賞レースがスタートしたばかりのころは、「初めてだから…」「がんばり方がわからないから…」「何回も投票してと催促したら嫌がられてしまうかもしれないから…」などと、いろんなことを言い訳にして、正直この賞レースから逃げていた気がします。
そのせいで、「やる気がないのでは?」と周りからに言われることもありました。
投票の締め切りが迫る中、他のノミネート女優さんたちは、たくさんの呼びかけをして、受賞したいとガムシャラにがんばっているのに、私は現実から目を背けていたんです。
それでもファンの方は温かいメッセージを送り続けてくれました。
こんなにたくさん応援してもらっているのに、もし受賞できなかったら、応援がすべてムダになってしまうのではないか…。ファンの方をがっかりさせてしまうのではないか…。いろんな思いが頭をぐるぐるめぐりました。
しかし、ファンの方、事務所の方やメーカーの方の話を聞いて、目覚めました。
一生懸命やらずに受賞できなかった方が申し訳ない!
応援してくださるファンのみなさんのために受賞したい!
わたしの憧れである「紗倉まな」さんも受賞しているこの賞を獲りたい!
そして、
「夢に近づきたい!」
「自分のためにも受賞したい!」
と、さらに強い気持ちに変わったのです。
それからのわたしは、「とにかく悔いの残らないようにやろう」と、遅ればせながら燃えました。スロースターターですが、キャンプァイヤーくらい大きい炎で!!
まずは毎日呼びかけをすることからがんばりました。
がんばることに意味があるのです!!!