10月も後半になると、一段と木枯らしの季節に近づいたような気がします。風邪などひいてはいませんか?
寒くなると愛しくなるのが、人肌の温もりと温泉でしょう。現在は斜陽産業となってしまったストリップ劇場も、昭和、平成の時代には温泉街に必ず1軒くらいあったものです。
筆者も取材で全国各地の温泉に行き、温泉風俗を探すとともに温泉ストリップにも足を運んでいました。その中でいくつか思い出があります。
北海道に取材に行った時のこと。札幌取材の翌日に登別温泉に行くことになっていて、それを取材した女の子に伝えると、皆、口々に同じことを言うんです。
「登別に何しに行くの? 何にもないよ。クマ牧場しかないべさ(笑)」
ひとりだけじゃなく、皆同じことを言うんで行く前からちょっと不安になっていました。しかし、温泉は乳白色で気持ちいいし、スナックも常連になれば連れ出しできそうな雰囲気ありありで(当時)、日本人美女が出演するストリップ劇場もありました(笑)。
きらびやかな街に輝く、大きくて扇情的な看板が特徴の劇場。ススキノのキャバクラや風俗の看板もハデなものが多いですが、これはちとやりすぎではないかと思ったくらいでした(汗)。
それは出番の終わったダンサーさんと、場内にあるバーで飲めるのが楽しい劇場でした。