「すみません…なんか、NGばっかりになっちゃって…。ダメっていうか、どうしたらいいか分からないというか、っていう感じなんです」
と申し訳なさそうにしている奈穂美。
(確かに、これじゃ撮影は難しそうなだぁ)
ってのが正直な感想でした。
ところが、面接表にもある通り、大人のオモチャにだけは好反応。
「オモチャは好きなんですか?」
と聞いてみると、
「実は、一度も使ったことがないんです。恥ずかしくて買いにいけないし、買っても家には置いておけないし」
「興味はあるんですね。使ってみたいですか?」
「…は、はい」
と照れくさそうに下を向きながら言う。
(彼女みたいな奥手な熟女が、始めて大人のオモチャを使ったらどんなふうに乱れるんだろう?)
そんな興味が湧いてしまった。
そこで「ちょっと待っててくださいね」と、オモチャ収納ボックスを取りにいき、戻ってきて箱ごと奈穂美の目の前にドン。
「フタを開けてみてください。中身は全部、大人のオモチャですよ」
「え、そうなんですか…うわ、こんなにいっぱい。色んなのがあるんですね」
「箱から出していいですよ。電池も入ってるから、スイッチ入れてみてください」
すると、まずはローターから取り出して、スイッチを入れる奈穂美。
「うわっ、思ってたより振動がすごい(笑)」
「これなんかどうです?」
紫色で小さな突起がデコボコしてる太めのバイブを差し出すと、
「やだ…これをアソコに挿れるんですか?」
「スイッチ入れてみましょうか。竿の部分を軽く握っててくださいね」
「わっ、わっ、すごい、クネクネしながら動いてます!」
「で、全部アソコに入ると、この部分がクリに当たるんです。ほら、ベロみたいに振動してるでしょ」
「ホント…すごいですね」
実物のオモチャに触れて、興味津々の様子の奈穂美。そこで、こんな提案をしてみることに。