当初はソープに行こうと思っていたが、調べてみると店舗型のマットヘルスがあると分かり、そちらへ行くことに。ヘルス『シルクハット』。夕方5時までなら40分コースが9720円と2千円割引でお値打ちなのだ。午後4時に入店すると、ほとんど待つ事なくご案内となった。
「Rです。荷物はこっちに」
26歳、地元仙台生まれのみちのく娘である。入店して1年、趣味は居酒屋で飲むこと、好きな食べ物は魚介類だとか。
「この間牡蠣を30個も食べたの。生だったり、炙ったやつだったり。そうしたら1万円もかかった(笑)」
健気な田舎ギャルである。AKBの指原莉乃と仙台名物のずんだ餅を合わせて二つに割ったような娘だ。全裸になると立ったまま簡単に身体を洗い、マットの上へ。片側の枕の部分がない簡素なマットにうつ伏せになる。温かいローションが背中に垂らされ、密着ボディ洗いから優しいリップの裏千流下り。なんとも気持ちいいと思っていたら、「四つん這いになって」という。
言われた通りにすると、イチモツを両手で弄りながら、アナルをペロペロしてくれる。くすぐったいが面白い。仰向けになればローションまみれの3点責めへ。凄まじい快感に爆発寸前となり、一旦足を閉じての密着スマタへと移るも、もう一度3点責めに戻り、柔らかな口内へドクドクと発射してしまった。凄い快感だった。
「出張で来る人、多い。東京の人はこの店、安いって。札幌の人は高いって」
「ソープは高い店だと3万円くらいする。ヌクだけならヘルスで充分っていう人が来る」
高級ソープの『マキシム』『プレイボーイ』には20台前半の若くて綺麗なコが揃っているとか。
店を出ると、近くのラーメン『仙台っ子』でこってりラーメンと餃子、ライスを頂きエネルギーを補給する。仙台のマットヘルスはひっそりと寛げる隠れ家的な穴場店であった。
(取材・文=生駒明)
※記事内の名称や金額などは取材時のものです。すでに変更の場合もあります。ご了承ください。
【生駒明(いこま・あきら)】
1973年、愛知県生まれ。全国各地の歓楽街に足に運び、地方の風俗情報に明るい。長年にわたって「俺の旅」を世に送り続けてきた日本屈指の風俗通。