【風俗23区】江東区湾岸副都心~亀戸:燃え尽きた風俗街

 

 単なるガセ情報だったのか、それとも藤沢の「辰巳」とでもカン違いしたのか。そのライターとはその後連絡が取れなくなり、今もって謎のままだ。

 東西線沿線が江東区・南の繁華街だとすれば、北の繁華街は、亀戸に尽きる。亀戸の街はJR亀戸駅を中心に、南北に走る明治通り沿いに延びている。

 特に、亀戸駅北側の細い路地には居酒屋やキャバクラが集まり、10年ほど前にはロシアンパブにフィリピン本◯エステなどがあった。その後も、本◯上等の大陸系エステが並んでいたが、3年ほど前にパッタリとそっち系の店は閉店してしまった。

かつてあったフィリピン本◯エステの廊下(写真はイメージです)

 

 錦糸町のエステの中国人ママに聞いてみると、

「ダッテ暇デショ。(住基)カードデ、ジェイキン(税金)取ラレルシ。国ニ帰ッテ商売シタ方ガ儲カルヨ、ハッハッハ」


 そう笑い飛ばすのだった。

 しかし、それでも亀戸には江東区唯一の店舗型ヘルスが残っていた。「男爵」である。その店は、繁華街とは路地を隔てたビルの中にポツンと入り、閑散としたビルの入り口に大きく「ヘルス OPEN 2F」と張り紙を出していた。

 

 以前から、亀戸の熟女ヘルスとして、また本ヘルとして、知る人ぞ知る店ではあった。しかし、容易に想像できてしまいそうな熟女レベルに、筆者も遊びに行くのには二の足を踏んでいたのだ。

 その足が向いたのは、2015年の冬のことだった。黒木瞳も美魔女も出てこないことは分かっていたが、はたしてどのレベルの熟女なのかを調べるべく潜入した。

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