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筆者はコンプレックスを抱えている女性が大好きだ。そして、そのコンプレックスを克服した女性が死ぬほど大好きだ。
女優の戸田恵梨香やももクロZの高城れに。このふたりはその最たる対象だ。彼女たちの口元が嫌いだという層は少なくないだろう。だが、筆者はそこに魅力を感じてしまう。
コンプレックスを乗り越えて凛とした佇まいを見せる女性は、顔の造作なんて関係なくただただ美しいものである。
外見も中身もコンプレックスだらけの筆者としては、そうした女性に崇拝にも似た感情を抱いてしまうのであった。
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明日は休日♪
いま仕事が終わって駅に向かってます。
明日はお休みなのでちょっとムラムラしてます。今日は誰かと一緒にラブラブしたい気分なんです。
デパート勤務なので身なりと清潔感には気をつけています。
1回だけの関係でも、会っている時は恋人のように可愛がってほしいです(ハート)
これから新宿駅近辺で待ち合わせできる年上男性の方、
誘っていただけますか?
カテゴリー:
スグ会いたい
投稿時間:
2020-02-2* 19:21:44
イオリ
地域 東京都
年齢 27歳
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日課である出会える系サイト巡りをしていると、筆者が長年愛用している【PC★MAX】でこんな書き込みに遭遇した。
この書き込みのように自分の職業を限定しているケースは、業者である可能性が極めて低い。
このように職業を書いて募集すると、仕事について突っ込まれた際にボロが出てしまうからである。
それに、書き込みをした時間帯も実にリアルだ。
19時で営業時間が終わるところが多いので、まさにこのイオリちゃんは仕事帰りの途中なのだろう。
これはガチだと確信した筆者。早速アタックすることにした。
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こんばんは、イオリさん。
都内の会社員のショーイチ・39歳です。
さきほどイオリさんの書き込みを見ました!
私も人肌恋しく思っていたところなんです。
優しいくらいしか取り柄のない私ですが、イオリさんと楽しい時間を過ごしたいです。
あ!
お返事もらえたら私の写メを送りますね。
それを見てもらってからで構わないので、検討のほどお願いします。
では!
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こんなファーストメールをポチっと送信する。
この時、筆者は自宅にいたが、送信と同時に外出の準備を始める。下着を取り換え、歯磨きを行い、ヒゲを剃り始める。
すると、ヒゲを剃っている最中にイオリちゃんから返信が届いた。
すぐに話がまとまり、10分後に新宿アルタ前で待ち合わせすることとなった。
自宅から最寄駅まで5分。その駅から新宿まで3分少々。そして新宿駅からアルタ前まで2分弱。
なんとか時間ぴったりに待ち合わせ場所に到着することができた。
到着した旨をサイト経由でイオリちゃんに伝える。
彼女からの返信を待ちながら、今日のデートに思いを馳せる。
筆者にとって久しぶりのデパガだ。最後にデパガと会ったのはいつだったか?
化粧品売り場に勤務している女性とエッチしたのが最後だったはず。顔はうろ覚えだが、清潔そうで上品な体臭をしていたことを今でも強く覚えている。
以前はデパート勤務の女性と出会える系サイトで遭遇することはそんなに珍しいことではなかった。
デパートに勤めているといっても、その職種はエレベーターガールから裏方仕事までさまざまだ。憧れのエレベーターガールと遭遇したことはないが、どの女性もそれなりの見た目をしていてハズレを引いたことはなかったはず。
だが、めっきり出会える機会が減ってしまった。やはりデパート業界というのは斜陽産業なのかもしれない。
だからこそ、久しぶりのデパガ相手に燃えまくってやるぞぉぉぉぉ!
そんな事を考えていると、股間がどんどん充血してくる。
膨らんだ股間を周囲の目から誤魔化すため、ポケットに手を突っ込む。そして、スマホを確認。
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私も今到着しました!
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イオリちゃんから短いメールが届いていた。
慌てて周囲を確認する。
アレも違う、コレも違う、アレでもない、コレでもない…。こちらは彼女の容姿を全く知らない。手がかりはメールで聞いていた彼女の服装だけだ。
も、もしかして、アレか!?
隣のビルの前に佇み、うつむきながらスマホをいじっている女性を発見。服装はメールで聞いた通りのものだ。
もう一度周囲をグルっと見回すが、該当する女性は他にいなかった。
ちょっと距離があったので、顔の造作もスタイルの良し悪しもよく分からない。焦る気持ちを押さえながら、ゆっくりとその女性に近づいていく。
あと数歩近づいたら声をかけよう。そう思いながら歩を進めていると、突然イオリちゃんらしき女性が顔を上げた。
う、ウホッホ!?
喜びの声ではない。
その女性の顔は、元AKB48の秋元才加に似た感じの”類人猿”系。いわゆるゴリラ顔だったのだ。
ワイルドビューティーと言えなくもない。見る人によっては綺麗だと思うかもしれない。
しかし、筆者は物心ついた頃からゴリラ顔の女性が苦手だった。
幼少の頃に見た映画『猿の惑星』。ストーリーは半分くらいしか理解できなかったものの、人語を話す猿たちの不気味さにただただ恐怖した。それがトラウマになっているのかもしれない。
ぐ、ぐぬぬぬぬぬっ!!
久しぶりにデパガとヤれる! そんな期待で胸も愚息もパンパンに膨らんでいたので、落差があまりにも大きかった。
ここで脳内スクリーンのスイッチを入れる。
過去に対戦した数々のモンスターの映像アーカイブを再生開始。
ふっ、大したことないな…
やはり経験の蓄積はとても大事だ。不細工ちゃんやおデブちゃんとの対戦回数が異様に多い筆者なので、耐性値は一般の成人男性の数十倍はくだらない。
たとえゴリラ顔であっても、ノリさえ良ければこの戦闘を無傷で終えることもできそうだ。
そんな事を考えていると、イオリちゃんがペコっと頭を垂れてお辞儀してきた。
これぞ、お辞儀!!
こんなに深々とお辞儀されたのはいつ以来だろうか? 約1年前、吉原のソープで総額13万円という大枚を叩いて二輪車で遊んだ時以来かもしれない。
ウホっ!
心の中で歓喜の声をあげる筆者。
相手の美点を100倍以上の倍率で大きく捉えることができるスキルが発動したのだ。
これなら躊躇することなく余裕でヤれる! スタイルもパっと見た感じでは悪くないし、ゴリラ顔にさえ目を瞑れば問題ないはず。
覚悟を決めた筆者は、ゆっくりとした口調を心がけて話しかける。
「お待たせ。イオリちゃんだよね?」
「は、はい。そうです」
「あれ? ビックリしてる?」
「え?」
「送った写メよりずっとエロそうな顔してると思って、ヒいてるんじゃない?」
「そ、そんなことありませんよ。頂いた写真通りです」
「あとでガッカリさせたくないから言っておくよ。俺って本当にエロいよ。大丈夫そうかな?」
「ど、どんな風なんですか?」
「ここじゃあ、言えないくらいエロいんだ。少し歩きながら話そうか?」
「は、はい」
アルタ前からラブホ街に向かって歩き始める。
そして周囲に聞こえないようボリュームを絞りながら会話を再開する。
「もう気付いているかもしれないけど、俺ってドMなんだ」
「そ、そうなんですか?」
「うん。あ! でも、痛いのとか汚いのとかは違うよ」
「は、はい」
「女性に尽くして尽くして尽くしまくるのが大好きなドMなんだ。奴隷みたいな感じかな」
「は、はい」
「たとえばそうだなぁ。時間さえあれば何時間でもクンニできちゃうくらいなんだ」
「えッ!? そ、それって最高じゃないですか!」
クンニという言葉に反応したのだろうか? 大きめの声で“最高”と言い出すイオリちゃん。
「もしかしてクンニされるの好きなの?」
「ど、どうでしょう? 嫌いじゃないですけど、今まであまりされたことがないので…」
「どんな感じにクンニされることが多かったのかな?」
「ほ、本当にチョロチョロって感じです。してもらえない事も多かったですし…」
「それじゃあつまらなかったでしょ? たくさんペロペロされたかったんでしょ?」
「は、はい」
「じゃあ今日はイオリちゃんのアソコがふやけちゃうくらいペロペロしちゃうね」
「え? あ、アソコってふやけるんですか?」
「いや、実際にはそうならないけど、それくらいたくさん舐めるってことだよ」
「いいんですか? たくさん舐められたいって思っていたので嬉しいです♪」
丁寧な言葉使いで素直に感想を伝えてくるイオリちゃん。
こうまで期待されてしまったら後には引けない。痛みを与えないのは当然だが、筆者の持てるテクニックを総動員して舐めまくろうと決意するのだった。
ラブホ街に入ってすぐの所にある激安ラブホにチェックイン。
ここまでは出来るだけ彼女の顔を見ないようにしながら会話していた。しかし、狭い室内でふたりっきりとなったからにはそうもいかない。
変に思われないうちに、先にシャワーを浴びるよう促すことにした。
「窓際で一服してるから、そこで着替えてね」
「え?」
「ここは脱衣所がないみたいだからさ。俺が見てると脱ぎにくいでしょ?」
「は、はい。ありがとうございます」
煙草に火を点けて一服を始めると、背後で彼女が洋服を脱ぐ音が聞こえてきた。
筆者は女性の着替えている姿にこれっぽっちも興奮しない。
当然、下着そのものにも興味がない。
大事なのは中身であって、包み紙に性的興奮を覚えたことはただの一度もないのだ。
今日はどんな手順でマンコをシャブりつくそうか? クンニと手マンの比率をどのくらいに設定するべきか? 頭の中でシミュレーションを開始する。
一服を終えると、途中の自動販売機で購入してきたペットボトルのお茶をガブ飲みする。
舌や唇が乾燥していると、クンニの際に痛みを与えてしまうことがよくある。それを避けるため、エッチの前に水分補給しておくことは大事なのだ。
しばらくすると、イオリちゃんが浴室から出てきた。
そんな彼女を視界に入れないようにして、入れ替わりで筆者もシャワーを浴びる。
その後、歯磨きと手洗いを念入りに行って準備完了。
部屋の照明を薄暗くして、ベッドに潜り込んでいた彼女の元へ。
「それじゃあ、たくさんご奉仕させてもらうね」
「は、はい」
「痛くしないよう気をつけるけど、少しでも痛かったらすぐに教えてね」
「わ、分かりました」
彼女の顔全体を視界に入れてしまうと挫けそうになるので、口元だけを見つめてそう告げる。
室内が暗いおかげで違和感を与えずに済む。
まずイオリちゃんが体に巻いていたバスタオルを取りはらう。
ツルペタぁぁぁ…
ほっそりした感じの上半身。それに相応しいペチャパイだった。
く、くーっ! 難易度が高いなぁ…
この女性からセックスアピールを探し出すことは、かなり骨が折れる作業となりそうだ。
今まであまりクンニされたことがないというのも当然かもしれない。
性的に魅力を感じられない相手の性器を舐めるというのは、筆者ですら苦行に感じてしまうものだから。
だからといって後戻りはできない。
たくさんペロペロすると宣言した以上、己の言葉には最後まで責任を持つべきだろう。
軽めのキスを終え、渋々ながらオッパイ愛撫に取り掛かる。
いきなり乳首を吸うのではなく、乳房をねっとりと舐めまわす。
反対側も乳首を攻めるのではなく、わずかに膨らんでいる乳房を揉みしだく。
荒々しく乳首を攻められるのが好きだという女性も決して少なくはない。しかし、初対面の女性に対してはじれったいくらいのソフト愛撫から始めるのが定石だろう。
「はぁ、はぁ、はぁ」
イオリちゃんの息遣いがどんどん荒くなってきた。
どんな表情をしているのか顔を見たくなったが、グッと我慢。ここでゴリ顔を見てしまったら、獣姦しているような気分になってしまうからだ。
お次は右の乳首を吸いながら舌先で弾いてみる。同時に左の乳首も指先で攻める。
どの攻め方がいいのか? 唇や舌や指の動きをアレコレと変え、探っていく。
「あ、そ、それ、好きです!」
「どっち? 口でされてるほう? それとも指でイジられてるほう?」
「ゆ、指でされてるほうです…」
この時の乳首の攻め方は、トコショー48の必殺技のひとつである“乳首摘まみ16連射”だった。
親指と中指で乳首を少しだけ摘まみ、先端を人差し指の腹で連打するというもの。もちろん力任せに連打するような真似はしない。触れるか触れないかくらいのフェザータッチから始め、徐々に力を込めていくのがキモなのである。
こうも素直に反応されると、こちらのテンションも急上昇してしまう。
ガバっと起き上がり、両手を使って左右の乳首に16連射を仕掛けることにした。
「ね、どっちが気持ちいい?」
「え?」
「優しくツンツンされるのと、こうやって強めにツンツンされるの、どっちが気持ちいい?」
「ど、どっちも好きです!!」
ツルペタでセックスアピールのないイオリちゃんだったが、こうも反応がいいと攻めていて楽しい。
少し難易度が上がってしまうが、“乳首摘まみ16連射”を左右の乳首に繰り出しながらクリトリスを舐めてみるか?
そう思いつき、一度手を離してクンニの体勢に移行しようとした。
な、なんじゃ、こりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!
ここで初めて彼女の下半身を視界に入れた格好だ。
上半身の細さからは考えられないようなデカいケツをしていたのである。
え? なに、コレ? バグってるの?
絵心が全くない人が殴り書きしたみたいに滑稽な体型のイオリちゃん。重心が低そうなので、相撲や柔道に向いていそうだ。
まず最初に思い浮かんだのは花瓶だった。
下部がぷっくりと膨らんでいる一輪挿しの花瓶だ。
ああ、そういうことか…
思わず納得してしまった。彼女が今まであまりクンニされなかったのは、この体型が大きな要因だろう。
世の中にはデカいケツが好きだという男性も少なくないだろう。しかし筆者は違う。
子供の頃に夢中になって見ていたアニメ「キューティーハニー」のオープニングテーマの影響で、お尻のちっちゃな女の子が大好きになっていたからだ。
あの当時はビデオなんてものは存在していなかったので、目を皿のようにして変身シーンを凝視していた。
見終わった後もそのシーンを思い出し、チンコがムズムズするのを楽しんでいたものだ。
筆者と同世代の男性なら、その気持ちを理解してくれるだろう。
2004年に歌手の倖田來未がカバーした「キューティーハニー」主題歌の影響で、若い世代でもそう考えている男性は多いかもしれない。
一刻も早くひとりになって反省したい…
脳内で「蛍の光」が流れ始めた。
こうなったらヤる事は決まっている。ここでブレーキを踏もうものなら、地獄の時間が長引くだけだ。
こういう時こそアクセルベタ踏みでクンニしまくり、さっさと事を終えるのが正解だろう。
両手を伸ばし、ダブル“乳首摘まみ16連射”を再開する。
同時に唾液をたっぷり絡ませた舌先でクリトリスを舐めまわす。
「え? 嘘? よ、良すぎますぅぅぅぅぅぅ!!」
アヘ声なんていいから、早くイってくれないかな…
何時間でもクンニできると言ってしまった手前、10分や20分そこらで止めるわけにもいかない。
だが、彼女がイッてくれれば、この拷問から解放されるのだ。
イッケ、イッケ、イッケ、イッケ!!
脳内で大学生の飲み会の時のかけ声みたいに声を出す。己を鼓舞するためだ。
しかし、イオリちゃんはアヘ声をあげ続けるばかりで一向にイク気配が見られない。
こうなったら、手マンを叩き込むしかない。
左手をガバっと広げ、小指と親指で彼女の両乳首をコネ回す。
そしてクリ舐めを継続したまま、右手の中指を膣口に挿入する。
スーハー、スーハー
中指を根元まで挿入したところで、深呼吸して気持ちを整える。
こういう時こそ集中力が肝心だ。
勢いに任せて手マンしても、女性という生き物をエクスタシーに導くことなんてできない。
細心の注意を払いながら、どの箇所をどの程度の力で攻めればいいのかを見極めるのが重要なのである。
こうして彼女好みのGスポットの攻め方もラーニングすることに成功した。
原稿作業の時、この集中力の10分の1でも発揮できればどれだけ仕事が楽になることか。セックスに特化したスキルしか持ち合わせていない筆者は、まともな社会人生活を送ることが不可能なのだ。
このクリ舐め手マンで無事にイオリちゃんをイカせることができた。
結局、クンニしていた時間は20分にも満たなかっただろう。
それでもイクという一応の区切りができたので、こちらの面目は立つはずだ。
荒い呼吸を繰り返しているイオリちゃんの隣に体を横たえる筆者。
話しかけたりせず、彼女の呼吸が落ち着くのを待つ。
「大丈夫? 疲れっちゃったかな?」
「へ、平気です」
「足とか股の筋肉は平気かな?」
「え?」
「普段、あんな風に力を込めることってないでしょ? ちゃんと動けそう?」
「へ、平気だと思います」
「それじゃあ、交代しようか? 俺がしたみたいに、たくさんチンチンを舐めてくれる?」
「はい!」
長年身に付いた習慣のせいなのか? ハキハキとした調子で返事するところだけは好感が持てる。
仰向けになった筆者の股座に潜り込んでフェラチオを始めるイオリちゃん。
おっ、やっぱりフェラには慣れてるなぁ!!
彼女の過去の経験人数は聞かなかったが、どの男性も彼女に奉仕させまくっていたと思われる。
そうでもしないと男根が勃起せず、セックスという行為が成り立っていなかったはずだ。
「ね、俺がしたみたいにチンチン舐めながら乳首もイジって」
「こ、こうですか?」
オイ、こるるるるるルるるあああぁッ!
思わず突っ込みそうになってしまった。
イオリちゃんはフェラチオしながら自分の乳首をイジり出したのだ。
ま、コレもアリよりのアリだな…
なんとか吹き出すのを堪えた。
そのまま10分近くシャブらせていると、ようやく射精の前兆が訪れてくれた。
「じゃ、そろそろ入れるから、仰向けになって」
「は、はい」
「ちゃんとコンドームを着けるから安心してね」
イオリちゃんの視界の範囲でゴムを装着し、正常位の体勢をとる。
「それじゃあ、入れるね」
ヘコヘコヘココン!
いつもなら時間をかけて挿入し、挿入した後も微動だにせずマン肉が慣れるのを待つところだ。
しかし、一刻も早くひとりになりたかった筆者は、省略モードで攻略することにした。
なにしろ愛撫で一度はイカせているので、あっさり発射しても文句は言われないはずだ。
ヘコヘココココンへこヘココン!
一番チンコに圧がかかる角度を探し当て、イオリちゃんに何も告げずにラストスパートを開始。
ガガガガガん、ガガガん、ガン、ガガ、ガン、イクよっ!
勢いよく腰を振りながら小さくつぶやく。
ふぅ。
なんとか無事に射精することに成功した。
あ! いくらなんでも自分勝手すぎたかな?
余韻を味わいながら反省する。
ヘココン、へここん、へこ、ヘココン!
幸いにも愚息はまだ固いままだ。今度はイオリちゃんが気持ち良くなる角度を探しあてるべくピストンを再開。
ここで彼女の顔を見るわけにはいかない! 賢者タイムの最中にゴリ顔を見てしまったら、瞬時に愚息が萎んでマンコの中でゴムが外れてしまうはずだ。
目を固く閉じ、脳内であるシチュエーションを思い描く。
それは、筆者が高城れにの歯茎を舐め回している姿。
現在の筆者にとって、それが最も性的に興奮するシチュエーションなのだ。
射精後のピストンで女性をイカすことも筆者にとっては日常茶飯事。
だが、健闘むなしく5分ほどでチンコが萎み始めてしまった。
もう頃合いだろう。
挿入でイオリちゃんをイカすことを諦め、チンコを引き抜く。
「え?」
チンコを抜いた途端、イオリちゃんが声をあげた。
「ありがとう、気持ち良かったよ」
「えッ?」
どうやら筆者がイッたことに気づいていなかったようだ。ここは素直に謝るしかない。
「ごめんね。さっき射精しちゃったんだ。あ! でもちゃんとゴムの中に出したからね」
「そ、そうだったんですか…」
それ以上の弁解はせず、彼女に背を向けてゴムを処理する。
なんとか言い訳しようと思い直し、イオリちゃんに向き直る。
ゲボ、ぐはははぁぁぁッ!
いつの間にかうつ伏せになっていたイオリちゃん。
そのせいで、デカいケツを直視してしまった。
フェラチオや挿入の時は忘れていたが、滑稽なくらいデカい尻だ。
安室奈美恵の上半身と渡辺直美の下半身を“悪魔合体”させて誕生したキマイラのようにしか見えない。
シュるシュルしゅるるる…
あっという間に愚息が最小サイズに縮こまってしまった。
あぁ、ホテル代を無駄にしちゃったなぁ。これなら家でオナってたほうが良かったなぁ。
後悔の念が次から次へと湧き出てくる。
「じゃ、そろそろ帰ろうか? あ! ごめん、急いでるから5分くらいで支度してくれるかな?」
スマホをいじりながら急用を思い出したフリをしてそう告げる。
その後、ゴリ美ちゃんを急かすようにしてホテルを出て、その場でサヨウナラ。
最寄りの喫煙所に向かって早足で立ち去る筆者なのだった。
果たして彼女は自分のスタイルにコンプレックスを感じているのだろうか? もし気が付いていないのだとしたら、筆者が指摘してあげるべきだったのか?
ま、二度と会うことはないので、あえて事を荒立てる必要もないだろう。
今回のゴリ美ちゃんとの情事の記憶は、いつかきっと役立ってくれるはず。
これで筆者の守備範囲がまた少し広くなったのは間違いないだろう。
(文=所沢ショーイチ)