――さくらチャンが風俗入りを決意した理由って何なの?
さくら:学費のためですね。
――何系の専門学校なの?
さくら:美容系です。いろいろとお金がかかって大変で…。
――なるほどね。美容系は資格を取るのも大変だけど、就職した後も給料が安いってよく聞くけど…。
さくら:そうなんですよぉ。でも、就職したら風俗はやめるつもりなので、学生のうちだけ働く予定なんです。
――ほほう、偉いなぁ。毎日学校には行ってるの?
さくら:もちろんです。今日も夕方から学校に行きますから。
――えっ? このお仕事の後に学校なの? それはかなりハードだね。
さくら:はい。でも、子供のころからの目標なので、頑張るしかないですね。
きちんと将来のビジョンを持っているさくらチャン。幼い顔立ちに油断していた筆者は、彼女の大人びた発言に驚かされた。
――入店して1か月ということだけど、繰り返しさくらチャンを指名してくれるお客さんも増えてきたかな?
さくら:はい。おかげさまで何人かいらっしゃいますね。
――どんな人が多いの?
さくら:んー、年齢も職業もいろいろです。既婚者もいますし…。
――そういうお客さんたちって、さくらチャンのどこにハマってるのかな?
さくら:よく言われるのが「会話が弾む」ってことですかね。私もおしゃべりが好きなので、いつも楽しく過ごしてます。
――いわゆるフィーリングが合うってやつだね。さくらチャンって、誰とでもすぐに仲良くなれるタイプでしょ?
さくら:そうかもしれないですね。
――きっと、そういうところがウケてるんじゃないかな?
さくら:フフフ。そうだといいんですけど。
初対面だというのに、古くからの知り合いのような距離感で語りかけてくるさくらチャン。これは計算してできることではなく、やはり天性のものだろう。
アラフォーやアラフィフのおっさん世代が、フレンドリーに接してくれるピチピチ娘にハマっても何らおかしくない。