アダルトグッズ博物館の入り口を抜ければ、そこはもう不思議な幻想世界。本日は探検家の植野氏が、研究者のおたけ氏、アントニー氏と一緒にガーデンテラスで珍しい蝶を採集しているのですが、なぜか虫取り網の存在感が、ハンパない気が…。今回は、幻の蝶よりもフェチ心を直撃するグッズをご紹介します。
ーー今月の展示品は、フェチズムをとことん追求できるアイテムの「オナストッキング」です。
植野 これって普通のストッキングやないんですか？
おたけ いや、これは男性のオナニーグッズだぞ。
アントニー 広げてみると、股間の部分に筒状の生地があるじゃん。ここにチンコを通すんじゃない？
植野 ホンマや。バンビーノさんが穿いてるやつかな？
アントニー 違うでしょ。あの狩猟ネタは全身タイツだからね。
おたけ それよりも、使用法がかなり独特だから教えるぞ。ストッキングを穿いてチンコを筒に通したら、ローションを「マジで!?」というくらいたっぷりと垂らす。あとは、思いのままにシコシコとこすりまくればOKだ。
アントニー えっ、穿くんですか？
おたけ パンストの感触が好きな人もいれば、穿いてこするのに興奮する人だっている。自分の好きなように楽しんじゃっていいんだよ。
植野 というか、チンコを通す円筒部分の生地が、ほかと少しだけ感触が違いません？
アントニー ホントだ。少しだけ丈夫そうな感じだね。
おたけ 激しくこすれるように工夫されているのかもしれないな。ノーマルなパンストはかなり下半身にフィットするから、穿いた状態でオナニーするのは難しい。でも、これならパンストの感触を味わいながらしっかりと竿をこすれる、画期的なグッズだろ。
植野 確かに。パンスト好きの人なら、たまらんでしょうね。
ーーあとは筒の先っぽが開放されていて、穿いたままでも排尿できるので、日常生活で利用もできますよ。
アントニー これを普段から穿くの？
植野 常にパンストの感触を楽しめるという感じやん。
おたけ ほかにも普通のパンストのように洗うことができるから、何回でもオナニーを楽しめる。
アントニー それはフェチの人にとってうれしいでしょうね。
植野 ただ、オレはフェチじゃないから、パンストを穿くことの楽しさがイマイチ実感できへん。
おたけ オレたち芸人は女装することもあって、一応は下着まで女性用を着けるだろ。オレなんかはそのときに何かのスイッチが入って、女性になったような気持ちになるんだよ。だから、お前らも穿いてみたら、そういうスイッチが入って「パンストってなんかイイかも」みたいになるかもしれないぞ。
植野 かなり昔の話なんやけど、浮気した相手の下着が当時のカノジョに見つかって。部屋に浮気相手の下着が散乱してたのを拾っていたら、なぜかギンギンに勃起してたことがあって。カノジョへの言い訳を考えながら、下着を握っている自分とか、シチュエーションがたまらんかったんでしょうね。
おたけ というか、その状況が意味不明だけどな。
アントニー 下着といえば、学生の頃に、友達の家に何人かで遊びに行ったんです。そしたら一緒に行った友達がその家のお母さんの下着でオナニーしてるのを見つけて、ドン引きしたのを思い出しました。
おたけ 下着が好きだったんだろうけど、さすがにそれはダメだろ。でも、「オナストッキング」ならガマンせず、フェチ心を爆発させられるぞ。
植野 ちなみに、これを穿いて女性に手コキしてもらうという、羞恥プレイもできそうやんか。
おたけ 女装させた男の子とエッチしたいという、フェチもあるからな。その逆に女装したいという、フェチもあるし…。まぁ、とにかくパンストに興味がないと思っている人も一度は試してほしい。もしかしたら、新しい世界のスイッチが入るかもしれないしね。
アントニー そうですね。なんなら行雄ちゃんが穿いて、実験してみたらいいんじゃない？
植野 まぁ、フェチの片鱗はあるからな。それじゃ、試してみようか。
ーー自分の家でやってください！
（構成＝丸山大次郎／写真＝斎藤大嗣）
『オナストッキング』発売／エーワン 価格／980円（税込）
これまでにない斬新なアイデアで、手軽にパンストオナニーを満喫できるのが「オナストッキング」。ストッキングの股間に配置された円筒生地に男性器を通してローションを垂らしたら、あとは徹底的にこすりまくる。すると、ストッキングのザラザラした感触と抜群の締め付けで極上の快感を味わえる。また、オナニー以外でも女装プレイや羞恥プレイなど、さまざまなエッチのアクセントにも最適。フェチじゃない人も「オナストッキング」を使えば、新たな世界への扉が開くかも？
『A-ONE』
アダルトグッズの総合卸売メーカー。新商品開発から卸売り販売、マーケティング・サポートと、アダルトグッズに関するさまざまなニーズに応える。
公式HP〈https://www.a-one-tokyo.com〉
アダルトグッズ博物館
［写真左から］植野行雄（デニス／1982年、大阪府出身）、アントニー（マテンロウ／1990年、東京都出身）、おたけ（ジャングルポケット／1982年、東京都出身）が訪れている大人のおもちゃの博物館。毎月、館内に展示されているさまざまなアダルトグッズを前連載から継続して3人が紹介していく。