ステージは幅2メートル、出べそ2メートル程度。高さも20センチ程度と低く、ダンサーはステージから客席に降り、飲みながら観ている客の目の前まで歩いてきては、テーブルに片足を乗せて股間を露出させる。
カラダのしなやかさや美しさを魅せるのではなく、体温や吐息、匂いまでも感じられそうな至近距離で、生のオッパイやオマ●コを堪能させてくれた。
アメリカ映画で観るような、ストリップバーと劇場の中間的な店だったが、調べると裏事情がわかってきた。
実はこの店、当時、水戸にあった某ストリップ劇場が営業停止となり、
その間に、臨時で開店した闇営業のストリップ小屋だったのだ。
そのせいなのか、劇場では2階にあったと言われる愛の小部屋は、残念ながらなかった。その代わりというか、トップレスの女のコが客の隣に座り、一緒に酒が飲めるようになっていた。
近くにいた常連と思しきジイさんの席にはおっぱい丸出しの外国人美女が座り、顔を寄せあいヒソヒソと内緒話で談笑しているのだった。
劇場でダンサーを至近距離で見れるのは、かぶりつきの最前列の客のみ。だがここでは、女のコの方から客席に来てくれ、しかも、目の前で見せてくれるわ、隣に座って乾杯できるわ、客にとっては嬉しいことづくめの店ではあった。