女性と100パーセントの確率で会えているからだ。
顔面偏差値の低い筆者だが、正々堂々と写メを送るようにしている。
こういうサイトで遊ぶ女性というのは、イケメンなんか求めていないのだ。彼女たちが最も重視しているのは、安心して遊べるか否かなのである。
請われてもいないのにこちらから積極的に写メを送ることにより、女性に安心感を与える。とても単純だが、滅茶苦茶有効な作戦なのだ。
その後、数回のやり取りを経てあっさりと約束が成立。
待ち合わせ場所は新宿アルタ前。約束の10分前に到着した筆者はドキドキしながら彼女の到着を待っていた。
そこにメールが届いた。
ま、まさかドタキャンか!?
相手は出会える系サイト初心者の人妻だ。ぎりぎりになってビビってしまうこともありうる
こんな事態も一応想定していたが、あの美形を逃がしたとなるとなんとも悔しい。
取り乱さないよう呼吸を整えてからメールを確認する。
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今、電車で向かっています。
だいたい10分くらいだと思うので少し遅れるかもしれません。
ごめんなさいm(__)m
私の今日の恰好を写真で送っておきます。
恥ずかしいのでショーイチさんのほうから声をかけていただければと思います。
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なんて律義な女性なのだろうか? 遅刻するかもしれないという連絡をわざわざ寄こし、しかも服装を伝えるために写真まで添付してくるとは!
さっそく画像を確認してみる。
はぁぁぁぁ、ボカぁ幸せだなぁ…
まだマンコを舐めていないというのに、早くもゾーンに突入してしまった。
その画像は、自宅の玄関に設置されている鏡の前で撮影されたであろう彼女の全身写真だった。
中肉中背で、サイトのプロフィール画像と同じように黒縁の眼鏡をかけていたセイナちゃん。
よしっ! 今日の夜はこの画像をオカズにしてオナニーするぞ!!
瞬時にそう決意した筆者なのだった。
そして約束の時間を数分過ぎたところで、セイナちゃんが現れた。
彼女はキョロキョロと周囲を見回しながらまっすぐ壁際に向かって歩いていく。
そんなセイナちゃんの数メートル後ろに移動した筆者は、じっくりと視姦し始める。
クックック、なかなか肉付きの良さそうなケツしてんなぁ。やっぱり30代の熟れかかったメスは美味そうだ…
顔の筋肉が緩まないよう、奥歯を噛みながら観察を続ける。
おっ、髪の毛もサラサラで天使の輪が見えてる! 後ろ姿だけだったら余裕で20代前半で通用しそうだなぁ…
見た目は文句のつけようがない。これだけ上玉なら少しくらい性格が悪くても誤差みたいなものだろう。
壁際に到着したセイナちゃんがくるっと振り返ったところで、筆者と目が合った。
「あ、ショーイチさん?」
「うん。驚かせちゃったかな?」
「は、はい。振り向いたらいるんですもの」
「ごめん、ごめん。セイナちゃんが綺麗だから声をかけるのも忘れて見惚れていたんだ」
「ええっ?」
「凄いオーラだったよ。芸能人みたいにセイナちゃんの周りだけ輝いてみえたもの」
「そ、そんなわけないですよぉ」
「いやいや、そんなわけあるって。ほら? 感じない、周囲の視線を?」
「え?」
「周りの人たちがチラチラこっちを見てると思わない?」
「や、やだ。恥ずかしいです」
「そ、そうだね。ここだとちょっと人目につくから歩きながら話そうか?」
「は、はい」
ホテル街に向かって歩き始めるふたり。
それにしてもセイナちゃんは本当に眼鏡が似合っていた。綺麗な顔立ちなのでパッと見た感じはクールな印象だが、眼鏡によって愛嬌があるようにも見えた。
「よく新宿には来るのかな?」
「いえ。こうやって歩くのは1年以上なかったです」
「あまりこっちには来ないんだ?」
「そうですね。買い物とかも全部地元で済ませちゃってるので…」
「あれ? 専業主婦なんだっけ?」
「は、はい」
「それじゃああまり遊べていなさそうだね」
「はい。たまに友達とカラオケに行くくらいで…」
「それだとストレスとか溜まっちゃいそうだね。それで、あのサイトを使ったのかな?」
「そ、それもありますね」
「それにしても信じられないよ」
「え?」
「セイナちゃんみたいに綺麗な人が奥さんだったら、一日3回はセックスしたいと思うんだけどなぁ」
「エエっ?」
「本当にセックスレスなの?」
「は、はい。本当です」
「もしかして旦那さんがすっごい年上とか?」
「い、いいえ。6コ上です」
「ってことは40歳なんだ。それならまだまだシたい年ごろだと思うんだけどなぁ」
「いえ、本当にないんです。いつも疲れてるみたいで」
「忙しいお仕事なんだね」
そんな他愛もない話をしながら歩くふたり。ここで、肝心なことを聞くのを忘れていたのを思い出した。
「あ! そう言えば聞くのを忘れてたよ」
「はい?」
「ここまで歩いてきちゃったけど、俺みたいなので大丈夫?」
「ど、どういうことですか?」
「もし嫌だと思ってたら、ここでデートを終わりにしてもいいんだからね」
「え?」
「ほら、実物の俺って写メの何百倍もエロそうでしょ? キモいとか無理とか思ってたら、遠慮しないで教えてくれるかな?」
「エエっ?」
「大丈夫! 安心して。絶対に怒ったりしないし、断られたらこの場で目を瞑って30秒数えるからさ」
「ど、どういうことですか?」
「俺が目を瞑ってたら、セイナちゃんも帰りやすいでしょ? 追いかけたりしないから安心してね」
「そ、そんなぁ。断ったりしませんよぉ」
「本当に? 俺でいいの?」
「はい。ショーイチさんがいいです!」
はぁぁぁ、ショーイチ、幸せッ!
視界に入るもの全てがバラ色に輝いたように見える。「ショーイチさんでいいです」ではなく「ショーイチさんがいいです」と言ってくれたセイナちゃん。
たった一文字の違いだが、「で」と「が」では天地ほどの差がある。
出会ってからまだ数分ほどしか経っていないが、ここまで筆者を信用してくれるだなんて…。
これはどうあっても彼女を裏切ることなんてできない。セイナちゃんの望みを叶えられるよう全身全霊で頑張らなくては!!
「あ、ありがとう。今日は俺と出会ってくれて本当にありがとう」
「は、恥ずかしいです。で、でも、私もありがとうございます」
「今から数時間後、やっぱり今日は勇気を出してよかったって思ってもらえるように死ぬ気で頑張るね」
「そ、そんなぁ。ふ、普通でいいですよぉ」
「普通? そんなの無理だよ。もう俺は完全にセイナちゃんにメロメロになっちゃったんだから」
「え?」
「あ! でも勘違いしないでね。ストーカーになったりしないから安心して」
「はい。最初からずっと安心してます」
「俺ってそんなに安全そうに見えるかな?」
「安全というか、とにかく優しそうです」
「う、うん。女性の嫌がることは死んでもできない性格なんだ」
「分かりますぅ。ショーイチさんって誰にでも優しそうだからモテるんじゃないですか?」
「それは誤解だよ! 俺が優しくなれるのはセイナちゃんみたいに綺麗で可愛いコだけだよ」
これも作戦だ。「可愛い人」ではなく、あえて「可愛いコ」と言ったのだ。
30代以上の女性はこの辺りの言葉の違いに敏感だ。
既に愛撫が始まっているので、頭をフル回転させながら発する言葉選びに注意を払う。
そうこうするうちに目的のラブホテルに到着。チェックインを済ませ、ようやく密室でふたりきりとなった。
「まずはお茶でも飲んでゆっくりしようか?」
「は、はい」
途中で寄ったコンビニで購入したペットボトルのお茶を飲むことに。
「どう? 緊張してきたかな?」
「は、はい。少しだけ緊張してきました」
「お、俺もなんだ。今、すっごくドキドキしてるんだよ」
「ほ、本当ですか? 慣れてそうに見えますよ」
「んなことないって! ほら、俺のココ触ってみる? すっごくドクンドクンしてるから」
股を広げ、股間を指さしながら言ってみた。
「フフ、ショーイチさんエッチ過ぎますぅ」
「だから言っておいたでしょ? セイナちゃんの考える何百倍もエロいって」
「そ、そうでしたね」
「エッチの前にもう少しおしゃべりしようか?」
「は、はい」
「じゃあ、そうだなぁ、セイナちゃんの経験人数を教えてくれるかな?」
「け、経験人数ですか? さ、3人です」
風俗嬢のインタビュー取材の時と同じように「得意技は?」とか聞いてしまいそうになる。これも職業病というやつかもしれない。
インタビュー口調にならないよう気をつけながら会話を進める。
「意外と少ないんだね。セックスは好きなの?」
「そ、それがよく分からないんです」
「ん? もしかしてイッたことがないとか?」
「は、はい。ムラムラすることはありますし、気持ちいいとは思うんですけど…」
「今までの人たちはちゃんと愛撫してくれた?」
「あ、愛撫ですか?」
「うん。たっぷりマンコ舐めてもらったりとかさ」
「な、ないです! そ、そういうのもされたことがないんです」
「え? 本当に? クンニされたことないの?」
「は、はい。そんなにおかしいことですか?」
「うん! 正直に言うね。今日セイナちゃんを見た時、俺は“ヤリたい”じゃなくて“このコのオマンコ舐めたい”って思ったくらいだよ」
「ええっ、なんですかそれ!?」
「変だよね? でも、俺は射精よりもクンニのほうが大好きなんだ。だから今日はセイナちゃんのオマンコをたくさんペロペロさせてもらいたいな」
「は、恥ずかしすぎます」
「え? もしかして嫌?」
「い、嫌じゃないです。でも、本当にされたことがないので」
「じゃあ、今日はたっぷり経験してみようよ。セイナちゃんは何もしないでベッドに寝てるだけでいいからさ」
「え?」
「俺がたくさんご奉仕するから、女王様になった気分でいてよ」
「じ、女王様ですか?」
「あ、誤解しないでね。SMとかそういう変態チックなことじゃないよ。ただ俺が一方的にご奉仕するだけだからさ」
「そ、それでいいんですか?」
「うん。好きなコに喜んでもらうことが、俺にとっての幸せなんだ」
「そ、そんなぁ…」
これも作戦だ。会話の最中にポロっと本音が出てしまったかのように「好きなコ」と言ったのだ。
その一言に素早く反応したセイナちゃん。恥ずかしそうにうつむいてしまった。
見た目が綺麗なので褒められることに慣れていそうだと思っていた。しかし、案外ウブだったようだ。
これ以上畳みかけても彼女を恥ずかしがらせるだけだろう。まだまだしゃべり足りなかったが、セイナちゃんをシャワーに促すことにした。
「じゃあ、俺は窓際で煙草を吸ってるからシャワー浴びてきて」
「え?」
「部屋が煙草臭くならないよう、煙は外に吐き出すから安心してね」
「だ、大丈夫ですよ。普通に吸ってもらって」
「本当に?」
「はい。気にしないので」
「それじゃあ、遠慮なく吸わせてもらうね」
このラブホテルは洋服をかけるところが扉付きの戸棚形式になっていた。彼女の上着はその戸棚の中に入っているので、煙草の匂いがつつくこともなさそうだ。
ペットボトルのお茶を飲みながら、悠々とした気分で煙草に火を点ける。
プハァァァァァァァっ! いつもより美味く感じるぜぇ!
まだエッチの前だというのに勝利の余韻に浸っているような気分だ。
クンニ処女の彼女を相手に、どうやって舐めてやろうかとシミュレーションを開始する。
クックック、案外クンニの虜になってセイナちゃんのほうから再会をねだってくるかも?
自分勝手な妄想をしながら煙草を吸い続ける。
あれ?
気が付くと3本目の煙草を吸い終わっていた。浴室からはシャワーの音が聞こえている。
ずいぶんと長いシャワータイムだ。
しかしこれもよくあることだ。出会える系サイト初心者のセイナちゃんなので、初対面の男とエッチするのも初めてとなる。
だから、いつもより念入りに体を洗っているのだろう。
しかも、たっぷりとマンコを舐めると宣言しておいたので、徹底的にマンコをゴシゴシしているのだと思われた。
4本目の煙草に火を点けようかどうかと迷っているタイミングで、セイナちゃんがシャワーから出てきた。
入れ替わりで筆者もシャワーを浴びる。そして、手洗いと歯磨きをして準備完了。
少しだけ室内の照明を暗くしてからベッドインする運びとなった。
「それじゃあ、肩の力を抜いて」
「は、はい」
「途中で痛くなったり嫌なことがあったら、すぐに教えてね」
「は、はい」
「無理に演技とかしなくてもいいよ。リラックスして楽しんでね」
「ほ、本当にそれでいいんですか?」
「それがいいんだよ。気持ちいいことするんだから、ふたりで楽しもうね」
「はい」
軽めのキスから仕掛けることにした。
ネプ、にゅのろん!
ふたりの唇が触れた瞬間、セイナちゃんがこちらの口内に舌をねじ込んできた!!
ウブなセイナちゃんがこうも積極的にくるとは想定外のことだった。これはここまでの愛撫が成功していた証だ。
こちらを憎からず思っているからこそ、唾液交換に何の抵抗も感じていないのだろう。
愛してるよ!
心の中でそう告げてから筆者も負けじと応戦する。
長時間かけたディープキスを終える頃には、筆者の愚息が涙をこぼしていた。
先端が先走り液まみれとなり、ローションを使用しなくても余裕で素股プレイができそうなほどだ。
お次はオッパイ愛撫。推定Dカップほどの乳房を揉みながら、優しく乳首を口に含む。
「はぁぁぁぁ」
ため息交じりのアヘ声を上げ始めるセイナちゃん。
あ! しまったぁぁぁぁぁぁ!!
ここで大きな失敗に気づいてしまった。
この時のセイナちゃんは当然眼鏡を外していた。もちろんその顔も綺麗で文句のつけようもなかったのだが、どうせならあの黒縁の眼鏡をかけてもらったままエッチしたかった!
だが、いまさら「眼鏡かけて」なんて言えない。こうなったらなんとしてでも2度目のデートを確約して、その時に眼鏡着用エッチを楽しむしかない。
気を取り直してオッパイ愛撫を続けてからクンニの体勢に移行する。
ヅーンっ!
セイナちゃんのマンコに顔を近づけた途端、強烈な“オイニー”が鼻孔を襲ってきた。
匂いなんてレベルじゃない。80年代にとんねるずの石橋貴明がよく使っていた“オイニー”というフレーズが突然頭に浮かんできたのだ。
あ、アレれ? あれだけ長時間シャワーを浴びていたのに?
恐る恐る鼻を近づけて確認してみることにした。
お、オイニー、ツイキー!!
匂いがキツい! 野菜が腐りかけたような匂いとでも言えばいいのだろうか?
彼女が今までクンニされたことがないのは、このオイニーが原因なのでは?
匂いに敏感な筆者にとってこれはかなりの難敵だ。愚息が見る間に萎んでしまって、使い物にならなくなってしまった。
だが、百戦錬磨を自負する筆者にとって、こんな修羅場は朝飯前のことだ。
ガぱっ!
口を極限まで大きく縦に開く。そして、下唇と舌でクリトリスを挟むようにして密着する。
こちらの鼻はセイナちゃんのおへその下に位置するので、直接オイニーを嗅がないで済むポジションだ。
顎が疲れるので長時間はできないが、たくさんクンニすると宣言していた手前泣き言は言ってられない。
レロレロ、ねぷちゅる、ねろろジュぱっ
こちらの唾液を垂れ流しながらクリトリスを徹底的に舐める。
「あぁぁぁ、こ、こんなの初めてぇぇぇぇ!」
セイナちゃんのアヘ声がさらに大きくなる。
ヅーンっ!!
愛液が溢れてきたのだろうか。一段とオイニーがキツくなってきた。
だが、ここまで来てちゃぶ台をひっくり返すわけにはいかない。一度始めた愛撫を止めるような真似は死んでもできないからだ。
意を決して手マンを仕掛けることにした。
右手の中指を膣口にゆっくりと挿入。クリ舐めを続けながらGスポットをコネコネと刺激する。
「こ、怖いです!! な、なんだか変ですぅぅぅぅ!!」
マン圧が高まり、中指をギリギリと締めあげてきた。この調子なら後少しでエクスタシーに導けそうだ。
「だ、駄目ですっ!」
突然、セイナちゃんが上半身を起こして愛撫を制止してきた。
「ん? どうしたの? 痛かったかな?」
「ご、ごめんなさい。ほ、本当に怖くなっちゃって」
「今まで経験したことのない怖さなのかな?」
「は、はい。気持ち良すぎて、頭が変になっちゃいそうで…」
「それじゃあ、仕方ないね。その先にイクっていう感覚が待ってると思うけど、無理はしないほうがいいね」
「は、はい。せっかくなのにゴメンなさい」
「謝ることないって。それじゃあ、そろそろ入れようか?」
「は、はい」
セイナちゃんに背を向けてコンドームを装着しようとする。
シュン…
愚息は小さくなったままだった。
これも想定内のことだ。右手の手の平に唾液を垂らして竿を握る。唾液がローションの役目を果たし、すぐにフル勃起状態となる。
今だ!
すぐにまた小さくなるかもしれないので、素早くコンドームを装着。
「はい。ちゃんとコンドームを着けたからね」
向き直ってゴムを着けたチンコを彼女に見せる。
そして、正常位の体勢でインサート開始。
ゆっくりチンコを根元まで入れてから、動きを停止する筆者。セックスレスが長く続いていたセイナちゃんを気遣い、マンコがチンコに慣れるための時間を作っているわけだ。
だが、それが長時間続くと女性は不審に思うもの。そこで血流を操作して、腰を動かすことなくチンコだけをピクピクさせる。
「な、なかでオチンチンが動いてます」
「うん。セイナちゃんが可愛くて綺麗だから、チンチンが喜んでるんだ」
「そ、そんなぁ」
恥ずかしさのあまり両手で顔を隠すセイナちゃん。
しばらくしてから腰を動かし始める。1回のピストンに10秒かけるようなスローピストンだ。
そのピストンの間もずっとチンピクを継続。
よし、ここいらでもっとサービスしておくか。
ピストンしながらセイナちゃんの右乳首をイジり、左乳首に吸い付く。さらに右手を伸ばしてクリトリスをイジる。
Gスポット、両乳首、クリトリスの3か所を同時に攻める筆者の十八番だ。
「だ、だめぇっ!」
またもや大きな声で制止してくるセイナちゃん。「嫌よ嫌よも好きのうち」というのは男の勝手な妄想にしか過ぎない。「嫌よ」と言われたので素直に腰と手の動きを止める。
「やっぱり怖い?」
「は、はい。このまま気を失ってしまいそうで…、怖いです」
「うん、無理はさせたくないよ。それじゃあ、そろそろイクね」
「は、はい」
ディープキスしながらラストスパートを開始する。
ふぅ。
少しだけ余韻を味わってからチンコを引き抜く。そしてコンドームの処理を始める。
こちらの体液とセイナちゃんのマン汁が交じり合ってグチョグチョになっているコンドーム。
怖いもの見たさでその匂いを嗅ぎたくなったがグっと我慢。
「ありがとうね。とっても気持ち良かったよ」
「こ、こちらこそありがとうございます」
「そんなに怖かったかな?」
「は、はい。いつもの何倍も気持ち良くって、目の前が真っ白になっちゃって…」
「そうだったんだぁ。イカせられなくてゴメンね」
「い、いえ! 本当にありがとうございます。会えたのがショーイチさんで本当に良かったです」
なかなか嬉しい事を言ってくれるセイナちゃん。
だが、あの強烈なオイニーのせいで再会の約束をする気は完全になくなっていた。
しかし、顔だけ見てると本当に可愛い。2度目はないと思っていたが、もう100回くらいはエッチしてもいいかも?
翻意した筆者は帰り支度の最中に連絡先の交換を提案。すんなり了承してもらい、再会を約束することに成功したのだった。
その後、駅の改札口までセイナちゃんを送っていきデート終了。その足で地上の喫煙所に向かい、一服することにした。
ヅーんぬッ!
喫煙所に到着して煙草を指で挟んだ瞬間、またオイニーが漂ってきた。手マンしていた右手の中指にオイニーがこびりついていたようだ。
エッチの前に念入りに手洗いする筆者だが、事後はそこまで丁寧に洗わない。そのせいでオイニーが消えていなかったのだ。
そのままでは吐き気をもよおしそうなので、左手で煙草を持って吸うことに。
それにしても、本当に臭かった。もし彼女にナマ挿入していたら、愚息に匂いがこびりつくのは間違いないだろう。
定期的にエッチしているセフレたちに不審がられそうなので、セイナちゃんと再会しても絶対に生ハメはしないと心に誓うのだった。
(文=所沢ショーイチ)