「超気持ち悪い(笑)」
その様子を、私はこっそりのぞいていた。女子もエロいことに興味あるんだなぁ、E子ちゃんって積極的な子だなぁ、と思ったのを覚えている。
その後、何かの授業でE子ちゃんと席が隣になった。もうそのときには、お互いがエロに興味をもっている、とわかっていた。
「いぬいぬって女子のアソコさわったことある?」
「ないよ。E子ちゃんは男子のアソコさわったことある?」
「ないよー。1回さわってみたいんだよね。さわってみていい?」
「やだよ、恥ずかしい。でも、俺もさわっていいならいいよ。交換条件で」
「いいよ。じゃあ今日、学校終わったらね」
「わ、わかった」
トントン拍子に話は進んだ。近くでこの会話を聞いていた同級生に「やめときなよー」と言われたが、E子ちゃんも私も聞こえないふりをした。
学校が終わって家に帰り、私服に着替えて待ち合わせる。E子ちゃんはスカートにTシャツという格好だった。
その日は、どちらの家にも親がいた。私たちはひとけのない場所を探しまわった。良い場所はなかなか見つからず、E子ちゃんの家の近くの公園に入った。歩き疲れたので、ふたりで石垣に並んで座った。すでに夕暮れで、公園には誰もいなかった。
私「どうしようか? 良い場所ないし。約束したことできないね」
E子「ねえ、ここでしちゃう?」
私「えっ? ここで?」
E子「うん、ここで」
私「うーん…わかったよ。そしたら、どっちからさわる?」
E子「同時にさわろっか」
私の右にE子ちゃんが座っている。右手でスカートの上から、E子ちゃんのアソコをさわった。熱いとか湿っぽいとか、何もわからなかった。下着の感触が少しわかる程度だった。