――自分の作品を観たことはありますか?
藤江:チラッとだけ。「声が低いなぁ」って思って直視できなかったです。
――そんな中でも、自分の中で「よくできた」という作品は何ですか?
藤江:『人生初・トランス状態 激イキ絶頂セックス50』かな…。私は可愛いイメージの作品が苦手なので、反応をそのまま出せる内容のほうがいいのかなと。あと『絶対的下から目線 おもてなし庵 清純小町 藤江史帆14』が好評だとプレステージの方からお聞きしました。
――デビュー当時は幼い印象もありましたけど、作品を重ねるごとに大人っぽい雰囲気になっていますよね。
藤江:それは自分でも感じます。デビュー当時は普段しないような幼いメイクだったので、ちょっと違和感もあったんです…。
――最新作の『働く痴女系お姉さんvol.09』では、OL、女教師、エステティシャン、カフェ店員、ナースと5つのシチュエーションで痴女系お姉さんを演じています。
藤江:痴女役は難しかったんですけど、もともとOLをやっていたのもあって、OL編が一番自分に近いのかなと思います。ちょっと攻めすぎた気もしますけど…。
――では、初インタビューということで、ここからはプライベートについてお聞きしたいと思います。小さいころはどんなタイプでしたか。
藤江:暗い(笑)。大人しい子どもでした。
――特技にサックスを挙げていますけど、いつごろから始めたんですか。
藤江:サックスは吹奏楽部に所属した中学1年のときからです。お母さんやお姉ちゃんが楽器をやっていたのもあって、ピアノは小学生のころからやっていました。だから、当時はクラシックをよく聴いていました。
――好きな作曲家は?
藤江:ドビュッシーとかラフマニノフ。
――上品なルックスなのでクラシックを聴いていそうなイメージもありますが、まさにピッタリですね。邦楽などのヒット曲はまったく聴かない?
藤江:そういうのは疎いほうだと思います。よく聴くのはジャズで、サドメル(サド・ジョーンズ/メル・ルイス・ジャズ・オーケストラ)とか好きですね。今もサックスは続けていて、学生時代の友達とビッグバンドを組んでいます。
――けっこう活動的なんですね。音楽以外の趣味はあるんですか。
藤江:映画は観ます。
――好きなジャンルは?
藤江:暗い映画(笑)。救いのない映画をよく観ますね。
――なるほど…。ちょっと話が暗くなりそうなので、ここで恋愛の話を聞かせてください。初めて男性と交際したのは?
藤江:19歳です。
――それは遅めですね。恋愛とかにあまり興味がなかったんですか?
藤江:そんなこともないんですけど、田舎だったし門限もあったし…。なかなか交際までできなくて。
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