しかし一方で、夫の方はどう考えているか。上のアンケートでは、約8割の男性が、妻の妊娠でセックスが減った、あるいはしなくなったという結果が出ていました。やっぱり、
「大きなお腹を見ると性欲が湧かない」
「子どものために良くないのではと思ってしまう」
と、日に日に大きくなるお腹を目にすることで、奥さんをセックス対象として見られなくなってしまう夫が多いのではないかと思うわけですよ。だから、
(甥っ子もそのうちセックスレスになって、浮気に走んなきゃいいけどなぁ)
なんて心配をしてしまうエロ本編集者の叔父だったんですが…。
婿養子→セックスレス→浮気というキーワードが並んだときに、思い出したんです。
(そういや…大昔にハメ撮りした四十路の熟女に、トンでもないエピソードを持ってるのがいたな)
と。前置きが長くなりましたが、そう、ここからが今回のお話の本題です。
その熟女ってのは、当時48歳の主婦、礼子。編集部で出していたモデル募集の広告を見て応募してきた女性で、五十路手前にしてはきれいな印象の奥さん。言葉遣いもめっちゃ丁寧で、面接しながら、
(こんな上品なご夫人が、よくエロ本モデルになろうと思ったもんだ。でも、こういうのに限ってむっつりスケベなんだよな)
なんて思ってたんですが…案の定、ハメ撮りさせていただくとエロいのなんの。
「ダンナとはとっくの昔にセックスレスで、欲求不満だったんですぅ、ああ、そこ、イイッ」
てな具合で、カメラを忘れてアエギまくり。おまけに超敏感体質らしく、5分毎にイッちゃうみたいな(笑)。その度に身体をビクビク振るわせる姿は今でもよ〜く覚えているんですが…。
無事に撮影を終えて着替えているとき、彼女がこんなことを言い出したんです。
「私、こう見えてオバアちゃんになったんですよ」
聞けば、20歳になる娘さんが、彼女のお孫さんを出産したって話。
「へー、それは驚きっすね。礼子さんがオバアちゃんだなんて、全然見えませんよ」
とお世辞半分で返したんですが、彼女もハメ撮りが終わったばかりで頭がエロモードだったんでしょうね。家族のトンでもない暴露話をしだしたんです。その内容ってのが…。
「私、娘のお婿さんのオナニーを手伝ってあげてたんですよ、うふふ」
はぁ!? なんすか、その隠し球!
驚きでしょ? というわけでラブホの時間を延長して聞き取り開始したんですが…。