【ネットナンパ】「ふわってきて、ドシンときて、アソコが変な感じです…」初めての体位に戸惑うロリロリ娘

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Illustrate by ながおか

 筆者のセックスは、自分でも呆れてしまうほどワンパターンだ。キス、おっぱい愛撫、しつこいくらいのクンニと手マン、そしてわずかな時間だけピストンして発射…。変わった性癖を持っていないので、どうしてもノーマルなセックスになってしまう。

 本当なら1度のセックスであれこれ体位を変え、それなりのバリエーションを持たせたいのだが、早漏体質のためそれもままならない。

 初対面の女性とばかりなら問題ないかもしれないが、定期的にエッチするセフレに対しては申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

 もっともっと精進して、関係を持った女性すべてに心の底から喜んでもらうことを目標にしたいものである。


———————–
これから池袋で待ち合わせできる人!


今から池袋に向かうので10分後くらいに待ち合わせできませんか?

顔も体型もちょいロリ系なので、ギャル系やおっぱい好きの方はごめんなさい。

ラブラブな感じで楽しみましょうね(ハート)。


書込み日時:05/2* 17:30
受付メール数 :6/15

♀ふみか
20代前半
———————–


 この書き込みは、愛用の出会える系サイト【ワクワクメール】で発見したものだ。夕方~夜という、女性の書き込みがもっとも集中する時間帯だった。

 多くの男性ユーザーもそのことを分かっているので、争奪戦が激化する時間帯でもある。ふみかチャンの書き込みはこれといって特徴のないものだったが、すでに6人もの男性がアプローチしていた。

 遅ればせながら筆者も参戦。ファーストメールの自作テンプレートをチョロチョロっと加工し、アタックを開始した。


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こんにちは、ふみかさん。

都内の会社員ショーイチ、38歳です。

先ほどふみかさんの書き込みを見ました!

今日は仕事が休みなので、5分後の待ち合わせでも数時間後の待ち合わせでもOKです。

優しいくらいしか取り柄のない私ですが、

ふみかさんと楽しい時間を過ごしたいです。

あ!

お返事もらえたら、私の写メを送りますね。

それを見てもらってからでいいので、

検討してもらえたら嬉しいです。


では!
———————–

 

 このファーストメールのテンプレートは、もう10年近く使い回している。出会える系サイトで遊び始めたころから何度も試行錯誤を繰り返し、ようやく辿り着いたものだ。

 長くも短くもない普通の文章だが、ここには筆者が長年の経験で重要だと感じたエキスが凝縮されている。

 まず基本の挨拶から始まり、文章の中で相手の名前を複数回登場させる。そして、時間の融通が利く都合のいい相手だと思わせ、優しさもしっかりアピール。さらに、積極的に自分の写メを送ると約束し、相手に興味をもたせる。

 たったこれだけのポイントを押さえているだけで、女性からの返信率が急上昇する。とてもシンプルなことなのだが、世の男性の多くがこの基本をおろそかにしていたりする。

 ということで、ふみかチャンに6人アプローチしていようが、返事がくる可能性は高いと思っていた。

 5分後、こちらの思惑通り彼女からの返信が届いた。

 昔は女性から返信が届く度に一喜一憂していたが、今では当たり前すぎて何の感動もない。もちろん、あの頃のドキドキ感をまた楽しみたいと思ったりもするが…。

 すぐに写メを添付し返信。数回ほどのやり取りで、あっさりと約束は成立した。

 待ち合わせ場所は、池袋駅北口から歩いて2分ほどの携帯ショップの前。ここは出会える系サイト遊びの待ち合わせスポットとしてよく利用される場所だ。

 駅から近く分かりやすい上に周囲が開けているのが特徴で、遠くから相手の容姿をある程度確認できると考えれば、女性側からしても安心だろう。

 約束の5分前に到着し、ドキドキしながらふみかチャンを待つ。

 このドキドキ感は、何百回繰り返しても新鮮だ。アドレナリンやらドーパミンやら先走り液やらがダダ漏れになり、日ごろの疲れが吹き飛んでしまうほどハイになれる。

 約束の時間になると、ふみかチャンらしき女性がこちらに近づいてきた。


なぬっ? こ、これはヤバいかも?


 彼女のプロフィールの詳細ページには24歳とあったが、今こちらに近づいてきているふみかチャンは、あまりにもロリロリし過ぎていた。


まるで現役の女子校生!?

確かに“顔も体型もちょいロリ系“と書かれていたものの、まさかここまでだったとは!


 嬉しさと犯罪を犯してしまうのではないかという恐怖感がゴチャ混ぜとなり、胸の鼓動が速まる。

 そんな心配をよそに、ふみかチャンはわずかな笑みを浮かべながら会釈してきた。


「あ…、ふ、ふみかチャン?」

「はい。ショーイチさんですよね?」

「う、うん」

「フフフ。今日はよろしくお願いしますね」

「え、えっと、あのぉ…」

「はい?」

「念のために聞くけど、女子校生だったりしないよね?」

「違いますよぉ。ちゃあんと成人してます!」

「ゴメンね。あまりにも可愛いから、疑っちゃったよ」

「あ、ありがとうございます」


 ふみかチャンはスレンダー体型で、身長は150センチあるかないか。黒髪セミロングで、かなり薄目の化粧だった。

 顔はグラドル時代の秋山莉奈っぽくて、ちょっと面長な気もしたが、充分過ぎるくらい可愛いかった。

 ばっちり化粧していればそれなりの年齢に見えたかもしれないが、薄化粧程度だったので幼く見えてしまった。


「それにしても若く見えるなぁ。補導されたりしない?」

「たまぁにですよ。でも、ここ1年くらいはないですね」

「そうなんだぁ。もしかして、若く見られるの嫌だったりする?」

「そんなことないです。逆に嬉しいくらいですよ」

「それなら良かった。予想以上にふみかチャンが小っちゃくて可愛いから、ビックリしたよ」

「あ、ありがとうございます」

「ねぇ、ふみかチャン。俺みたいなので大丈夫?」

「えっ?」

「ほら、予想以上にエロそうでしょ。引いたりしてない?」

「そんなことありませんよ。とっても優しそうで嬉しいです」

「それじゃ、このままホテルに向かっていいのかな?」

「はい!」


 こうしてホテル街に向かうことになった。

 しかし、油断はできない。50過ぎのスケベ面したオッサンと、JCでも通用してしまいそうなふみかチャンのツーショットは、犯罪の匂いすら漂う。

 そこで、いつもより距離をとって歩くことにした。と、その前に、そのことをふみかチャンに不審がられないよう言い訳する。


「ふみかチャンはよく池袋とか来るのかな?」

「はい。バイトに行く時の乗り換え駅です」

「そうなんだぁ。じゃあ、万が一知り合いに見られても大丈夫なように、少しだけ離れて歩こうか?」

「はい。そんなところまで気を使ってくれるんですね」

「せっかくこうやって会えたんだから、ふみかチャンに嫌な思いはしてほしくないんだ」

「本当に優しいんですね。嬉しいです」


 5分ほど歩くと、目的のホテルに到着。少々料金の高いところだったが、一刻も早くエッチしたかったので仕方ない。

 チェックインし、部屋でふたりきりになる。


「ふみかチャンは、どんなエッチが好きなの?」

「えっ?」

「ほら、サイトに“ラブラブな感じで楽しみましょうね”って書いてたでしょ。もう少し具体的に教えてほしいんだ」

「そうですねぇ。たくさんペロペロしたり、されたり…とかですね」

「俺もそういうエッチ大好き!! たくさんペロペロさせてね」

「はい。わ、私にもペロペロさせてくださいね」

「ありがとう。いま、俺、一瞬イキそうになっちゃったよ」

「えっ?」

「嬉しくて、精神的にってことだからね」

「は、はい」

「ちなみに、どこをペロペロされるのが好きなの?」

「そ、それは…」

「恥ずかしがるってことはアソコかな? クリトリスとか?」

「…はい」

「じゃあ、ふみかチャンがギブアップするまで舐めちゃうね」

「えっ?」

「放っとくと俺は何時間でもペロペロしちゃうから、満足いくまで楽しんでね」

「フフフ。ちょっと楽しみ! でも、私もペロペロしますからね」

「うん! 俺も楽しみにしてるよ」


 クンニやフェラの話にもノリ良く付き合ってくれるふみかチャン。この分なら、思いっきり楽しむことができそうだ。

 ここでピンと閃いた! これだけノリが良ければ、混浴プレイに誘っても応じてくれるかもしれない。ここでいう混浴プレイは、一緒にシャワーを浴びてお互いのカラダを洗いあうというものだ。

 お泊りデートなら、ゆっくり文字通りの混浴プレイを提案することもできるが、時間の限られたデートだとそうもいかない。


「ねぇ、どうせなら一緒にシャワー浴びてみない?」

「えっ?」

「ほら、ふたりでカラダを洗いっこしようよ」

「で、でも…、恥ずかしいです」

「どうせベッドの上ではお互い裸になるんだよ。恥ずかしいことなんてないって」

「そ、それでも…」

「じゃあ、こうしない? 風呂場の照明を暗くすれば大丈夫でしょ?」

「えっ?」

「それにほら、俺って眼鏡かけてるでしょ? 視力が悪いから、暗くすれば見えないって」

「わ、分かりました」

「ありがとう! じゃ、シャワー浴びよっか」


 ちょっと強引だったが、一緒にシャワーを浴びるという提案が通った。

 大急ぎで全裸になった筆者は、横目でふみかチャンが脱いでいく様子をガン見する。


ほっほっほっほ…。


 思わず好々爺のような笑みが浮かぶ。そこには、

真っ白な肌、ちょっとズン胴気味の体型、わずかに膨らんでいる程度の小さなおっぱい、そしてトゥルントゥルンのパイパンマンコがあった!!


 幼さ全開の容姿を前に、全身の血液がチンコに集中してしまう。


クラッ。


 この時、ベッドに腰掛けていたのだが、立ち眩みに似た感覚を覚えた。


「き、綺麗なアソコだね」

「や、やだ、恥ずかしいです」

「ご、ごめん。どうしても我慢できなくてチラ見しちゃったよ」

「も、もう!」

「それ、自分で剃ってるの?」

「エステで処理してもらったんです」

「あっ、そうなんだ。結構、お金もかかるんじゃない?」

「そうですね。ここまでになるのに半年くらいかかったので、お金よりも通うのが大変でした」

「でも、苦労しただけのことはあるよ。ツルツルマンコだと俺みたいな男は大喜びで舐めまくっちゃうから」

「そうなんですか?」

「うん。自分で処理してるマンコだと、どうしてもチクチクしちゃうから長時間クンニできないんだよ」

「へ、へぇ」

「でも、生まれつきのパイパンとか、エステで処理したパイパンだと、時間を忘れて舐められるからね」

「フフフ。それなら苦労しただけのことはありますね」

 その後、ふたりで浴室に入ると、カラダを洗い合った。

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 全身ボディソープまみれで抱きしめ合う。

 ここで大きなミスを犯していたことに気づいた。


し、しまった! 歯磨きするの忘れてた!!


 いつもはシャワーを浴び終えてから歯を磨くので、この時はすっかり失念していた。


こ、こんなタバコ臭い口でキスなんてできないよぉぉぉ!


 気心の知れた相手や同じ喫煙者なら、多少のヤニ臭さも許してもらえるだろう。だが、初対面のロリロリっ娘相手にそんな失礼な真似はできない。


泡まみれで抱きしめ合いながらディープキスできたら、どれだけ気持ち良かっただろう…。


 どんなに悔やんでも、完全に後の祭り。二度とこんな失敗をしないぞと心に誓う筆者なのだった。

 気を取り直し、恥ずかしがっているふみかチャンの股間に手を伸ばす。そして、ワレメの間に指を滑らせてみた。


「アンっ」

「ご、ごめん。痛かった?」

「ううん。気持ちいいです」

「このヌルヌルがいいよね」

「は、はい」

「ねぇ、俺のチンチンも握って」

「こ、こうですか…。す、すごく硬くて温かいです」

「ふみかチャンのアソコも温かいよ。あれ? さっきよりヌルヌルしてきたよ」

「やだ、恥ずかしい!」


嗚呼、キスしたい! 全身ヌルヌルで抱き合ったまま、舌を絡め合って唾液を交換したい!!


 今すぐシャワーを中断して歯磨きするべきか…。

 でも、こんなに盛り上がって時にそんなことしたら、興ざめもいいところだし…。

 そんなモヤモヤした気分のまま、混浴タイムは終了した。

 ベッドルームに戻ると、大急ぎで歯磨き。すると、ふみかチャンも筆者の横に並んで歯磨きし始めた。


「ふたりそろって歯磨きするのってなんか照れるね」

「フフフ。そうですね。こんなの初めてです」

「なんだか同棲しているカップルみたいだね」


 こうして準備を終え、ベッドの上でラブラブタイムに突入する。


「それじゃあ、俺のほうからペロペロさせてね」

「はい」

「もし痛かったり、嫌なことがあったらすぐに教えてね」

「は、はい」


 ちっちゃなふみかチャンの上半身を抱きしめながらディープキスを仕掛ける。

 浴室でさんざんイチャイチャしたおかげか、ふみかチャンもすぐに舌を差し出してきた。


くーっ、美味い!!


 若いメスの体液というのは、とにかく美味いものだ。唾液も汗もマン汁も、男の脳髄を直撃する魔力を持っているのだろう。

 気分が盛り上がってきた筆者は、片手でふみかチャンの頭部をナデナデしながらディープキスを続ける。


「ンく、ん、気持ちぃぃ」


 キスの合間に、言葉を漏らすふみかチャン。

 筆者はこの50年間、非モテ街道まっしぐらでまともな恋愛経験をしたことがない。それなのに、こんな若くて可愛いコが、こんなオッサンとのディープキスでアンアンと感じてくれるだなんて…。


ジュワっ。


 嬉しさのあまり涙腺が崩壊しそうになった。だが、ここで涙を流そうものなら、ノリのいいふみかチャンでもさすがにドン引きするだろう。

 なんとか泣くのをこらえ、おっぱい愛撫に取り掛かることにした。

 ふみかチャンのおっぱいは、ロリロリ体型に相応しいAカップ。乳首を優しく口に含んでから、舌先でゆっくりと転がしてみる。


「んふっ、くぅ、ンッ」


 これまた可愛い声で鳴き始めるふみかチャン。

 ふみかチャンは、見た目の幼さからは想像できないくらい魔性の女のようだ。こんな風に鳴かれてしまったら、

男は下僕のようにただただ奉仕するしかないではないか!


 それに、こちらの舌や唇の動きの強弱に合わせ、鳴き声の音量を上下する姿も素晴らしかった。

 つくづく、女体は楽器みたいだと思った。心を込めて演奏すれば、素晴らしい音色を奏でてくれる。

 そんなおっぱい愛撫を心ゆくまで楽しんだ後、ついにクンニタイムが到来する。

 ツルツルですべすべのマンコを間近で見る。形も実に幼く、ワレメちゃんがピタっと閉じているのも最高だ。

 そのワレメをゆっくりと押し開き、中の肉を露出させる。


ぷわわわわぁぁぁぁぁん!


 ヌメヌメと光る肉が露わになった瞬間、未成熟な果実のような匂いが広がった。


スーハー、スーハー。


 ふみかチャンに悟られないよう、息を殺しながら何度も深呼吸。できることなら、この空気をビニール袋に入れて持ち帰りたかった。

 脳内麻薬がドクドク分泌され続け、全身の神経がどんどん敏感になっていく。

 匂いでこれだけトリップできるなら、舐めてしまったらどうなるのか。

 恐る恐る舌を伸ばし、膣口付近のマン汁を味見してみる。


はぁぁぁぁ、ボカぁ、幸せだなぁぁぁぁ…。


 ”若大将ハイ“に突入する筆者。すべすべマンコの感触を顔全体で味わうため、舌を膣口に挿入しながら顔を左右に動かした。

 ふみかチャンのマンコは、味も匂いも色も形も文句なし。こんなマンコから零れる液体だったら、たとえそれが何であろうと美味しいに決まってる。

 無我夢中で舐めまわしていると、


「あ、そ、それ、それ、いいです」


 と、ふみかチャンからお墨付きをもらった。どうやら舌の動きが彼女のツボにハマったようだ。返事をする代わりに、舌の動きを加速させていく。


「い、イッちゃう、イッちゃう、イッちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅ!」


 絶叫と同時に下半身をガクガク痙攣させるふみかチャン。

穢れを知らない少女のようなマンコなのに、女としての喜びはしっかり知っているようだ。


 そのイキっぷりを目の当たりにし、いよいよ我慢できなくなった。


「ねぇ、ふみかチャン」

「は、はい」

「もう我慢できないから、入れさせて」

「えっ?」

「いまフェラなんかされたら、その瞬間に出ちゃいそうなんだ。コンドームを着けるから、入れていいかな?」

「は、はい」


 真剣な表情で頼み込み、なんとか納得してもらう。

 大急ぎでゴムを装着すると、正常位でインサート!


ムギギっ!


 ロリマンに相応しい締めつけで、なかなか挿入できなかった。

 舐めるのに夢中で、手マンしなかったことがいけなかったのか…。

 一旦挿入を諦め、指でほぐしてからチャレンジするべきか…。

 あれこれ悩みながらチンコの侵入角度を変えているうちに、ニュルルンと入ってしまった。


「んひ、っい」

「ご、ごめん。いきなり入っちゃったから痛かったよね?」

「い、いいえ。気持ち良くて変な声が出ちゃっただけです」

「痛くはないの?」

「はい。すっごく気持ちいいです」


 そんなに気持ちいいなら、入れて数秒で発射というわけにもいかない。

 まだピストンはしていなかったが、ここで動き出したら止められない自信があった。

 根元まで挿入されていることを確認し、上半身を密着させてふみかチャンを抱きしめる。

 心の中で、


大好きだよ


 と告白しながらディープキス。すぐにふみかチャンも舌を使って応戦してきた。


ピクピク、ビククくくっ!


 舌の動きに合わせ、チンコも勝手に動いてしまう。その度に、ふみかチャンは全身をヒクヒク痙攣させた。


こ、これは本当にヤバい! このままだと、一度もピストンすることなく射精してしまいそうだ‼


 慌てて上体を起こし、キスを中断する。

 ここでピンと閃いた。本日二度目の閃きだ。

 これだけ細くて小さいコなら、


久しぶりに“駅弁”できるかも…。


 平均以下の筋力の筆者は、駅弁スタイルで交尾したことは数えるくらいしかない。だが、ふみかチャンくらい小柄なら、そう苦労することなくできそうな気がした。

 それに、もし彼女が駅弁未経験者なら、このエッチが忘れられないものになるはず。そうなれば、二度目三度目のデートが実現する可能性だって一気に高まるだろう。

 そう考え、ふみかチャンに指示を出すことにした。


「ねぇ、ふみかチャン。両手を伸ばして、俺の首の後ろで組んでくれる?」

「は、はい」

「うん。しっかり手を組んでてね。このままゆっくり立つからさ」

「えっ? ど、どういうことですか?」

「こういう体位があるんだよ。せっかくだから試したいんだ」

「ちょ、ちょっと怖いです」

「大丈夫! 絶対に落としたりしないから、俺を信用して」

「は、はい」


 ふみかチャンの両手がしっかり組み合わさったのを確認してから、彼女のお尻に両手を添える。そして、彼女を抱え起こしながら蹲踞(そんきょ)の姿勢をとった。

 ベッドの上で足場は不安定だったが、そこからゆっくり足を左右に広げ、気合いとともに起立する。


スクッ!


 自分でも驚くほど、あっさり立ち上がることができた。

 どうやら、ふみかチャンの体重は40キロにも満たないようだ。


「ほら、これが駅弁っていう体位なんだよ」

「は、初めてです。で、でも、やっぱり怖いです」

「大丈夫だって。何があってもこの手を離さないから安心して」

「は、はい」

「手は痛くない?」

「だ、大丈夫です」

「それじゃあ、このままゆっくり動くからね」

「は、はい」


 ふみかチャンの尻肉をむんずと掴み、彼女のカラダを軽く上下に動かしてみる。


「あ、あ、な、なんか変です」

「変ってどういうこと?」

「ふわってきて、ドシンときて、アソコが変な感じです」

「痛いってわけじゃないよね?」

「どちらかというと気持ちいいです」

「それなら良かった。このままもう少し続けるね」


 しっかり踏ん張り、重心を低くしながら、ふたたび彼女のカラダを上下に動かす。

 上半身と下半身の筋肉コントロールに神経が集中し、自然と射精感が遠のいていく。

 この調子なら、しばらく駅弁を楽しめそうだ。…なんて思っていると、ふみかチャンの様子が一変した。


「し、ショーイチさん、これ、ヤバいです」

「ん?」

「すごく気持ち良くなってきました」

「たくさん気持ち良くなっていいんだよ」

「は、はいぃぃぃぃ」


 そこから、ふみかチャンのアヘ声が止まらなくなった。

 その声に思わず聞き入っていると、一度遠のいたはずの射精感が全速力で追いかけてきた。


ま、マジかっ!?


 気づいた時にはすでに手遅れ。ここでピストンを止めても、体位を戻しても、間に合いそうになかった。ということで、


ガガガガガガガっ!


 両腕に連動させるカタチで腰を前後に激しく動かし、「イクよっ」と彼女に伝えた瞬間に発射した。


ふぅ。


 射精すると、一気に全身の筋肉が硬直し、銅像のように固まってしまった。

 その体勢のまま、しばらく余韻を味わう。

 その後、ふたたび蹲踞の姿勢に戻ると、ゆっくり彼女のカラダをベッドの上に横たえた。


「ごめんね。急にイッたからびっくりしたでしょ?」

「謝らないでください。十分気持ち良かったですから」

「でも、ピストンではイケなかったでしょ?」

「…はい」

「正直に教えてくれてありがとう。実は俺、半月ぶりのエッチだったからすごく溜まってたんだ」

「そうなんですか」

「うん。だから、全然我慢できずに出しちゃったんだ。ごめんね」

「謝らないでください。本当に私も満足してますから」

「でも、せっかくなら駅弁でふみかチャンをイカせたかったな」

「はい。怖いのと気持ちいいのが混ざって不思議でした」

「次にチャンスをもらえたら、また駅弁で挑戦させてね」

「えっ?」

「もちろん、ふみかチャンが良かったらだけど、また会ってほしいな」

「はい。また楽しく遊んでくださいね」


 その後、帰り支度の最中にLINEを交換し、再会を約束。ホテルを出て駅の改札口付近まで彼女を見送り、無事にデートは終了した。

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 いつもならここで喫煙所に直行して一服するところだが、この日はすぐに帰途についた。久しぶりに全身の筋肉を酷使したので、一刻も早く帰宅したかった。

 自宅に着くと、すぐにLINEを開く。デフォルトで“ふみか”となっていた彼女の名前を変更するためだ。

 筆者のLINEには、この3か月で30人近くの女性が登録されていた。数が増えると名前だけではすぐに相手を思い出せなくなるので、管理しやすいように相手の特徴を名前の後に加えている。

 例えば、「A子(Gカップ)」「B子(56歳熟女)」「C子(次回生ハメ)」といった感じだ。今回は、


「ふみか(駅弁)」


 と書き換えることにした。下手に特徴を加えるより、このほうがずっと分かりやすい。

 果たしてふみかからお誘いのLINEが届くことはあるのだろうか。たとえそれが何か月先であっても、駅弁という言葉で瞬時に思い出せることだけは間違いない。

(文=所沢ショーイチ)

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