【世界一周エロ旅】世界一クレイジーなお祭りバーニングマンのアフリカ版【アフリカバーン】に潜入

 世界一クレイジーなお祭りと言われているアメリカのバーニングマン。

 奇怪なオブジェの数々、1日中鳴り止まない音楽、ド派手なデコレーションが施されたアートカー、奇抜なコスチュームに身を包んで自由に自己表現する参加者たち…。

 その圧倒的な規模と自由さは参加者の心を奪い、極上の非日常を求めて毎年アメリカ・ネバダ州の砂漠に数万人がやってくる。

 バーニングマンについては以前に本コラムに潜入記を書いたが(※)、今回紹介するのは本家バーニングマンの地域版のひとつである「アフリカバーン」。

 2015年に参加してきたアフリカバーンでの体験をお届けする。


※バーニングマン過去記事は↓↓↓

無数の奇怪なオブジェ。夜通し鳴り止まない音楽。あちこち走り回るデコレーションされたド派手な車。ド派手なコスチュームに身を包み、自由に自己表現する参加者たち。 砂漠のど真ん中に現れた近未来のような空間。究極の非日常に、ぼくはただただ圧倒された。

 全裸洗体の次にぼくが目をつけたのは、Orgy Domeと呼ばれるドーム型のテント。Orgyはスラングで「乱交」という意味。つまりOrgy Dome=乱交ドームだ。  プログラムをチェックすると、バーニングマン会場にはこのOrgy Domeがいくつかあった。

 Orgy Domeに潜入するという目的を無事果たした夜、男性陣で盛り上がっていた。 「皆でナンパしてOrgy Domeに行きたくない?」 ぼくはナンパに疎いため、同志の中にいたナンパ師から日本で鉄板と噂の方法の指導を受けることにした。

 

■アフリカバーン

 アフリカバーンは本家バーニングマンの地域版であるため、決まり事は本家と共通している。


・会場は携帯電波の入らない砂漠の真ん中

・食料、水、宿泊施設(テント・車)、生活に必要なものはすべて持参

・オフィシャルが販売している「氷」を買う以外、現金は一切使えない

・ゴミはどんなに小さいものでも全て持ち帰り

・NO SPECTATOR(傍観者になるな)の精神


 砂漠でサバイバル生活しながら全裸でアートや音楽やドラッグなど好きなことをして、自由に楽しもうという変わったコンセプトのお祭りだ。

 本家バーニングマンに圧倒されたぼくは、アフリカ縦断の旅をしている途中でアフリカバーンの存在を知った。バーニングマンの規模は年々拡大しており、超有名DJがプレイしに来たり、設置するのに莫大な費用がかかる巨大なステージがあったり、禁止されているはずの商業的な一面が見えることもある。

 アフリカバーンは10年前のバーニングマン、つまり、今ほど人が多くない古き良き時代のバーニングマンだと聞いた。

 一発で興味を持った僕はすぐにチケットを購入。旅のルートを無理やり変更して航空券を用意し、南アフリカのケープタウンに向かった。

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