今年4月発売号で長い歴史に幕を閉じた風俗情報誌『俺の旅』の編集長で、読者から「イコマ師匠」の愛称で親しまれた生駒明氏。雑誌はいったん立ち止まったが、日本屈指の風俗通である氏は今もどこかのフーゾク街をぶらりと歩く。師匠の旅はまだまだ終わらない!
【俺のフーゾク放浪記 第14弾・福井編】
福井のヘルス&ストリップへ!
夏の終わりには思い出がいっぱいなはず。まだいい思い出がないという方は、フーゾクに行きましょう。ということで、今回は福井県のヘルスと芦原温泉のストリップをご紹介します。
早朝に片山津のホテルの大浴場に浸かってからバイキング形式の朝食を取り、9時にチェックアウトしてバスで永平寺へ。午前中は禅のお寺の永平寺を見学し、山々の深緑で心を癒す。禅僧たちの「生活の全てが修行である」という言葉に感心しながら境内を見て回り、歩き疲れたところで喫茶店『一休』で冷やしぜんざいを食べて一休みする。
取材旅行も連日ともなると、さすがに疲労の色が出てくる。バスの中で身体を休めながら昼過ぎに福井駅へと進み、駅前と歓楽街を散策する。フーゾク店は駅前に2店あり、ソープ『ひえん別館』とヘルス『ホットヘブン』。2店は系列店らしい。
片町のホテルに荷物を預けてから、駅前まで戻り、ヘルス『ホットヘブン』に入店する。45分1万5000円の最短コースを選び、ホームページの割引券を使って1000円オフで店内へ。待合室で10分ほど待つとご案内に。階段の上で待っていたのは小柄な地元娘だった。
「Mです。生まれも育ちも福井。石川県との県境が故郷」
35歳のバツイチで、入店3カ月だとか。どことなく前田〇子に雰囲気が似ている。室内には白い9段マットと金色の湯船など、コテコテのソープの設備が揃っている。
金色の潜り椅子に座り、軽く身体を洗ってからお風呂の中へ。混浴でリップサービスと潜望鏡を楽しみ、いいムードになったところでベッドへと移る。全身リップから尺八となり、ラストはローションをたっぷり付けた騎乗位スマタで大昇天してしまった。
「今日は暇よ。多い時は5人つくこともあるけど、最近はよくないかな」
休みは特に退屈だという。時間いっぱい会話を交わし、店を出る。福井唯一の店舗型ヘルスは、お風呂に入れるのが嬉しい穴場店であった。