全国47都道府県の風俗店めぐりを終えた“エロカッコイイ”風俗嬢・今賀はるインタビュー! ~前篇~

――じゃあ、風俗のお仕事始める前からセックスに関してはおおらかで…。

はる:SM始めたのと同じくらいのタイミングで、東京の友達がクラブとか連れてってくれるようになって。そこで出会った人とセフレになって、一緒にハプバーに行ったり(笑)。

 ハプバーにはユニークな考えの人たちが多くて、性的なことに関わる人って、おもしろい人たちが多いんだなって思ったんです。だから、起業願望も次第に管理栄養士から「性」の方向に移行していき、これから性を推していくんだったら、会社にいる必要もないかなって、1年ぐらいで辞めて風俗にきました(笑)。

――簡単に踏ん切りつきましたか?

はる:始める時は結構ビビってて、絶対、店長はヤクザなんだろうなと思ってました。辞める時、小指切られるんじゃないかって(笑)。

――結構ドキドキしながらやられてたんですね。

はる:そうです。でも、背に腹は変えられないので(笑)。親に頼れないことはなかったんだけど、大学院とかで散々スネかじりまくってるし、さすがにここら辺は自分でなんとかしようと(笑)。

――立派ですね。

はる:会社の上司が女性で、しかも理解ある人で、風俗やってることを全部話したら、「会社にバレなければいいよ」みたいに受け止めてくれたんです。起業願望があることも相談したら、「辞めるんだったら、役職つく前に辞めちゃった方がいいよ」とも言ってくれて(笑)。

――それからどんなお店に行ったんですか? 

はる:会社員時代の秋頃、歌舞伎町でスカウトの人に出会ってソープを紹介してもらって、「ハプバーで遊ぶのが好き」って言ったら、「それなら絶対AV楽しいよ」って言われて(笑)。

 顔出るしデータも残るしって思ってたけど、恐怖心より興味が勝ってしまって、2日後には「やります!」て返事をしてました(笑)。そこから、会社員をやりながらソープとAVを同時進行で(笑)。

――エーッ⁉︎ 会社員やりながら!

はる:SMのお店も地味にずっと在籍してて、一応、今もいることになっているんですけどね(笑)。それからソープやって、デリヘルやって、回春マッサージとかメンズエステやって、別のソープ行ってみたいな感じで。で、47都道府県巡り。

――じゃあ、やってない風俗は…。

はる:S系はやってないです。女王様とかM性感とか…。M性感はちょっと興味あるんですけどね。

 

 

――「47都道府県巡り」の話ですけど、風俗の出稼ぎって、普通に行けるもんなんですか?

はる:お店によっては1日からOKってところもあるし、5日とか一週間以上からじゃないとダメだっていうところもあったりといろいろです。

 デリならわりと短い日数でもOKみたいですけど、ソープだとお部屋開けなきゃいけないとかいろいろあるんですよ。

――正直な話、稼げるんですか?

はる:長期間行くならそれなりに稼げると思いますけど、私みたいに2、3日でクルクル廻ってると、交通費とか宿泊費を考えると…。

――赤字になった地域もあるんですか?

はる:沖縄が赤でした。行ったのが2月の閑散期で、そのお店は観光客メインのお店らしくて、「今はヒマなんだ、ごめんね~」みたいな感じでした。でも、すごい緩くて楽しかったです(笑)。2月でも暖かいし。

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