てっきり水着を着ているもんだと思っていたが、彼女も僕と同じように裸で遊んでいたとは…。さらに勃起した僕は、泳ぐこともままならず、プールの端でジッとするしかなかった。
「もう泳がないの?」
「うん…」
「どうかした?」
「あきほ姉ちゃんも裸なん?」
「そうだよ。もしかして、裸見たいのぉ? そういえば、小さい頃はおじいちゃん家で一緒にお風呂入ったよねぇ」
「それは小さいときやん」
「今見たい? 自分で言うのもなんだけど、結構スタイルいいんよ」
それから、あきほ姉ちゃんは僕に近づいてくる。小学校のプールなので水深は浅く、少し離れた電灯の明かりでお姉ちゃんの全裸が丸見えになった。今思えば、DかEカップくらいだったかな。とにかく、童貞ではなかったとはいえ、高校生の僕には刺激的な光景だった。
「どう? スタイルいいでしょ(笑)」
そんなこと言われても…と僕がモジモジしていると、
「そうだ。すぐるくんもどう成長しているか見せてよ」
と、ムリヤリ立たされる。このとき僕は完全に元気な状態だった。