「大丈夫じゃないでしょう」
と、フラフラする私の体を支えようとしてくれた親切な人に、最後は、
「さ、触んないで!」
って、まるでチカンに対するように大声を出してしまいました。怪訝そうな顔で去っていったあのときの方には、本当申し訳ないことをしたと反省しています。
もちろん彼はそんな一部始終を遠くからニヤニヤしながら見守るばかり。ああ、この人は本当に鬼畜なんだと思い知らされました。
でも、そうやって極限状態まで追い詰められた後、彼はいつも最高のご褒美をくれるんです。もちろんそのご褒美というのは…。
「キミの困った顔は、最高にエロいね。もっともっと困らせたくなるよ」
そう囁きながら、キスやクンニをされると、もうそれだけでウットリ。
「あなたが望むことなら、私なんでもする。もっともっと、私を困らせて」
我ながらすっかり調教されてしまっている状態なのです。
そして、つい数日前…。露出プレイの後にオチ○チンで何度もイカされた後、彼は私にこんな提案をしてきました。
「今度はセックス中にダンナさんに電話をかけて、アエギ声を聞かせてみようか」
それが危険な提案なのは分かっています。でも、きっと断れません。だって私は彼のドMペットなのですから。
(取材・文/川田拓也)