――「セーフ」という名前をつけたのにも思い入れがあるそうですね。
青山:とにかく安心安全にSMを楽しんでほしいと思っています。以前、縄を使ったプレイで事故が多発したことがあり、それを防ぎたいという思いがあるんです。
――青山さんは『現代緊縛入門』(プランドール)という新書も出されています。
青山:SMにはキケンなイメージもありますが、きちんとした環境でプレイをすれば、安全に楽しめるものなんです。さらに、アイテムもしっかりしたものを使えば、より安心できます。それを今回のシリーズを通して伝えたいと思っています。
――たとえば、このシリーズにはサポーターなどもあります。
青山:これは事故防止にとても有効。以前はタオルやスポーツ用サポーターを巻いて、その上から縄で縛ることもあったのですが、これは緊縛用に作ったので縄の食い込む感じを安全に味わえることができます。
――縄跡なども残りにくそうですね。
青山:縄の跡を気にする方ってけっこう多いんですよ。夏になればサラリーマンの方も半袖になるので、跡が気になるらしくて。そういう人もサポーターを使えば安心してプレイを楽しめます。
――体の保護にもなりますね。
青山:SMでは精神的な部分も大事なので、何か気になることがあった状態でプレイしても心底楽しめないんですよ。そういう意味でも、体を傷つける心配がないのは大事なことだと考えます。
アナル開発をセルフで
――今回のインタビューでは編集部が気になるアイテムをピックアップし、前後編でお話を聞きたいと思っています。そこで、まずは『セルフスティック』というアイテムについてお聞きしたいのですが、これもまた体のことを考えて開発されたのでしょうか。
青山:そのアイテムを選ぶとは、お目が高い(笑)。もしかしてアナル開発に興味があるんですか。
――いや、まあ、その…。アナルをイジられるのは前々から好きで…。ちょっと使ってみたいなと思いまして(笑)。
青山:ぜひ使ってください(笑)。ご指摘のとおり、アナルを極力傷つけないで前立腺を刺激できるアイテムになっています。
――それは素晴らしい!
青山:目がキラキラしてますよ(笑)。
――さっそくアナルがうずいてきました(笑)。
青山:このアイテムのイメージは、フォルムからもわかるように「ツボ押し器」になっています。
――使い方もツボ押しみたいな感じになりますか。
青山:そのイメージで大丈夫ですよ。使い方としては、このスティックで前立腺を探し、「ここかな」というところにゆっくり圧をかけてもらう感じですね。
――ということは、ビギナー向け?
青山:そうですね。これからアナルを開発しようと思っている方におすすめしています。もちろん、すでにアナルの快感を知っている人にも使ってほしいですね。アナルをイジるアイテムはほかにもありますが、自分で自分の思うように動かせるのは少ないので、ぜひ試してほしい。
――アナル入門編にはぴったりですね。
青山:素材も柔らかくなっているので、適度に力が逃げるように設計してあります。前立腺の位置って人によって微妙に違うので、ちょうどいいところを探すにはコレくらい遊びがあったほうがいい。
――セルフでアナル開発ができるわけですね。