「マジ? いいの? 絶対、外に出すよ、ホントにいいのね? じゃ、お言葉に甘えちゃうよ!?」
グッショグショのビラビラに天然ローションを絡めるように亀頭を擦り付けながらそう言うと、
「じ、焦らさないで、早く挿れてよぉ、あああ、クリはいいから、早く奥の方ガンガンしてよぉ」
と涙目で訴えてくる陽子。亀頭を穴の入り口にあてがい、ゆっくり、ズブズブと埋め込んでいきました。
「あああ、硬い、オチ●チン硬くて気持ちいいッ、くはぁ」
ピストンすると、クチュクチュとヤラしい音を立てる結合部。アエギ声も耳に心地よく、大満足のうちに腹射して、撮影は無事に終了したのでありました。
ところが…。実は無事でなかったことが判明したのは、撮影の2日後。
ここからは少し説教臭くなってしまいますが…ぜひ皆さんの読んでいただき、注意喚起を促したいのであります。というのも、
チ●ポの先から少量の膿みが出てしまったんです!
朝起きると、なんだかチ●ポがムズ痒い。なんだろうと思ってパンツをずらずと、
黒い布地に白いシミが点々としてるじゃないですか!
トイレにいってオシッコすると、尿道に走る微かな痛み。痛みというか、少し沁みる感じでしょうか。それで僕は悟りました。
(これが世に聞くクラミジアか!?)
知識としてはあったものの、初めてだったんですよねぇ、性病にかかったの。すぐに病院にいき、抗生物質をもらって帰ってきましたが、それからの薬を服用しながらの3、4週間は憂鬱でしたよぉ。もちろん、その期間はハメ撮りもできません。
(くそぉ、陽子のやろう…まさか性病持ちだったとは!)
後悔先に立たずとはまさにこのこと。あのとき、生の誘惑に負けさえしなければ、性病なんてウツされずににすんだのにって話なんですよね。
エロ本編集者として、表紙に散々「生挿入」なんてキャッチを書いておきながら言うのもなんですが、一般の素人女性は危ないですよ。特にクラミジアは、女性の側には自覚症状が出にくく、悪気なしに菌をばらまいているケースが多いんですよね。
AVの撮影で生挿入する場合は、女優さんも男優さんも性病検査を受けて、陰性だという証明書をお互いに提出してから撮影に臨むのが通例。風俗にしても、良心的なお店は女のコに定期的な性病検査を課しています。一方、自覚症状が出ない限り、性病検査に行く素人女性はほぼいませんよ。
ホント、陽子のエロさにやられて判断能力が鈍っていたとしか言いようがありません。ヤリマンって話は面接で聞いてワケだし、その淫乱から生の誘いを受けたんだから、当然『ヤバい病気を持ってるかも』と疑うべきだったんですよね(泣)。