欲望のままに女を犯す男たちの終末…報復と愛欲と狂気の『暴行魔 性犯罪多発地区』

【chapter.2】暴行魔 宮崎悟の犯行II 狂いし恋慕の果てに(主演:森ほたる)


 ある日、宮崎がパンを食べながら歩いていると、後ろからひとりの女性に声をかけられた。女性の手には黒い携帯電話。女性は宮崎に携帯を渡したあと、優しく微笑む。

 

FAプロ『暴行魔 性犯罪多発地区』より

 

 その女性を忘れられない宮崎は、後日待ち伏せして尾行。彼女の家をノックしてドアが開くと、すぐさま家の中に入り睡眠薬を嗅がして彼女を眠らせる。

 

FAプロ『暴行魔 性犯罪多発地区』より

 

 ようやく女性が目覚める。両腕はタオルで縛られて、口はガムテープでふさがれている。宮崎の姿を見た彼女は、怯えた表情で必死に抵抗した。


「僕のこと覚えている? 僕に優しくしたこと覚えてる? 覚えているよね?」


 しかし女性は宮崎のことを覚えていない。

 なんだよ、とがっかりしつつも、宮崎は女性に赤いバラの花束を渡す。


「あなたは僕のことが好きだから。だから優しくしてくれた。その気持ちにこたえようと思って」


 その後、「付き合おうよ」と連呼する宮崎。狂気的な笑顔を見せ、しつこくしつこく彼女に迫る。 彼女は怯えながらも、断った。


「わーーー!!!」


 彼女に断られた宮崎は、手に持っていた花束を叩きつける。ベッドに、彼女の体に、バラの花びらが雑に散っていく。

 

FAプロ『暴行魔 性犯罪多発地区』より

 

 彼女に拒絶されたことで暴走し始める宮崎。服を脱がし、股に顔をうずめ、ねっとりとアソコを舐める。そして何度も「好き?」と問う。まさに狂気的な愛情だ。


「じゃあいれるよ」


 彼女は抵抗するも、力で押さえつけられ、肉棒は奥まで入っていく。 宮崎は打ちつけるように、一振り一振り力強く腰を振る。バックで交わったあと、幸せそうな表情を見せながら射精。彼女は体を震わせながら目を開き、深く絶望した。

 

FAプロ『暴行魔 性犯罪多発地区』より

 

 その夜。宮崎は女性に振られた悲しみから、ひとりで泣き続けるのだった。

 

【chapter.3】35年目の悪夢(主演:夏原唯)


 公園にいる学生カップルを盗撮し、尾行する男。その男の名は木村健三。

 

FAプロ『暴行魔 性犯罪多発地区』より

 

 健三には、幼いころにユキコちゃんという仲のいい女の子がいた。ある日、健三の目の前でユキコちゃんは連れ去られ、次の日、ユキコちゃんの死体が発見された。彼女を助けることができなかった自分を責め続け、健三は引きこもりに。事件から35年の月日が経っていた。

 

FAプロ『暴行魔 性犯罪多発地区』より

 

 健三が盗撮していた学生カップルの女の子の名前はマリコという。

 彼氏と家でくつろいでいるが、なんだか顔色が悪いマリコ。彼氏が心配すると、マリコは机の引き出しから封筒を取り出し、「これが送られてきたの」と1枚の写真を見せた。そこには、勃起している裸の男の姿が写されていた。

 警察に連絡しようか?と心配する彼氏。微妙な空気になってしまい、けっきょく彼氏は家に帰ることに。彼氏がマリコの家から出ると、あるひとりの男が近寄る。健三だ。


「覚えてないかな、公園でカメラマンをやったおじちゃんだよ。こないだの写真ができたらから持っていくかい?」


 どうやら健三はカメラマンとして、ふたりの姿を撮ったことがあるようだ。だが、健三は盗撮もしている。それはなぜか――。

 彼氏が写真を受け取りに健三の家へ。すると彼氏の目に1枚の写真が目に入った。それは、マリコが見せてきた写真と全く同じもの。違うのは、この写真には男の顔が写っていたこと。それは健三だった。

 彼氏はその写真を見た瞬間、部屋から出ようとする。しかし健三は彼氏を掴み倒し、上から殴りかかった。

 

FAプロ『暴行魔 性犯罪多発地区』より

 

 何度も彼氏を殴る健三。異変に気づいたのか、健三の母親が部屋をノックする。焦った健三は部屋を飛び出し、母親を振り払って家を出て行った。その健三の背中に向けて、母親が叫ぶ。


「ユキコちゃんはもう死んでるんだよ!」


 健三の向かった先はマリコの家。ベランダから侵入し、彼女の部屋へ。包丁を突き出し、彼女の口を手で塞いで脅す。


「騒がないって約束して。…安心して、僕が守るから」


 そう呟いた健三は布団を敷いて、マリコを寝かす。

 怯えきったマリコは声を上げることもできず、いいなりになることしかできない。服を脱がされ、乳房から足まで体中を健三に舐めまわされる。

 

FAプロ『暴行魔 性犯罪多発地区』より

 

「ユキコ、ユキコ、ユキコ」


 健三はマリコに向かって何度も「ユキコ」と叫ぶ。助けられなかったユキコをマリコに重ね合わせ、健三はただただ腰を振った。

 救えなかった気持ちがゆがんだ愛情となって、あの頃の影を追い続けた健三。重ね合わせられたマリコはそれを受け入れることしかできず、中出しされてしまう。そして最後に、ふたりは深い接吻を交わすのだった――。


「僕らはもう大人になったんだ。大人のキスをしよう」

 

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