それからの理恵さんと過ごすふたりの時間は、それはもう夢のよう。
「うわ、ピーマンの肉詰めなんて超久しぶりです。マジでうまいっすね」
家に帰る途中、スーパーで買い物をしてくれた彼女が手料理を作ってくれるわ、
「あっ、耳あか溜まってますよ、耳かきありますか?」
なんて言って、食後に膝枕で耳掃除してくれるわ、
(あ〜、新婚気分ってこんな感じなんだろうなぁ。幸せだわぁ)
と、他人の奥さんにメロメロ状態。それから少し一緒にお酒を飲んで、
「とりあえず、写真を撮るのは明日にして、今日はゆっくり寝ましょうか」
ということでベッドに入ったんですが…。
「うふふ、なんだかドキドキして寝られない」
「ぼ、僕もです」
「ホント? どれどれ」
そう言って、抱きつくように身体を寄せ、僕の心臓に耳を当てる理恵さん。思わずぎゅっと抱き寄せてしまいました。すると、彼女の手がゆっくりと下半身へ。
「あふっ」
「オチ●チンもすごいことになってる」
「いやぁ、理恵さんのおっぱいが身体に密着してるから」
「興奮してくれたんだ…嬉しいな」
そっからはお互い全裸になって、2回だったかな、いや3回だったかな…発射してはゴムを替え、フェラで勃たせてもらってまた挿入。それはもう、大興奮の夜の営み体験だったんです。なもんで翌朝は、
(太陽が眩しいぜ)
ってな感じの寝不足状態で編集部に出勤。
「羨ましいな、おい。昨夜は他人の奥さんとヤリまくりか? 写真だけはちゃんと撮れよな」
と編集長にからかわれつつ仕事をこなし、家に帰ると…。
「お帰りなさーい。もうすぐ夕飯の準備できるから。あっ、肉じゃがも作ったのよ」
もう、嫁です、嫁(笑)。玄関の扉を開けた瞬間にお米が炊いてる匂いがして、マジで、結婚生活っていいなと思いましたよ。