さらにもう一冊紹介したいのが、昨年11月に発売された由良橋勢氏の著書『女性が必ずイク体位・オーガズム48手完全マニュアル イラスト版……せくポジ48！』（Amazonはコチラ／FANZAはコチラ）だ。
江戸時代に名づけられたといわれる、体位の種類を表した四十八手。有名なところでは、男女が足をV字に開いて挿入する“松葉崩し（まつばくずし）”などがあるが、女性を体育座り状態にして手足をそれぞれ縛って挿入する “理非知らず（りひしらず）”なんてソフト緊縛まである。昔から人の興味するところは同じわけだが、現代における性の探究者・由良橋勢氏が提案するのは、
“パートナーと一緒に絶頂を迎える”
という、理想のセックスを実現するための体位だ。
前述した『フェラチオ完全マニュアル イラスト版……フェラテク！』（Amazonはコチラ／FANZAはコチラ）同様、イラストも豊富だ。本の顔となるカバーイラストは“うげっぱ”氏。導入部となる巻頭漫画を“羅ぶい”氏、中面では大山樹奈氏・只野さとる氏・戸ヶ里憐氏がそれぞれのタッチで愛情あふれるセックスでイク女性の艶やかな姿を捉えている。
実用的な図版に魅力的なイラストを多数収録し、 “楽しみながら48手が学べる”本書。気になる章立ては以下のとおり。
■第1章「クリトリスでイク体位」
・クリ愛撫シンクロ正常位
・抱え込み対面座位
・M字開脚あお向け騎乗位 ほか
■第2章「Gスポットでイク体位」
・腰上げ正常位
・尻上げ弓なり後背位
・メリーゴーランド騎乗位 ほか
■第3章「ポルチオ／子宮でイク体位」
・エビ反り後背位
・自由落下騎乗位
・うつぶせ密着後背位 ほか
■第4章「メンタルでイク体位」
・上下同時挿入正常位
・密着抱擁正常位
・死角愛撫後背位 ほか
体位のひとつひとつが丁寧に説明されているのはもちろん、文章からあふれるのは女性に対する優しさだ。決して独りよがりの男性目線ではない、まさに“一緒に絶頂を迎える”ための一冊になっている。上記章立てに少しでもピンと来た人は、要チェックだ！
『女性が必ずイク体位・オーガズム48手完全マニュアル イラスト版……せくポジ48！』
仕様：A5判、カバー付き、中面モノクロ
ページ数：144ページ
発売日：2018年11月30日
価格： 1,580円＋税（ムック版）
出版社：セブン新社
（Amazonはコチラ／FANZAはコチラ）