もうね、マニア誌編集者としては、あんなことやこんなことと、いろんな企画が頭を駆け巡りましたよ。なので、
「あやめさん美人だし、ぜひいろいろと撮影させてくださいよ」
と、思わず前のめりになったんですが…。
「撮影していただくのは嬉しいんですが…実は私、人妻なんですよ」
えーーーッ? じゃあ、面接に行ってこいって言った彼氏ってのは?
「夫以外の…ご主人様です。彼氏の望むことはなんでもしたいんですけど、その…万が一、本当の夫にバレるとまずいので、顔出しだけはムリなんですよ」
なんとまぁ、ドMな人妻さんなんでしょうとビックリ仰天。当時、モデルを希望して電話をかけてくる女性の半分は人妻さんでしたけど、動機はお金、または欲求不満からくる好奇心。浮気相手の命令でエロ本出演を志願する人妻に会ったのは、この時が初めてでした。
(見た目はお洒落だし、とても変態には見えないよな…。どんなセックスするのか、考えただけで興奮するわぁ)
顔出しNGということで目線を入れなければならないのは残念でしたが、とにかく過激な写真が撮れそうだと、SMチックなハメ撮りをお願いすることにしたんです。
で、撮影当日。あやめとふたりでラブホテルにイン。
「いつも彼氏にしてるように、チ●ポしゃぶってみてくださいよ」
「あぁ、恥ずかしいです」
手始めのフェラから淫乱度MAX。玉から竿を何度も往復し、唾液たっぷりになったところで亀頭を咥えてジュルジュル、ジュッポン。変態彼氏に仕込まれた匠の舐め技を繰り出すなど、期待以上のエロさを披露するあやめ。
しかし彼女、撮影の合間に、ちょいちょい面倒くさいお願いをしてくるんですよ。それというのが…。
「彼氏に写真を送らなきゃいけないんですけど、お願いできますか」
と、携帯を僕に差し出すんですわ。で、カメラ目線のフェラを携帯カメラでパシャリ。すると、あやめはポチポチポチとメールを打って、写メールで彼氏に送信…。これをちょいちょい手伝わされるんですわ。