【ニッポンの裏風俗】日本一のソープ街・吉原にあった“ちょんの間”旅館

 筆者が初めてここに泊まったのは、風俗ライターになる前、入谷で働いていた頃です。

 スケベなマネージャーがスケベな業者と一緒に、浅草ロック座に出演している小林ひとみのステージを観にいくというのに付き合い、飲みからの吉原という流れだったのですが、吉原に着いた時にはギリギリタイムアウト。うなだれて歩いているところに、割烹着おばちゃんの登場となりました。

 筆者の部屋に来たのはスレンダーな人妻系で、その時は、お茶を引いたソープ嬢の残業かと思ったんですが、さにあらず。今でいうデリヘルのような派遣風俗の業者だと言うのでした。

 

 風呂やマットはないのに、確か2万円(宿代別)ほど取られた記憶があります。筆者のお相手は細身の美女でしたが、トイレに行く時に偶然すれ違ったタヌキみたいな女のコは、マネージャーの部屋に入って行きました(笑)。そして翌朝、おばちゃんが言ったとおり、吉原から入谷まで歩いて出勤したのでした。

 その後、風俗ライターになってからも、確か2度ほど、ソープよりも旅館目当てで吉原に行きました。一度は結構な美女で、聞いたところでは、鶯谷のDC(本番デリヘル)のようでした。

 

 こういった旅館は、全国の風俗街に多かれ少なかれ存在し、代表的なところでは、高知・堺町のソープ街に、神戸・福原、博多・春吉などです。

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