先週から、改元に絡め【平成の裏風俗】を懐かしむ年寄りチックな企画が始まったわけですが、10月くらいまではネタがありそうな感じ。昭和~平成にはそれだけ裏風俗が多かったということですな。
前回は誰も知らないような旧赤線地帯にあった本サロ(※)だったので、今回は、風俗好きならたぶん誰もが名前くらいは知っているであろう、横浜のちょんの間街・黄金町(こがねちょう)にトリップします。
※前回の記事↓↓↓
昨年来、何かにつけて「平成最後の」という冠を耳にするんだけど、安っぽく聞こえてしまうのは、ジジイになった証拠っすかね(汗)。事実、あと4カ月ほどで平成の世は終わり、新しい元号になるので間違いではないんだけど、どうもね…。
筆者が黄金町を知ったのは、エロ本の編集プロダクションに入った1998年頃のこと。その編プロの社長は人格が崩壊していて、女子高生にフラれると何日も会社に出てこなかったり、女子大生にフラれると勝手に台湾に傷心旅行に行っちゃったり、自分で買った本を社員(オレ)に返品に行かせるような(本の返品は通常ありえない)身勝手な人間でした。
この社長、記事は社員に書かせるくせに、おいしい取材は自分が行くというタチの悪さで、筆者は社長のメモを見ながら実際には見たこともない黄金町の風景を頭の中に描いては、潜入記を書いていたのでした(笑)。
実際に初めて黄金町を目にしたのは、それから1年半ほど後、フリー記者になってからのこと。京急の高架下にあったちょんの間が、路地の反対側に引っ越したあとでした。