【世界一周エロ旅】一発1200円! ジャカルタの貧困街置屋に潜入

■置屋のすぐ脇を通り抜ける電車

 目が慣れてくると、人影が見えるようになってきた。線路の間にテーブルが置かれて、酒盛りしている。

これ、電車が来たらどうするんだろう…。


 この線路は現在も使われている線路だ。つまり電車が通る。しばらく様子をうかがっていると、懐中電灯を振り回して何かを合図する男が現れた。遠くに電車の光が見える。

 近づいてきた電車はスピードを一切落とすことなく通りすぎていった。逃げ遅れたら確実に轢かれる状況だ。なんともワイルド。

酒盛り用のテーブルのすぐ横を通り過ぎる電車。

 

■貧困街置屋の女の子たち

 線路上は暗すぎて女の子の顔がまったくと言っていいほど見えない。そのため、時折やってくる電車の明かりを頼りに見た目を確認するしかない。

これで遊び相手を決めるのは厳しいな…。


 そう感じたぼくは、線路脇置屋のもうひとつのエリアに向かった。

 線路脇置屋には、文字通り「線路沿い」と、もうひとつ「線路から階段を降りたところにある通路」の二箇所がある。

 登ってきた方から線路を挟んで反対側の階段を降りると、そこは通路になっていた。狭い通路の脇に女の子が座っている。こちらの通路には照明がある。薄暗いことには変わりないが、線路上よりもマシ。女の子の顔は確認できる。

通路沿いに座る貧困街置屋で働く女の子。


 女の子の年齢は様々。若すぎるこから年増のおばさんまで幅広い年齢の女の子がいる。見ためもいろいろで、大半は可愛いとはお世辞にも言えないレベル。ただ、時折目を見張るレベルの女の子がいる。数はとにかく多い。線路上と合わせて何人いるだろうか。100人はゆうに超えている。

 歩いていると、女の子や客引きの男に腕をつかまれたり、かなり強引に勧誘される。絡んではくるものの、英語は一切通じないため会話にもならない。噂には聞いていたが、この雰囲気は初心者にはややハードルが高い。

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