――男性の中には、「パートナーとおもちゃを使いたいけど、どうしていいかわからない」という人もいると思います。
向:そうですね。おもちゃを使うときって「最初」が肝心かも。女性の前に出す瞬間が、一番ハードルが高いというか。なので、ひとつの方法としては、さも当然のように「こんなの見つけちゃったんだ」って出すとか。「もらったんだけど」みたいな言い方もありかな。
――あまり気負う必要ないということですね。
向:ノリのいい女のコであれば「笑い」にもっていくのもいいと思います。でも、あまりふざけちゃうと肝心の快感につながらないので、使いはじめたらちゃんと気持ちいいかを確認することですね。それから、「一緒にイケナイことをしている感じ」っていうのは興奮につながりますので、“共犯関係”になるのも大事だと思います。
――なんだかいろいろ勉強になります。もう少し具体的に聞きたいので、この『すぅ』を女性に使うとしたら、どうアプローチするのがいいのか教えてください。
向:そうですね。まず、ピンク色っていうのがいいですよね。かなり可愛い感じがするので、これなら女のコもあまり警戒しないと思います。なので、この『すぅ』の場合は、スッと取り出して、「これで一緒に気持ちよくなろう」って誘うのがベターかな。全体のフォルムはオシャレな感じもしますが、実はけっこうエロいカタチをしているので、女のコも興味がわくと思います。
実際に使うときには、微弱な振動から攻めるのがいい。これはおもちゃ全般に言えることですけど、いきなり強い刺激を与えちゃうと女のコって引いちゃうこともあるんですよ。だから、刺激は「徐々に強く」が鉄則かな。
――上手な使い方とかあるんですか。
向:振動系のおもちゃを女性に使う場合のコツは「乗せる」ってことですかね。振動部分をグイッと局部に当てるのではなくて、自然に触れるように軽く乗せるんです。そうすることで、おもちゃに少し抵抗があるコでも優しい快感を味わってくれるはず。それよりもさらに優しい刺激が必要だと思ったら、おもちゃを持っている指を局部に当ててみるとか。そうすると指から振動が伝わるので、より滑らかな刺激を与えられます。
――おもちゃを使っていると、つい興奮してグイグイいっちゃうから気をつけなきゃだめですね。
向:おもちゃの特性を理解することが大事になると思います。使い方をしっかり確認して、「どうしたら気持ちよくなるのか」を考えるようにすれば上手に使えるかなと。具体的には、最初は弱い刺激で緩急をつけて、ときどき刺激する部位を休めてあげるのがコツ。それから徐々に刺激を強くして、波を楽しませてあげるようにするといいと思います。
――「楽しませてあげる」っていうのが大事なんですね。さすがエロメン!
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