筆者が残念だったのは、ダンサーが全員外国人だったこと。ここに若い日本人の女のコでもいれば、たちまち人気の店になり、そして、すぐにまた摘発されてもいただろう。
その店は数カ月後に閉店し、劇場は再開した。店にとっては危ない橋ではあったが、従業員とダンサーの給料を確保するための、最善かつ苦肉の策であったに違いない。2006年、その劇場も閉鎖となった。
現在、ストリップ劇場がある地域は、群馬県、埼玉県、東京都、神奈川県、静岡県、岐阜県、福井県、京都府、大阪府、愛媛県、福岡県のみ。興味があれば、観れるのは今のうちだ。
(写真・文=松本雷太)