疑問が残った不思議なエロ体験談／投稿者：くらげ（43歳／男性）
先日、不思議な体験をした。
ある出会い系サイトを覗いていたところ、
「出張で○○ホテルに宿泊しています。私の部屋でイチャイチャしませんか」
という書き込みを見つけた。
投稿から30分ほど経過したが、まだ誰も名乗りを上げない。そこでちょっと質問することに。その結果、
・目的は時間を気にせずのんびりと楽しむこと。
・２回戦OK！
ということがわかった。
どうやら援助目的ではないみたい。
それに安心した俺は、さっそく30分後に会う約束をして指定のホテルに向かった。
ホテルに到着したことを伝えると、「○○号室に来て」という返信が。ワクワクしながらエレベーターに乗り、指定された部屋のドアをノックした。
静かにドアが開き、
「こんばんわ！」
と出迎えられる。見た目は日本人だったが、口調はどこか片言。聞けば、「両親は日本人だけど、ずっと香港で暮らしていた」と言う。10代の半ばに日本に来たそうだ。
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彼女はやたら積極的で、部屋に入るなりキスをされる。シャワーを浴びようと思ったが、「大丈夫」と言われ、すぐにベッドに入った。
エッチはいたってノーマル。あっという間に1回戦終了となった。
ここからが不思議体験の始まり。
事後、とりあえずお茶を飲んでタバコを吸っていると、
「明日も仕事？」
と聞かれる。俺が「そうだよ」と答えると彼女は、
「なら、そろそろ帰らないと…。明日起きられないよ」
と言ってきた。
それでも俺は「大丈夫だよ」と言ったが、彼女は納得できないみたいで、
「今から2回目やったら遅くなっちゃうよ。あんまり寝れないじゃん」
と、早く帰れと言わんばかりのことを言ってきた。
俺は「時間を気にせずにゆっくりしたいんじゃなかったの？ 2回戦OKって言ったじゃん…」と思ったが、それは口に出せず、帰り支度を渋々始めた。
すると、そんな俺のことを不憫に思ったのか、
「はい、これ」
と彼女が手を差し出してきた。
人気エロメンが最新アダルトグッズを手に取り、その使い方や女性の扱い方などをレクチャーしてくれるこの企画。前回に引き続き、AV男優の向理来氏にいろいろと教えていただいた。今回、向氏が“教材”に選んだのは、アダルトグッズメーカー・A－ONEのバイブ『APICE（アピチェ）』だ。
何かと思って彼女の手を見ると、そこにはお金が握られていた。俺はさらにワケがわからなくなった。
「これ、お小遣い。少ないけど。2回って約束だったもんね。でもデキなくてごめんなさい。だから受け取って」
さらに続けて、
「また会いたいよ。今度は休みの前の日に会おう」
と彼女は言ってきた。
それから扉のところまで見送ってくれ、キスをしてお別れした。
家に帰る途中、何度も「なぜ彼女はお小遣いをくれたのだろうか？」という疑問が頭の中をめぐる。そんなに俺と2回するのがイヤだったのだろうか。それとも本当に気を使ってくれたのだろうか。もしくは帰国子女ということが何か関係しているのか…。まあ、なんにせよ、エッチしてお金をもらうという不思議なことを経験した夜だった。
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