アイドル・シーンにはむしろ新しい文化が生まれている~2018年アイドル・ポップス・ベスト10


10位:天晴れ!原宿「センチメンタルプリズム」

 「パレリラパレリラ/センチメンタルプリズム」収録曲。CY8ERやキズナアイへ楽曲を提供し、今や中田ヤスタカからも注目を浴びるYunomiの作詞作曲による傑作。メランコリックなメロディーと、ドロップにおける下品なほどのヴォイスのサンプリング。このセンスはそうそう真似できない。ここでは東雲しの卒業公演で撮影したライヴ映像を貼る。


次点:中川美優「0.2mlの割り物」


 日本武道館公演も行ったまねきケチャの中川美優のソロ曲。彼女自身が作詞した肝硬変予備軍ソングながら、最終的にはラヴソングとしていい感じに着地しており、下戸の私の胸にも響く。ある種のマジックがここにはある。


次点:空野青空「DDD」


 「Beginning」収録曲。トラックが3分過ぎからベースミュージック化する。空野青空の楽曲では「WAになって、ベリチョコステップ!」もフロアアンセム化しているが、制作のTOKYO LOGICはそうなることをよく予想できたなと感心してしまう。

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