頑なにガラケーを使い続けていた筆者だが、ついにスマホデビューすることになった。
長年愛用していたガラケーは、これまで3回ほどバッテリー交換するなど延命処置しながら使っていた。だが、ついにバッテリーが寿命を迎え、フル充電しても数時間しか持たなくなってしまった。純正のバッテリーが入手できなくなったこともあり、泣く泣く機種変更したのだ。
スマホを購入したその日のうちにLINEを導入。セフレ5人にスマホデビューしたことを連絡した。
聞いていたとおりLINEは便利で、気軽に連絡を取り合えるようになったのは嬉しいポイントだ。だが、複数の女性から一気に連絡が入ると、途端にテンパってしまう。メッセージを送る際に、相手の名前を間違えそうになるのだ。ということで、いまは神経を擦り減らしながらLINEを使っている。
そんなある日のこと。LINEにこんなメッセージが届いた。
———————–
N子です。
おはようございます。
お元気ですか?ショーイチさん。
寒暖差の激しい季節ですが、体調を崩していないでしょうか?
話は変わりますが、
明後日の**日(金)に会えないでしょうか?
ショーイチさんとお泊りがしたいです。
急な話なのでショーイチさんのご都合が悪ければ、次の機会でも構いませんので無理はしないで下さいね。
ご検討をお願いします。
———————–
メッセージの送り主・N子ちゃんは当コラムの愛読者で、2年ほど前に連絡をもらい、筆者に処女を捧げてくれた。彼女とのデートの模様は、これまで3回ほど紹介させてもらっている。
■N子ちゃんとの過去記事は↓↓↓
“最近の若いモンは”などと愚痴を言うつもりはないが、今時の大学生たちはあまりセックスに興味がないようである。 恋愛やセックスを面倒くさがるという精神構造が、ビタイチ理解できない筆者トコショー。この世に生を受けておきながら、種族保存本能が働いていないのだろうか?
筆者トコショーは個人的なハメ撮りブログで自身のメールアドレスを公開している。そのメールアドレス宛てに、メンズサイゾーの女性読者からメールが届くことがあるのだ。彼女たちの目的のほとんどは、“トコショーさんとHしたいです”というもの。セックスに興味津津の10代女性からセックスレスに悩む50代の女性まで年齢層はバラバラだが、彼女たちはかなり切羽詰まっているようである。
当コラムで同じ女性を登場させたことが過去に何回かあるが、今回のお話は3度目の登場となるN子ちゃんとのデートの模様だ。2回目のデートの記事をアップした際、筆者はN子ちゃんにその旨を連絡していた。そして記事が掲載された3日後に、N子ちゃんから感想メールが届いたのだ。
N子ちゃんは東京から新幹線で数時間かかるところに住んでいるが、それでも、不定期ながら年に数回の逢瀬を重ねていた。
前回デートした時に、
「上京する時は俺の家をホテル代わりに使っていいからね。気軽に連絡するんだよ」
と伝えてあったが、彼女はそれを覚えていたようだ。
明後日とはずいぶん急な話だが、迷うことなく速攻でOKの返事を出した。
———————–
こんにちは、N子ちゃん。
ありがとう! もちろん大歓迎だよ!
N子ちゃんのほうからお泊りしたいと言ってもらえて、めちゃくちゃ嬉しい!!!!
時間を気にせず、ゆっくりと愛し合えるだなんて今から待ち遠しくてたまらないよ。
———————–
この時、筆者は彼女が来る翌日の土曜日に締め切りを一本抱えていた。いつもならのらりくらりと締め切り日に間に合わせるところだが、今回は別人のように仕事に集中。木曜には終わらせ、N子ちゃんを迎え入れる準備を始めるのだった。
ベッドのシーツを取り替え、バスタオルを用意し、部屋の隅々まで掃除機をかける。自宅マンションにセフレを呼んでセックスするのは日常茶飯事だが、N子ちゃんを迎え入れるのは初めてだった。当然、自然と準備に気合いが入る。
そして当日。約束の時間に最寄りの駅に迎えに行くと、すぐにN子ちゃんを発見。彼女は、大きめのコートにズボン姿。そして、大きなキャリーケースをゴロゴロと転がしていた。
傍から見たら、色気の欠片も感じられないだろう。しかし、この世の中で筆者だけが知っている、
脱がせたらトンデモなくセクシー!
だということを。
手を振りながら声をかけ、ゆっくりと近づいていった。
「ひさしぶり! N子ちゃん」
「こ、こんにちはショーイチさん」
「本当に今日はありがとうね」
「えっ?」
「時間を気にせずN子ちゃんと愛し合えるだなんて、すっごく嬉しいよ」
「そ、そんな。わ、私も嬉しいです」
「夕飯はまだかな?」
「い、いいえ。来る前に少し食べてきました」
「そうなんだ。それじゃあ、このまま俺の家に行こうか?」
「はい!」
筆者は夕食をとっておらず、少し空腹感もあったが、性欲の前では食欲なんて霧散してしまう。
彼女の代わりにキャリーケースを持ち、自宅マンションに向かう。いつもなら駅から徒歩5分ほどで着くのだが、彼女に歩調を合わせていたので10分近くかかった。
そして、無事にマンションに到着した。
「さぁ、狭いところだけどあがって」
「は、はい。お邪魔します」
「まずはお茶でも入れるよ。座ってゆっくりしていてね」
「ありがとうございます。あっ、そうだ! お土産があるんですよ」
「えっ?」
「ショーイチさん、甘い物好きでしたよね?」
「うん」
「東京駅で買ってきたあんみつがあるので、一緒に食べませんか?」
「ありがとう! それじゃあ、お茶を飲みながら食べよう」
小さいテーブルを挟み、向かい合ってあんみつを食べる。
「ねぇ、N子ちゃん。怖くなかった?」
「えっ? 何がですか?」
「俺の家に泊まることがさ」
「怖くなんてないですよ。だって、ショーイチさんとは何回も会っているし…」
「そうだよね。ありがとう」
「えっ?」
「つまり、俺のことを信用してくれているってことだよね?」
「そうですね」
「本当に嬉しいよ」
「そ、そんなぁ。私のほうこそありがとうございます」
その後、近況報告など話に花を咲かせ、1時間くらい経ってからN子ちゃんにシャワーを浴びるよう促した。
「このバスタオルを使ってね」
「あ、ありがとうございます」
「俺はパソコンで仕事しながら待ってるから、慌てなくていいからね」
「は、はい」
筆者の家には脱衣所がないので、浴室のドアの前でスルスルと脱ぎ始めるN子ちゃん。
筆者はそんなN子ちゃんに背を向けるカタチでパソコンの前に座った。
背後から聞こえてくる衣擦れの音に、振り向いて裸体を拝みたい衝動に駆られる。
ここは我慢のしどころだ。どうせならベッドの上で正々堂々と拝んだほうが嬉しいに決まっている。
彼女が浴室に入ると同時に、リビングの暖房を最強にした。3月とはいえまだまだ寒かったので、N子ちゃんが湯冷めしないようにと考えたのだ。
その後、入れ替わりで筆者もシャワーを浴びた。
「それじゃあ、ベッドルームに行こうか?」
「は、はい」
「今日は帰りの新幹線のことを気にしなくていいから、たくさんたくさん愛し合おうね」
「はい♪」
ベッドルームに移動し、N子ちゃんがカラダに巻いていたバスタオルをはぎ取る。
「き、綺麗だ…」
「そ、そんなにじっくり見られると照れます」
「ダメだよ、隠さないで! N子ちゃんに会えない間、ずっとこのカラダを思い出していたんだから」
「は、恥ずかしい」
N子ちゃんの“凄まじいボディ”については本コラムで何度も触れているが、相変わらず手足はポキンと折れてしまいそうなくらい細く、ウエストのクビレもハンパなかった。それなのに、おっぱいはとてもボリューミーで、乳首が上向きの美乳なのだ。
芸能人に例えるなら、元グラビアアイドルの佐藤江梨子タイプ。そう、
いわゆる痩せ巨乳というやつだ!
N子ちゃんに出会うまで、こんな神がかったボディの女性とセックスできるなんて夢にも思っていなかった。だからこそ、N子ちゃんが愛しくて愛しくてたまらないのだ。
「本当にありがとう。一晩中N子ちゃんを独り占めできて幸せだよ」
そう言いながら彼女をベッドの上に横たえる。
「えっ? 明るいままなんですか?」
「うん。お願い! この綺麗なカラダを瞼に焼きつけておきたいんだ」
「で、でも」
「本当にお願い!! このわがままだけは聞いてほしいんだ」
「わ、分かりました」
なんとか彼女に納得してもらい、明るい室内で情事が始まった。
まずはディープキス。全身を密着させながら、N子ちゃんの口内に舌を挿入する。
「アンっ!」
全身をブルルンと震わせ、反応し始めるN子ちゃん。ベッドイン直後なのに、彼女の目はすでにトローンとなっていた。
嗚呼、なんて可愛いんだ!! 愛してる、愛してる、愛してるぅぅぅぅぅぅ!!
さらに彼女をきつく抱きしめ、こちらの舌を彼女の口内で暴れさせる。
ムフー、ムフーっ!
ふたりとも荒々しく鼻で呼吸しながら、ディープキスを交わし続ける。
筆者の愚息はすでにギンギンで、先っぽから透明な液体がドクドクと溢れ始めていた。このままキスだけで射精しそうな勢いだ。
20分以上はディープキスで愛情を確認しあっただろうか。そこには、会えなかった時間をキスで埋めたいという思いがあった。
ここからは、いよいよおっぱい愛撫だ。
おっぱいを揉む前に、まずはジーッと見つめる。
「き、綺麗だ」
エッチに関するボキャブラリーには自信があったが、N子ちゃんの裸体を前にすると、シンプルな言葉しか出てこなかった。他の形容詞が浮かんでこないくらい、ただただ美しくて綺麗だった。
N子ちゃんは恥ずかしさのあまり両手で顔を隠してしまった。
すると、彼女の両脇がガラ空きとなった。剃り上げられた脇の下も美しい!
筆者は吸い寄せられるように顔を近づけ、脇の下を舐め始めた。
「えっ? そんなとこも舐めるんですか?」
「うん。とっても美味しいよ」
「ちょっとくすぐったいです」
「我慢して。N子ちゃんの全身を愛したいんだ」
脇の下を舌先でなぞりながら、乳首を指でつまむ。
そして、ゆっくりと乳首を左右に動かした。
「き、気持ちいいです」
「うん。俺もめちゃくちゃ気持ちいいよ。こうしてるだけで本当に幸せだよ」
「わ、私もです」
彼女の甘酸っぱい脇の下の味を堪能したあと、ついにおっぱいを愛し始める。
フワアワアワワん。
乳房の柔らかさにうっとり。頬を密着させ、存分にその感触を楽しむ。
そして、壊れ物を扱うように優しく乳房を揉みながら乳首に吸いついた。
「あ、ンっ!」
なんとも艶っぽい声をあげるN子ちゃん。
N子ちゃんは、筆者以外の男を知らない。最初のうちは、おっぱい愛撫に対してくすぐったがってばかりいたが、逢瀬を重ねるうちに少しずつ女としての喜びに目覚めていった。
これまでのデートでは、帰り時間を気にしつつ愛撫するしかなかったが、今日はお泊りデートだ。
心行くまでおっぱいを堪能することができる!
嬉しさのあまり、思わず涙腺が緩む。
「ありがとう。ありがとう、N子ちゃん」
そう言いながら、おっぱいを愛し続けた。
この時点で、ベッドインしてから30分以上は経過していた。まだまだおっぱいと戯れていたかったが、彼女のマンコに口づけしたいという感情を抑えきれなくなった。
そこで、クンニの体勢を取り、N子ちゃんの股を開いた。
「そ、そんなに見られると恥ずかしいです」
「恥ずかしくなんかないよ。綺麗で、美味しそうで、とってもセクシーなマンコだよ」
37歳まで処女だったN子ちゃんのマンコは、本当に美マンだった。
いまだ筆者のチンコしか咥えていないヒダヒダは綺麗なピンク色で、食欲を刺激してくる色だ。キスとおっぱい愛撫で感じまくっていたようで、全体がびっしょり濡れているのも最高だった。
「ありがとう」
また感謝の言葉が口をついて出た。
「えっ?」
「N子ちゃんのマンコが濡れているのは、俺のことを受け入れてくれているからだよね。だから、感謝の気持ちでいっぱいなんだ」
「や、やだ。恥ずかしい!!」
恥ずかしさのあまり、股を閉じようとするN子ちゃん。
筆者はそれを許さず、さらに股を開かせようと両手で太ももを押しのけた。
「N子ちゃん」
「え?」
「大好きだよ」
そう告げ、一番ヌメヌメしている膣口に唇を重ねた。
ボディソープの香りと、あまじょっぱいメス汁がこちらの嗅覚と味覚を刺激してくる。
はぁぁぁぁぁぁぁ、ボカぁ、幸せだなぁぁぁぁ…。
あっという間に“クンニハイ”状態になり、脳汁が出まくる。
瞼を閉じると、曼荼羅模様が脳内に浮かび上がり、脳の奥がジーンと痺れ始めた。
筆者は断言したい、
マン汁こそ地上最強のドラッグである! と。
このマン汁を味わうために筆者は生きているようなものだ。
クリトリスと尿道口を交互に舐めたり、膣口に舌を挿入してホジホジしたり、クリトリスを吸引しながら舌先で弾いたりと、思いつく限り愛撫し続ける。
時間の経過と共に、マン汁の量も増してきた。N子ちゃんの口からは絶え間なくアヘ声が漏れ続け、ようやく恥ずかしいという感情が消えてくれたようだった。
ここで右手の中指を膣口に挿入する。
「痛くない?」
「は、はい。大丈夫です」
N子ちゃんと前回会ったのは去年の11月。彼女にとってはそれ以来のエッチとなるので、痛みを与えないよういつもより慎重に指を入れていく。
根元まで無事に挿入できたところで、第二関節を曲げて指の腹をGスポットに押し当てる。
ねろねろーり、ずぷずぷクっチュ。
ナメクジが這うような速度でGスポットを刺激する。
「えっ? な、なに? き、気持ちいいです!!」
以前のN子ちゃんは、クリトリスで感じる“外派”だったはず。しかし、今はGスポットへの刺激で面白いくらい感じていた。
“中”の感覚も目覚めてきたのかもしれない…。
いつもならここでクリ舐めと同時に手マンするところだが、あえて手マンだけで愛し続けることにした。
「あっ、そ、そこ! き、気持ちいいです!!」
「ここがいいんだね。もっともっと時間をかけて奉仕するから、慌てないでね」
「は、はひぃぃ」
下半身をクネクネさせながら感じまくるN子ちゃん。スレンダー体型なので、腹筋がくっきり浮き上がる。そんな姿も、ただただ愛おしかった。
こんな手マンを続けていると、突然N子ちゃんが枕方向に身体をずり上げ始めた。
「ん? どうしたの?」
「ご、ごめんなさい。な、何かが出ちゃいそうで…」
「大丈夫だよ。それが普通だよ。潮だろうがおしっこだろうが構わないから、我慢しないで出しちゃいな」
「で、でもぉ」
「そんなことで嫌いになったりしないよ。むしろ嬉しいくらいだよ」
「だ、ダメっ! やっぱり嫌です!」
明るい室内で、しかも男の前で放尿してしまうかも…。と考えれば、まぁ、これが普通の反応だろう。
まだまだ愛したりなかったが、ここで攻守交替することに。
N子ちゃんは、先走り液でズブ濡れとなった愚息の先端を、躊躇することなくペロペロ舐めまわした。
経験不足は明らかで、決して上手だとは言えなかった。しかし、愛情だけは溢れんばかりにあり、思わずキュン死しそうになる。
「も、もうダメ! それ以上舐められたら馬鹿になっちゃう!」
強引にフェラを中断し、起き上がる筆者。
「ゴムを着けるからちょっと待ってて」
そう言ってから、ベッド脇のカラーボックスに用意しておいたコンドームを装着。
N子ちゃんに仰向けになってもらい、挿入の前にもう一度クンニを開始した。
これは濡れ具合を確認するためだったのだが、乾くことなくズブ濡れ状態だった。これならすんなり挿入できそうだ、と一安心。
「それじゃあ、入れるね」
正常位の体勢でチンコをゆっくりと挿入していく。
「い、痛っ! 痛いです!!」
半分ほど挿入したところで、N子ちゃんはそう声を上げた。
たっぷりクンニし、手マンで内部をほぐしていたのだが、それでも足りなかったようだ。
「久しぶりのエッチだから痛いんだね。ちょっとだけ我慢できそう?」
「む、無理みたいです。す、すごく痛くて…」
「それじゃあ、このまま動かさずにじっとしてるね」
「は、はい。ごめんなさい」
N子ちゃんがチンコを迎え入れるのは、まだ10回未満。筆者の愚息は日本人平均以下のサイズだが、それでも痛がるのはよほどのことだろう。
上半身を密着させ、ディープキスしながら様子をうかがう。
「どう? まだ痛いかな?」
「さっきよりは平気ですけど、動かれると痛いです」
「それじゃあ、これ以上は挿入しないね。先っぽだけをゆっくり動かしてみるよ」
「は、はい」
結合部を凝視しながら腰を前後に動かしてみる。
勢いあまって根元まで挿入しないよう自制するのが大変だ。
N子ちゃんの眉間には縦じわが深く刻まれたままで、苦痛に耐えている感じだった。
ご、ごめん! N子ちゃん!! いまさら後には引けないんだ!!
心の中で謝罪しながら腰を動かし続けた。
ふぅ。
こういう時は、本当に早漏で良かったと思う。先端だけの出し入れで、すぐに射精できるのだから。
余韻を味わうことなくすぐにチンコを引き抜き、コンドームを処理する。
「ごめんね。もっと愛撫してから入れればよかったね」
「わ、私のほうこそゴメンなさい」
「今日はこの辺にしておいて、明日もう一回愛し合おうね」
「は、はい」
リビングに戻ると、まずは水分補給。
その後、再びシャワーを浴びるN子ちゃん。
洗顔や洗髪を行い、念入りに身体を洗っている様子だった。そして、浴室から出てくると、ドライヤーで髪を乾かし始めた。
「それじゃあ、N子ちゃん。このジャージでいいかな?」
「はい。ありがとうございます」
彼女に寝間着代わりのジャージを貸し、就寝の準備を始める。
この時点で深夜12時を過ぎていた。原稿の締め切りを前倒しするため、この数日間ろくに寝ていなかった筆者は、すでに睡魔に襲われかけていた。
ふたりでベッドに寝転がり、照明を消す。
「それじゃあ、お休み」
「はい。お休みなさい」
全身を密着させ、お休みのキスを交わす。
「アンっ♪」
軽いキスのつもりだったが、キスした途端、N子ちゃんは喘ぎ声を漏らした。
その可愛い声に、筆者の睡魔は退散した。
ネプジュロじゅるピッチュ。
すぐにディープキスが始まった。
硬くなった愚息が、N子ちゃんの下腹部に当たる。
「大好きだよ、N子ちゃん」
「し、ショーイチさん。わ、私、我慢できない」
「え? エッチしたくなっちゃったの?」
「は、はい」
プツン! 筆者の理性は弾け飛んだ。
ディープキスしながら彼女のジャージと下着を脱がし、こちらも全裸になる。
そのままおっぱい愛撫が始まり、クンニへと移行する。
室内が暗いからか、N子ちゃんのアヘ声は、さっきよりずっと大きかった。恥ずかしがることなく、セックスに没頭しているようだ。
その後、シックスナインの体勢でたがいの性器を貪るように舐めあう。
このままチンコを挿入しても、また痛がるだけだろう。そう考えた筆者は、N子ちゃんに仰向けになってもらい、手マンすることにした。
まず中指を挿入してから、追加で人差し指を挿入。指2本でほぐすのが狙いだ。
なんとか痛みを与えることなく2本の指を挿入することに成功した。
Gスポットと最奥部を同時に攻めながら、クリトリスにキスをする。
「あ、す、すごく気持ちいいです」
「まだまだ愛させてね。遠慮しないで、してほしいことがあったら言うんだよ」
「は、はひぃ」
真っ暗でマンコの濡れ具合は視認できなかったが、ピチュクチュと淫らな音が部屋に響いていた。
こんなクンニ手マンを30分くらい続けていると、またN子ちゃんがこちらの手から逃げる素振りを見せた。
「ん? どうしたの?」
「ま、また何か出ちゃいそうです」
「怖がらなくていいんだよ」
「で、でもアソコの感覚が分からなくなって、怖いんです」
「気持ち良くはないの?」
「も、もちろん気持ちいいです。でも、やっぱり怖くって…」
「分かったよ。それじゃあ、そろそろチンチンを入れてみようか?」
「は、はい」
「指2本でほぐしたから、さっきよりは痛くないと思うよ」
「わ、分かりました」
ベッドから降り、カーテンの隙間からこぼれる外の明かりを頼りにコンドームを装着する。
ここで、N子ちゃんが処女を捨てた時のことを思い出した。あの時は挿入に手間取り、20分近く悪戦苦闘。バックの体勢でようやく処女膜を破ることができた。
そこで、今度はバックで挿入することにしてみた。
「それじゃあ、四つん這いになって」
「わ、分かりました」
「痛くなったらすぐに止めるから、教えてね」
ズブ濡れのマンコに愚息をあてがい、ゆっくり腰を前に動かす。
ネプギチチジュニュぷちゅ。
キツいマンコ内部の肉をかき分けて愚息が進んでいく。
「や、やっぱり痛いです」
しかし、彼女がそう言ってきた時には、根元までしっかり挿入されていた。
「痛くない角度を探してみるね」
そう言ってから、つま先立ちになる筆者。
いつもなら膝をつけたままの状態でピストンするのだが、つま先立ちになって可動域を増やしたわけだ。
時間をかけてあれこれと角度を変えながらピストンを繰り出す。
「あ、こ、この角度、気持ちいいです!!」
挿入して5分くらい経ったころ、ようやくスイートスポットを発見した。
「ここだね。ここがいいんだね」
「は、はい。とっても気持ちいいです!!」
「それじゃあ、少しだけ激しく動いてみるね」
ガガガン、ズププン、がががががん!
激しめにピストンしても、N子ちゃんが痛がる様子はなかった。
「あ、あぁぁぁ。ショーイチさん! すごくいいです!!」
「お、俺もだよ。すっごく締まっていて気持ちいいよ!!」
ふぅ。
せっかく彼女が感じ始めたのに、数分も持たずに射精してしまった…。
「ごめんね。せっかく気持ち良くなってきたところなのに」
「そんなことないです。すっごく幸せでした」
「俺もだよ。大好きなN子ちゃんに感じてもらえて幸せだよ」
ティッシュで性器の濡れを処理してから、素っ裸のまま抱き合った。
そして、ふたりとも眠りに落ちてしまった。
※ ※ ※
朝、目覚めると、時刻は7時を過ぎたところだった。
N子ちゃんは筆者の腕の中で、スヤスヤと可愛い寝息を立てていた。
彼女を起こさないようそっと腕を引き抜き、ベッドから降りる。
リビングに行くと、コーヒーを入れながらタバコに火を点けた。
そこからメールチェックしたり、来週の予定を組んだりしながら時間を潰す。
だが、1時間経っても2時間経っても、N子ちゃんが起きてくる気配はなかった。
彼女が帰るまでにもう1回戦したかったが、熟睡しているのを邪魔するわけにはいかない。
時間はそのまま過ぎ、10時になってもベッドルームは静かだった。
このままだと帰りの新幹線に乗れなくなってしまうのでは?
そう不安に思った筆者は、ついに彼女を起こすことにした。
ゆっくりベッドに近づき、そっとN子ちゃんにキス。
その瞬間、N子ちゃんははっきり目を覚ました。
「おはよう、N子ちゃん」
「お、おはようございます」
「熟睡してたね」
「は、はい。こんなに熟睡できたのは久しぶりです」
「結局、ふたりとも裸のままで寝ちゃったね」
「そ、そうですね」
「コーヒーを用意するから顔でも洗ってきなよ」
「は、はい」
ベッドから起き上がったN子ちゃんは、下着とジャージを身につけて朝の身支度を開始した。
「朝食はトーストでいいかな?」
「あっ、はい。ありがとうございます」
彼女の身支度が整ったところで、遅めの朝食をとる。
「大丈夫? アソコは痛くない?」
「はい。全然大丈夫です」
「寝室は暖房を入れてなかったけど、寒くなかった?」
「はい。ショーイチさんと抱き合ってたから全然平気でした」
「俺はすぐに寝ちゃったんだけど、N子ちゃんはどうだったの?」
「私もすぐでした! いつもは寝つくまで時間がかかるんですけど」
「エッチした直後に、裸のままで抱き合って眠るのって気持ちいいね」
「そうですね。初めてでしたけど、ぐっすり眠れました」
「今日もまた愛し合いたかったけど、今から始めると新幹線の時間に間に合わなくなっちゃうね」
「は、はい」
「この続きはまたお泊りデートの時にしようね」
「はい!」
「あっ! 以前のように日帰りとかでもいいし、新宿のラブホテルでのデートでもいいからね」
「はい」
「でも、また余裕がある時にお泊りしてくれたら嬉しいな」
「ショーイチさんのお仕事の邪魔になったりしませんか?」
「邪魔になるわけないよ! 遠慮しないでまた泊まりに来てね」
「はい。絶対にまたお泊りさせてもらいますね」
その後、駅まで彼女を送っていき、1泊2日のデートは終わった。
そして、彼女と別れてから1時間後、LINEのメッセージが届いた。
———————–
無事、新幹線に乗りました。
なんか…まだ…ジンジンして昨日の事を思い出します。
また、ショーイチさんに会いたいです。
必ず連絡しますね。
———————–
はぁぁぁ、なんて可愛いのだろう。次回は通常のデートになるのか、それともお泊りデートになるのか。どちらにしろ、楽しみで楽しみで仕方がない筆者なのだった。
(文=所沢ショーイチ)
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