「気持ちよかったぁ」
「ね、気持ちよかったね」
「エッチするの久しぶりだから、もう感じ過ぎちゃった」
「あれ、彼氏はいないの?」
彼女くらいの美人なら寄ってくる男は山ほどいそうだが、あまり同年代の男性とは相性がよくないらしい。私とセックスした直後だったので、そう言っただけなのかもしれないが、今は女性の友達とばかり会っているという。今日もその友達と渋谷でお茶をした帰りだったそうだ。
「実は親から芸能活動を反対されていて、仕送りも止められちゃって、バイトばっかりだから、生活が厳しくって。彼氏どころじゃないの」
私から見れば、テレビに出ているアイドルタレントよりも、カレンの方がずっと美人だと思った。こんなに美人でも、芸能界の端のほうでも、生きていくのは簡単ではないようだ。
セックスをした後、カレンは何かを考えるように、時折黙り込んでいた。アイドルを目指しながらも、こうした出会いをしたことを後悔していたのかもしれない。だが、しばらくして顔を上げたカレンの表情は晴れやかだった。
「今日はありがとう。また会えたら嬉しいな」
ホテルを出ると、さっきまでの大雨はすっかり止んでいて、空には晴れ間も見えた。私たちの出会いと同じように、いっときの気の迷いのような、そんな雨だったのかもしれない。
渋谷駅まで送って、改札口に入っていくカレンに手を振る。そしてLINEに今日のお礼のメッセージを送った。
「どうもありがとう。また会おうね」
そのメッセージが既読になることはなかった。
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